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【ポーランド】陶器の街ボレスワヴィエツで絵付け体験と街散策!

取材・写真・文:

チェコ在住

2017年11月11日更新

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ポーランドの西部シロンスク地方、ドイツとの国境近くに位置する小さな街、ボレスワヴィエツ。ここでは、ポーリッシュポタリーと呼ばれる陶器の生産が盛んです。可愛らしい陶器の魅力がたっぷりと詰まったボレスワヴィエツは街並みも可愛らしく、お洒落で美味しいレストランもあります。同じくポーランドの都市ヴロツワフから電車で1時間半、日帰りで訪れることができます。

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ポーリッシュポタリーについて

  • 撮影:みつはる

コバルトブルーを基調とした可愛らしいパターン柄とオーブン、電子レンジ、食洗機でも使える機能性から、近年日本でも注目を集めている陶器、ポーリッシュポタリー。ポーリッシュポタリーとは、ポーランドの小さな街、ボレスワヴィエツで作られた陶器のことを指し、現地では「ボレスワヴィエツ陶器」と呼ばれています。

マヌファクトゥーラ陶器工房で工房見学と絵付け体験

ボレスワヴィエツ陶器の工房は市内に25箇所あり、筆者が訪れた「マヌファクトゥーラ陶器工房」では、生産した陶器の80%がアメリカ、中国、日本などの海外に輸出されているそうです。この工房は見学が可能で、絵付け体験も楽しめます。

職人のすぐ間近で制作の工程を見学

  • 陶器工房見学 型作り
  • 陶器工房見学 整形

左の写真、右側に積み上げられているのが陶器の型です。作業台では職人が土を型に入れ、特殊な機械で陶器の形を作っていきます。職人の頭上に取り付けられた鏡に写る手元を見学出来ます。

右の写真は、素焼きの状態の陶器を滑らかな肌触りに整える工程です。左に並ぶ陶器の手前側が作業前、奥側が作業後の状態です。

  • 陶器工房見学 点検/絵付け

整えられた陶器は800度で焼かれ、冷まされます。左上の写真の陶器は冷まされている過程で、まだ湯気が出ていました。

その後、点検の工程に入ります。基準に満たない陶器は右上の写真のようにまとめられ、再利用されます。

絵付けの工程では、左下の写真のような作業台で女性たちがスポンジのスタンプや絵筆を器用に用いて可愛らしく装飾していきます。陶器の裏側には右下の写真のように絵付けした職人のサインが入ります。

  • 陶器工房見学 絵付け後
  • 陶器工房見学 釉薬

左の写真は絵付け後の状態です。紫の絵の具は陶器完成時にはコバルトブルーに変色します。その後、右の写真のように釉薬に浸され、1,250度で再度焼かれます。

こうして沢山の職人の手を渡ってひとつひとつ手作りの、温かみのあるポーリッシュポタリーが作られるのです。

予想を上回る難易度!絵付け体験

筆者は絵付け体験に挑戦しました。

  • 絵付け体験 筆者の作品

スポンジのスタンプで絵の具をつけていくのですが、工房見学で見た絵付けの職人さんの手元からは想像出来ないほど難しく、陶器の貴重さを実感しました。

心ゆくまでお買い物

工房にはショップが併設されており、日本で買う場合の1/2~1/3程の価格で購入することが出来ます。

  • 撮影:ゆうみ

豊富な柄、形のバリエーションに目移りしてしまうことでしょう。アウトレット商品が並ぶ棚もあり、表示価格から30%オフとなっています。

  • 陶器(小)左:41ズウォティ(約1,230円)右:31ズウォティ(約930円)ワインコルク:13ズウォティ(約390円)

自分のお気に入りのデザインを見つけてみて下さい!

工房へのアクセス

  • ショップ 入口

工房までは、ボレスワヴィエツ駅前に停まっているタクシーで5分程、15ズォティ(約450円)で到着します。工場見学と絵付け体験は事前にホームページから予約が必要です。

絵付け体験は、体験後、焼く場合には受け取りまでに3日間必要です。郵送はポーランド国内のみとなっています。

マヌファクトゥ―ラ陶器工房
ポーランド / 体験・アクティビティ / 雑貨・インテリア
住所:ul. Gdańska 30 59-700 Bolesławiec地図で見る
電話:75 732 20 62
Web:http://polish-pottery.com.pl/en/manufactory/

陶器の歴史を学べる陶器博物館

ボレスワヴィエツ駅近くには陶器博物館があり、陶器の歴史を学ぶことが出来ます。

  • 陶器博物館 外観
  • グレイト・ポット

右の写真は「グレイト・ポット」と呼ばれる1753年に作られた陶器。高さは2メートルを超え、ボレスワヴィエツ陶器手工業の象徴とされています。

  • 陶器博物館 館内

館内ではボレスワヴィエツ陶器が作られた年代毎に飾られている他、映像資料を見ることが出来ます。

陶器博物館
ポーランド / 博物館・美術館
住所:ul. Mickiewicza 13 59-700 Bolesławiec地図で見る
電話:75 644 47 00
Web:http://muzeum.boleslawiec.net/en/site

レストラン「オパコヴァ・ハタ」でポーランド料理に舌鼓!

  • オパコヴァ・ハタ 外観

ボレスワヴィエツ駅から徒歩約10分程の場所に位置するレストラン、オパコヴァ・ハタ。

  • ジュレック(ゆで卵とソーセージ入り)16ズウォティ(約480円) 
  • ビゴス(ザワークラフト、肉、茸の煮込み)26ズウォティ(約780円)

筆者が注文したのはポーランドの伝統的な料理、「ジュレック」というスープと「ビゴス」という煮込み料理です。このお店には日本語のメニューがあり、オーナーの女性が「ありがとう」と日本語で挨拶をしてくれました。

  • オパコヴァ・ハタ 内装

ウッドハウスの可愛らしい外装、内装でお手洗いまで可愛らしいレストランです。

  • お通し ラードスブレッド添え
  • りんごのウォッカ

お通しでパンとお肉のパテ、食後にはりんごのウォッカが出てきました。

料理、雰囲気、おもてなし、全てが行き届いているレストラン、オパコヴァ・ハタ。ボレスワヴィエツを訪れた際には是非足を運んでみてください!

オパコヴァ・ハタ
ポーランド / 洋食・西洋料理
住所:ul. Cieszkowskiego 17 Bolesławiec Dolnośląskie Polska 59-700地図で見る
電話:75 644 62 62
Web:http://www.opalkowachata.pl/

ボレスワヴィエツの可愛らしい街並み

ボレスワヴィエツでは、陶器だけでなく、街並みも可愛らしくなっています。

  • 中央広場 ライトアップ

広場はカラフルな建物が並び、夜はライトアップされ、さらに綺麗です。

  • 街中のごみ箱も可愛い
  • カトリック教会

ゴミ箱も街中の景観を意識した色となっています。

右の写真は15世紀からの歴史を持つカトリック教会。内装は一部金で装飾されており、煌びやかな印象です。

カトリック教会(ボレスワヴィエツ)
ポーランド / 社寺・教会
住所:Kościelna 3, 59-700 Bolesławiec, ポーランド地図で見る

おわりに

  • ボレスワヴィエツ駅

ボレスワヴィエツはヴロツワフから電車で1時間半、往復で36ズウォティ(約1,000円)でアクセスすることが出来ます。

ボレスワヴィエツは小さい街ながら、たくさんの魅力が詰まっており、一日楽しむことが出来ます!皆さんも是非一度足を運んでみてください!

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