日本人に依然として大人気のディスティネーション・ハワイ。ワイキキビーチやショッピング、オプショナルツアーの参加も良いけれど、2度目以降のハワイは敢えて「定番」をはずしてみませんか?運転出来なくても大丈夫!ローカルの便利な足 The Busで行くハワイの海と空と大地に癒される1日を提案します。
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1.まずは食料と水を調達
これから行く所は観光地化されたビーチでもなければ、ランチ付きの便利なオプショナルツアーでもありません。十分な水と食料を調達しましょう。
ワイキキ周辺にはテイクアウト出来るお弁当屋さんも何軒かあります。ぜひハワイの青空の下で食べるのにぴったりなメニューをチョイスしましょう。日本食なら「おにぎり」なども販売されていますよ。
飲み物を買えるお店や自販機もありませんので、ちょっと重いですが水は多めに用意しましょう。特に夏はあっという間になくなってしまいます。
2.クヒオ通りからThe Busで出発!
カラカウア通りから1本山側に入ったクヒオ通り。最寄りのクヒオ通りのバス停から22番のシーライフパーク行きのバスに乗ります。シーライフパーク行きのバスは平日なら約1時間に1本、土日祝日なら約30分間隔で運行しています。終点のシーライフパークまでは、約1時間ほどかかります。
The Busは観光客の皆さんにとっては、ワイキキ中心部の移動やアラモアナショッピングセンターに行くくらいしか馴染みがないかもしれませんが、ローカルにとってはオアフ島のあちこちを走るとても便利な足です。
同一方向ならどこまで行っても大人$2.50、子供(6歳以上$1.25です。あらかじめトランスファーチケットをもらっておけば、同一方向なら指定時間内なら追加料金無しで乗り換え出来る「使える」交通手段です。ただし、運転手によってはお釣りがないこともあるので、帰りの分も含めた小銭をお忘れなく。
The Busに乗ると、ローカルの生活を垣間見ることが出来ます。ハワイはお年寄りや小さな子供連れに優しい場所です。優先座席に座っていなくても、お年寄りが乗り込んでくれば、ごく自然に席を譲る風景が見られます。車椅子が乗り降り出来るスロープや車椅子用の座席もあり、ここが誰もが安心して暮らせる場所なのだと実感できます。
3.終点・シーライフパークで下車し、ローカルビーチ&パワースポット巡り
ワイキキ中心部から1時間ほどバスに揺られるショートトリップ。ダイヤモンドヘッド、ハワイカイを抜け、終点シーライフパークで下車します。シーライフパークは日本人にも人気のウォーターアミューズメントパークですが、今回の目的は逆方向。シーライフパークを背に道を渡ると、最初の目的地の目印である大きな建物が見えてきます。
真っ青な海を望む「マカプウビーチ」
この建物は、サーファーの聖地「マカプウビーチ」の更衣室とトイレです。マカプウビーチ以外には、少し歩いたベイビーマカプウビーチに簡易トイレがあるのみなので、トイレはここで済ませると良いでしょう。男女共用のシャワーもあります。
マカプウビーチは波が高く泳ぐのには不向きですが、右上にはマカプウ灯台、正面には真っ青な海を望む絶景ポイントです。テーブルやベンチもあり、ローカルが好んでピクニックする場所なので、サーファー達を眺めながらここでランチをとりましょう。
パワースポット「マカプウヘイアウ」&「タイドプール」
マカプウ灯台を背に坂道を下ると、右手にハワイのパワースポット「マカプウヘイアウ」が見えてきます。
他のどの場所とも違う厳かな雰囲気で、ここがパワースポットであることを感じることが出来ます。大小様々な形の岩が並んでいて、訪れた人達がパワーを感じとった岩にレイをかけて行きます。
マカプウヘイアウをさらに進むと、タイドプールが見えてきます。タイドプールとは海中に岩や珊瑚礁などで自然に造られたプールで、ローカルには昔からここに浸かると身体の不調が治ると信じられてきました。ビッグウェーブの海の中でまるで守られているかのようにそこだけが静かな場所です。
満潮時に現れるタイドプールに浸かっていると、心身共にリフレッシュ出来るような気がします。
ファミリー向け「ベイビーマカプウビーチ」
幾つかのタイドプールを抜けると、マカプウビーチより波の穏やかなファミリー向けのベイビーマカプウビーチに到着します。私達の訪れた金曜の午後はBBQをするローカルの家族連れで賑わっていました。
正面にはグラデーションの美しい海、横にはタイドプール、後ろには美しくそびえ立つ緑深い山。自然に抱かれながらの海水浴は、一味違ったハワイの思い出になるでしょう。
4.ワイキキへ
存分に遊んだ後は、The Busでワイキキへ。行きと同じ海岸沿いのルートまたはアラモアナショッピングセンターを経由する内陸を走るルートが選べます。
アラモアナショッピングセンターで途中下車して、腹ごしらえしてワイキキに戻ることも出来ますよ。その際、トランスファーチケットをもらうのを忘れないでくださいね。
おわりに
ハワイにはまだまだ観光地化されていない素敵なビーチがあります。あなただけのお気に入りビーチや新たなる絶景を探すハワイの旅はいかがですか?