佐渡へ行くには、船で渡りますが、どの船に乗るか悩むところ。アクセス方法も色々ありますが、一番人気で便利、出航数も多い新潟港⇔両津港のアクセスで、乗る船のタイプや座席など、いろいろ比べながら楽しみ方もご紹介します。
この記事の目次表示
まず、車はどうする?
佐渡へ渡る際、車をどうするかが1番悩むところです。路線バスは運行していますが、観光スポットへのアクセス、便利さ、自由度を考えると、現地では車での移動が断然お勧めです。
カーフェリーで自家用車を持ち込む場合は、3m未満の車両で往復26,320円です。これには、1名分の2等運賃が含まれています。
現地でレンタカーを借りる場合は、軽自動車を24時間レンタルした場合、¥8,580(保険料、ガソリン、税別途)程度から。ニッポンレンタカー、佐渡汽船観光、アイランドレンタカーなどがありますので、各公式サイトでご確認ください。
新潟港に車を駐車して佐渡へ行く場合の駐車料金は、上限で¥800です。
佐渡へ渡る船は2種類
佐渡までかかる時間は?
- 出典:www.sadokisen.co.jp超高速走行(時速80km)のジェットフォイル「すいせい」
- 出典:www.sadokisen.co.jp優雅に進むカーフェリー「ときわ丸」
佐渡へ渡る船には、高速のジェットフォイルと、車も乗せられるカーフェリーがあります。カーフェリーは1日5~6便で、新潟港から両津港まで2時間半かかります。ジェットフォイルは1日7~9便、65分で到着します。
往復料金は?
- 写真:Olive1等船室・イス席
- 出典:www.sadokisen.co.jp2等船室・ジュータン席
- 出典:www.sadokisen.co.jp2等船室・イス席
次に気になるのは、料金ですね。カーフェリーは、客室によって料金が設定されています。
大人一人当たり往復1等10,040円、2等5,920円となります。1等と2等では、それぞれ、椅子席やジュータン席など好みや用途により選べるようになっています。ゆっくり静かに、かつ席も確保したい方は1等がお勧め。グループで和やかに過ごしたい方、費用をおさえたい方は、2等で十分です。
ベッドルーム付きの特等室やスイートルームなどもありますので、予算や人数、お好みに合わせてお選びください。
ジェットフォイルの料金は、往復13,490円で椅子指定席となります。ただし、近年の原油高騰につきフェリー、ジェットフォイルのどちらにも一人当たり、燃料油価格変動調整金¥800が加算されます。
予約について
カーフェリーは1,500~1,700人の収容なので、オフシーズンなら当日窓口購入でも大丈夫そう。ただしGWや年末年始、夏&冬休みは大変混雑するので、予約をお勧めします。
ジェットフォイルは収容人員が250人と少ないため、予約は必須です。
大人数を収容できるカーフェリーでも、混雑時は通路や階段まで、人で溢れかえっています。混雑が予想される場合は、早めに1等の指定席を予約するのも一つの方法です。少しの差額で、ゆったり過ごせるので快適です。180度リクライニング式、スピーカー内臓のチェアで、毛布も無料貸し出しです。
指定席は、電話またはインターネットで3ヶ月前から予約ができます。
ワンポイントアドバイス
カーフェリーには、おけさ丸とときわ丸があり、船室や設備にも違いがあります。往復で乗る船を変えてみるのも楽しいでしょう。
カーフェリーで2等にする場合は、毛布がレンタルできるので、枕代わり、ひざ掛け、場所取りなどの点からもレンタルをおすすめします。
- 出典:www.sadokisen.co.jpジェットフォイル「つばさ」
ジェットフォイルは、最高時速80kmで海の上を滑ります。往復どちらかをジェットフォイルにして、高速体験するのも楽しいでしょう。人間だけジェットフォイル、車だけカーフェリーで後から、といった組み合わせもできますので、興味のある方は公式HPでご確認ください。
◎カーフェリー
就航便数(1日):5~6便
片道時間:2時間30分
収容人数 :1,500~1,700人
料金(往復):1等 10,040円 2等 5,920円
就航便数(1日):7~9便
片道時間:65分
収容人数 :250人
料金(往復):13,490円(椅子指定)
船旅を楽しもう
カーフェリーとジェットフォイルの違いを説明してまいりましたが、せっかくですからカーフェリーでゆっくり船旅を楽しんではいかがでしょうか?
乗船時間は2時間半あるので、展望室からの景色を堪能したり、晴れていれば甲板に出て、ちょっとした船旅気分も味わえます。売店でスナック菓子を購入し、かもめに餌をあげることも可能なので、お子様連れなら喜びそうです。
また、スナックコーナーで軽食を頂いたりしていると、ジェットフォイルと比べてゆっくりと言っても、あっという間に着いてしまいます。売店では佐渡のお土産などが購入できるので、復路用に事前にリサーチしておくと良いですね。参考までに、ジェットフォイルには売店や自販機などは設置されていません。
最後に
佐渡は風光明媚で、見どころが大変多い島です。車もさほど多くなく、道路も整備されているので、レンタカーまたは自家用車で、のんびりドライブを楽しむのに最適ですよ。
- 佐渡汽船新潟港旅客ターミナル
- 新潟市 / 駅・空港・ターミナル
- 住所:新潟県新潟市中央区万代島9-1(新潟港)地図で見る
- 電話:025-245-2311(佐渡汽船新潟支店)
- Web:http://www.sadokisen.co.jp/