ニューヨーク・ブルックリンにあるオーガニックスーパー「ホールフーズマーケット」は、ニューヨーク産の製品が800種類以上も売られていて、日本のスーパーでは見かけない珍しいものもちらほら!今回はウィリアムズバーグ店の様子と共に、お土産にもおすすめのアイテムもご紹介します。
この記事の目次表示
ホールフーズ・ウィリアムズバーグ店とは?
アメリカではオーガニックスーパーマーケットの草分け的存在「ホールフーズマーケット」。2016年10月にオープンしたブルックリンのウィリアムズバーグにあるホールフーズは、店舗は地上1階と地下1階の2フロアからなり、ニューヨーク産やブルックリン産の製品が多く取り揃えられた、ニューヨークローカルの魅力がたっぷり詰まった店舗です。
1階はコーヒーが買えるカウンター、飲み物やピザ、お寿司などが買えるフードコーナー、イートインコーナー、レジがあり、地下1階は食料品や雑貨などが売られています。トイレも地下1階にあります。
COVID19のため、2020年12月現在、営業時間は8:00から22:00までとなっており、リスクが高い(または障害のある)60歳以上のカスタマーに関しては、金曜日の朝7時から8時までの高齢者限定の営業時間帯に利用するようになっています。
お店の中はニューヨーク愛を感じる品揃えといい、ブルックリンらしいお洒落な什器やディスプレイなど見所がいっぱい!筆者もお気に入りのスーパーの魅力を、早速ご紹介していきましょう。
【1】ニューヨークブランド「LOCAL」
全米で400店舗、ニューヨーク市内には14店舗(2020年12月現在)あるホールフーズですが、一番の特徴は「地産地消」の取り組みとして、ニューヨーク産の商品には「LOCAL」と書かれた赤いPOPの表示があり、オーナーの写真やメッセージとともに商品が紹介されていることです。
ブルックリンで一番有名なクラフトビールと言えば、「ブルックリンブルワリー」のビールですが、設立者のスティーブ・ヒンディ氏とブリューマスターのギャレット・オリバー氏もPOPの中で微笑んでいます。
お土産はぜひニューヨーク産のものを買いたい!と思っている方にとっては、この「LOCAL」表示があることで探しやすいですし分かりやすいですよね。笑顔のオーナーたちの写真を見ているだけでも「どんな商品なんだろう?」と興味が湧いて、購買意欲をそそられます。
①ブルックリン発のリップクリームをお土産に!
コスメティックコーナーのLOCAL売り場で見つけたブルックリン発「Brooklyn Bee Balm」のリップクリームは、有機エッセンシャルオイルと栄養価の高いビタミンE、生の蜜蝋、有機ヒマワリとココナッツオイル入り。無色でマット仕上げのリップクリームは、ほのかな香り付きのラベンダーとミントの2種類。女性だけではなく男性へのお土産にもオススメです。
②ダイエットにはオーガニックなエナジーバーで!
ヘルシー志向のニューヨーカーに人気のエナジーバー「Jobes Bar」は、ダイエットに高い効果があるスーパーフードの「チアシード」がたっぷり入っているのでおすすめ!チアシードは、水分を含むと膨張するので、食べた後の満腹感がすごくあり、その上栄養価も高く、たんぱく質、ミネラル、ビタミンB群、食物繊維、α-リノレン酸が豊富に含まれています。
オーガニック素材だけで作られた、酸味の効いたハンドメイドのエナジーバーは食べ応え抜群です!
③日本人オーナーが手がけるブルックリン産の和風ドレッシング
ドレッシング売り場では、日本人オーナーが手がける、新鮮な食材と風味にこだわった和風ドレッシング「Momo Dressing」を発見!生姜、ゆずハラペーニョ、紫蘇、胡麻など、日本らしいフレーバーが揃っています。健康志向派のニューヨーカーの間では、ドレッシングもカロリーが低めのヘルシーな和風テイストがトレンドです。
【2】飲んでみたい!搾りたてジュースメーカーやフレッシュミルクメーカー
地下1Fには、日本のスーパーではなかなか見かけない、セルフサービスでできるジュースメーカーやミルクメーカーが設置されています。アメリカで市販で売られているジュースやミルクは賞味期限が長いので、保存料や添加物が気になる方も多いかと思いますが、搾りたてのジュースや作りたてのミルクを自分で作れるなら安心して飲めて嬉しいですね。
①搾りたてオレンジジュースメーカー
マシーンの上部には、たくさんのオレンジがセットされていて、ジュースを入れるための空のボトル(4.99ドル/約523円)が用意されています。ボトルを注ぎ口にセットし、オレンジ色のボタンを押すと、オレンジがマシーン内で割れられてギューと絞られ、100%フレッシュオレンジジュースがボトルに注がれる仕組みです。
②新鮮!アーモンドミルク&オートミルクメーカー
ヘルシー志向な人向けの植物由来のミルクがニューヨークでは人気ですが、「NuMilk」というブランドが手がけるミルクメーカーがホールフーズには設置されています。その場でアーモンドミルクやオートミルクが作れてしまうというすごいマシーンです。
原料から直接作れるので、保存料なども使用せず、体にも良い栄養価が高いミルクを作ることができます。30秒くらいで作りたてのミルクがボトルに注がれます。32oz(約946ml)のボトルで4.99ドル(約523円)です。
【3】パン売り場の什器はこんなにお洒落!
1階入り口付近にあるコーヒーカウンター近くには、まるでアパレルショップのアクセサリー什器のようなケースの中に、美味しそうな大きめのドーナツやデニッシュがいっぱい。引き出しになっているので外気に触れずに衛生的ですし、トレンド発信地と言われるブルックリン・ウィリアムズバーグにあるスーパーマーケットらしいオシャレな演出で、ドーナツがより美味しそうに見えます。