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女坂
こちらが女坂の様子。適度に整備された歩きやすそうな登山道です。
少し登ると分岐が現れます。まずは「大堂(女坂)」を目指しましょう。このあともいくつか分岐が現れますが、必ず案内板があるので「大堂」、「高麗山」または「湘南平」と書かれた方面に進みましょう。
しばらく道なりに歩いていきます。階段も作られていて、しっかり整備されたコースです。
時折、ゴツゴツした岩が広範囲にわたって露出している道もあります。持っていればトレッキングシューズで歩くほうが、体への負担も少なく安全です。
高麗山頂上
山道らしからぬ、石を積み上げて作った頑丈そうな階段を登っていくと、すっきりとした広場に出ます。周りは適度に緑が茂り、葉の隙間から空の色が見え隠れします。
この広場のはじっこに「高麗山 標高167.3m」と書かれた案内板が建っています。神社の入り口からここまでおよそ30分ほど。あっという間に登頂です!
写真を撮りながら、相当ゆっくり歩いてきたにもかかわらず、あっという間についてしまった感じです。ちょっと拍子抜けするほど。
- 高麗山
- 大磯町(中郡) / 自然・景勝地 / 桜の名所 / ハイキング
- 住所:神奈川県中郡大磯町高麗地図で見る
- Web:http://www.town.oiso.kanagawa.jp/isotabi/taiken_as...
八俵山へ
広場の左奥にハイキングコースは続きます。
坂道を下っていくと、橋が現れます。
橋から下を覗いてみると、山の段差を埋めるために作られた様子がわかります。
橋からは、また上り坂が始まります。山の背骨のような細くてしっかりした道を通っていきます。
さらにもう一つの橋が。
この橋を渡って、しばらく平坦な道を歩くと、休憩用の台が設置された小さな小さな広場にでます。
ここ、高麗山の横の山である「八俵山(はっぴょうやま)」の頂上です。標高160m。
先ほどの高麗山の頂上からたった10分ほどです。近い!!こんなにあっさり着いていいの?と疑うほどの距離です。
浅間山へ
さて、次なる山「浅間山(せんげんやま)」に向かって歩を進めます。浅間山へ向かう道は、今までの山々とは少し景色も変わって、木々よりは草木の多い印象です。
隣接した山であるにも関わらず、高麗山は典型的な山道といった道、八俵山は橋の先に続く背骨のような道、そして浅間山は背の高さより低い草木が多い道と、山によって特徴が異なるのが面白いですね。
山道のような起伏よりも平坦さが目立つ山のようです。平地が多いので、空が開けているのも他の山々と異なります。
あるいて15分ほど。山頂が近づいてきたのか、平地から傾斜が目立つようになります。
案内板に誘導されるまま進んでいくと、先ほどよりも小さな小さな広場に、休憩用のテーブルとイスが設置され、その奥に「浅間山 標高181.3m」の案内板が!
ここも非常に近いです。山頂から山頂まで筆者の実測では高麗山~八俵山10分、八俵山~浅間山15分でしたが、体感ではもっと短く感じます。早い人だと山と山の間を5分程度で歩いてしまうそうなので、本当にあっという間ですね。
湘南平へ
浅間山山頂から、適度なアップダウンを繰り返すこと10分。またまたあっという間に「湘南平」に到着です。
ずばーんと開けた広場です。ここには、売店、レストラン、休憩スペースなどがあります。本日のゴールとも言える地点。
なんといってもここからの景色が素晴らしく、眼下には海原と街並みが広がります。目の前に海があるので、登山にもかかわらず、潮風香る景色で、湘南アルプスならではといった空間です。
湘南平には景色を十二分に楽しめる展望台が2つもあります。一つ目がテレビ塔。小さな東京タワーといった容貌で、階段で登ることができます。下から2段目の白い部分まで登ることができます。
こちらがテレビ塔から見た景色。街並みがよりくっきり見えますね。
もう二つ目は、レストランや売店のある建物。テレビ塔の真逆側にあります。この屋上が展望スペースになっています。
こちらは、まだまだ続く山々を近くに感じることができる景色ですね。何層にも波のように重なった山々にびっくりさせられます。
おわりに
さあ、十分堪能したら、そろそろ帰るとしましょうか。レストランや売店のある建物に向かって、左側に帰り道があります。
この先は、「大磯駅」と書かれた案内板の表示にしたがって帰りましょう。
いかがでしたか?海のイメージが強い湘南にも、山々を渡るハイキングコースがあるんです。目前の海と山の景色を一度に楽しめるのも湘南ならではですよ。
ぜひ、景色を楽しみに散策に来てみてくださいね。