藤沢市

絶対後悔させない!湘南【江の島】の超詳しい観光&時間ガイド

取材・写真・文:

神奈川在住
訪問エリア:47都道府県

2021年1月19日更新

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湘南を代表する観光スポット「江の島」。どメジャーな観光スポットですが、意外にもガイドブックでは紙面の都合からか、江の島の見どころを収めきれていないんです。実際にガイドブック片手に訪れる人の中には「意外と広い・・・」との声をもらす人も。本記事では、湘南に住む筆者が江の島の見どころを完全ガイド!実際に巡った時間と共にご紹介するので、江の島観光のシミュレーションができちゃいます。気ままな一人旅、お友達同士でワイワイと、絶対失敗できないデートに、江の島の観光の仕方を完全レクチャーします。

この記事の目次表示

江の島ってどんなところ?

湘南のシンボル「江の島」

江の島は、神奈川県藤沢市にある小さな島で、いわゆる「湘南」地域にあります。湘南を代表する観光スポットで、連日多くの観光客が訪れます。湘南というおしゃれなイメージから、関東のデートスポットの定番でもあります。数々の映画やドラマ、アニメの舞台にもなっていますね。

江の島のそばの海岸線には、春夏秋冬を問わず、沢山のサーファーが早朝から訪れます。そのため、サーフィンのメッカというイメージも強いですね。日本のサーフィン発祥の地とも言われています。

龍と天女伝説の江の島

江の島は、実は島そのものが霊場なんです。江の島の神秘性に惹かれて、古くから著名な高僧が訪れています。おしゃれな湘南のイメージが強いので、「霊場」ということを知ってビックリする人も。

そんな霊場、江の島に伝わる伝説をご紹介しましょう。

むかしむかし、頭が5つもある、凶暴な龍が住んでいました。この龍は、周囲に住む人々を食べる「人食い龍」でした。そんな龍におびえながら暮らす人々を見かねて、ある日、空から天女が舞い降りてきます。

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhoto江の島の龍

天女は、何もない海に降り立ちようとしました。すると海から大きな音とともに島が出現したのです。これが江の島です。

江の島に降り立った天女を見て、龍はビックリ!天女があまりにも美しかったので、龍は天女に一目ぼれし、なんと天女にプロポーズします。しかし、この地の人々に恐怖を与えていた龍を天女は当然のことながら受け入れはしません。

天女にフラれた龍はショックを受けて、改心しようと決意します。今まで人食い龍として恐れられてた龍は、こんどは懸命に人々のために尽くしました。その姿を見て、天女も龍を許し、プロポーズを受け入れて結婚したのです。

でも、人を食べることを止めたからか、龍はどんどん衰弱していきます。龍は「私は山になって、この地を見守っていきます」と言って江の島の対岸にある「龍口山」に姿を変えました。

ということで、江の島には、天女と龍にまつわる神社やスポットが多いんです!それではさっそく江の島観光スタートです!

江の島
藤沢市 / パワースポット / 女子旅 / 島・離島 / 縁結びスポット
住所:神奈川県藤沢市江の島地図で見る
Web:http://www.fujisawa-kanko.jp/spot/spot01.html

竜宮城!?江の島の駅はこんなところ。[9:30-9:40]

江の島に電車でアプローチするには、小田急線や江ノ電など複数のルートがあります。(アクセスの詳細は、藤沢市観光課のHPをご覧ください。)

今回は、小田急線の「片瀬江ノ島駅」からスタート!現在の時間、AM9時半です。

複数のアクセス方法があるなかで、この駅を選択したのは理由があります。なぜかというと、とーってもインパクト大のデザインだからです!

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhoto片瀬江ノ島駅

どうです!?どうみても「竜宮城」ですよね。誰しも「竜宮城」と一目でわかるルックス。駅でこんな突き抜けたデザインのところって、そうそうないんじゃないでしょうか?

冒頭でご紹介したとおり、江の島は龍にまつわる伝説が残る地なので、このルックスはうなずけますね。初めてこの駅を見る人は、みんなびっくりして写真を撮っています。ということで、まずはここで記念撮影ですよ!

まずはお得なチケットをゲット![9:40-9:50]

江の島を満喫するために、まず手に入れておきたいのが「江の島1dayパスポ-ト」、通称「eno=pass(エノパス)」です。大人1,000円で江の島の主要な施設の入場料が含まれ、かつ協力加盟店の割引も受けられる超お得なチケット。

これから向かう&利用する施設の以下料金(大人)が含まれています。

・工ス力ー(有料のエスカレーター): 360円

・サム工ルコッキング苑:200円

・シーキャンドル(江の島灯台): 300円

・岩屋(江の島の奥にある洞窟): 500円

合計1,360円が1,000円になり、かつ観光施設を1日何回でも利用できちゃうという、すごいチケット。これから向かう「片瀬江の島観光案内所」でゲットできます。

行き方は、さきほどの竜宮城の駅から、橋を渡ってすぐ右に観光案内所があります。

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhoto駅前の橋
  • 写真:えいぶゆう/TossyPhoto片瀬江の島観光案内所

1,000円お支払して、チケットをゲット!ついでにマップもゲットしましょう。

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhotoチケット
片瀬江の島観光案内所
藤沢市 / 観光案内所・ビジターセンター
住所:神奈川県藤沢市片瀬海岸2-20-13地図で見る
Web:https://www.fujisawa-kanko.jp/info/tourist_Informa...

江の島弁天橋で潮風と富士山を楽しむ[9:50-10:10]

チケットをゲットしたら、いよいよ江の島ヘ!観光案内所の真後ろに道があります。少し地面にもぐるような通路を抜けていきます。

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhoto観光案内所後ろの通路入り口

通路の壁には、江の島が描かれた浮世絵が。古くから絵に残したい!と思われるほど、印象的な風景だったんでしょうね。

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhoto浮世絵

地上にでると、まーっすぐ続く道が。奥に山のように見えるのが江の島です。

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhoto江の島へ続く道

両サイドに立派な石灯籠が。この灯籠、立派な装飾が施されています。ご覧ください!龍ががっちり巻き付いています。鱗の一つ一つまで丁寧に彫られた、繊細かつ力強い灯籠ですよね。江の島に伝わる龍の伝説を模したものなんです。

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhoto石灯籠

ここを通ると、潮風が勢いよく顔に当たってきて「あ、海に来てる!」と実感します。頭上を見ると、ヒッチコックの映画「鳥」的な勢いで、沢山のトビが頭上を旋回しています。これ全部トビですよ!

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhotoトビ

実は湘南一帯はトビが非常に多く、食べ歩きなんかしていると、頭上から「さーっ」と食べ物を狙って飛びかかってきます。危ないので、路上には「トビに注意」の看板が。

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhotoトビに注意

上もすごいですが、前を見るとついに江の島がキレイに見えてきました!障害物も少なくなり全貌がお目見えという感じです。

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhoto江の島弁天橋から見た江の島

トビに注意しながら橋の真ん中ほどにいき、右を見てください。天気が良ければ、ほら!富士山が見えますよ。

みんな富士山をバックに、橋の中腹で立ち止まって自撮りです。ここでも記念撮影!

湘南モーニング[10:10-10:50]

さて、ここで少し遅めですが、江の島モーニングといきましょうか。実はこの時間に朝食をとるのは、作戦があるからなんです。

江の島は海鮮グルメのお店がたくさんあるんですが、お昼時はどこも行列ができて、お店前でかなりの時間を待つことも。どのくらいのレベルかというと、人気店だと週末は100組待ちなんてこともザラ!!いったい何時間待てば、お昼にありつけるのか想像もつかないレベルです。

というわけで、一番混雑するお昼時を避けて遅めにご飯を食べる作戦なのです。なので、朝食も遅めというワケ。

今回お邪魔したのは、「Aloha Beach Cafe 江ノ島」です。

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhotoお店外観

多くのメディアで紹介された超有名店。店内はベージュと白の内装で、落ち着いた雰囲気。天井には、扇風機がゆるゆるとまわっていて、ゆったりとした南国リゾートという感じです。

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhoto店内

ここの一番人気は、こちらのふっかふかのマカダミアナッツソースパンケーキ、1,500円です。ふかふかなのに、モチモチしていてWで触感を楽しめます。上にかかっている白いクリームは、その名の通りマカダミアナッツソース。ナッツの香ばしさと、ほのかに感じる塩っ気が、程よいアクセントとなって、夢中で食べちゃえますよ。

  • 写真:えいぶゆう/TossyPhotoマカダミアナッツソースパンケーキ
Aloha Beach Cafe 江ノ島
藤沢市 / カフェ・喫茶店 / パンケーキ
住所:神奈川県藤沢市江ノ島1-6-8地図で見る
電話:0466-47-7794
Web:http://alohabeachcafe.com

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旅はいつも心のまんなかに
知らない土地、知らない文化、知らない人。知らない何かがいつも自分の心を広げてくれます。広がったその先を見てみたい。その探求心や好奇心はそのまま「旅」として、いつも心のまんなかにあります。

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