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【ポーランド】花柄で彩られた村「ザリピエ」の魅力とアクセス方法

取材・写真・文:

チェコ在住

2018年7月23日更新

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写真:まや

フラワーペイントが施された家が点在するポーランドの田舎村、ザリピエ。ポーランド南部に位置します。公共交通機関がミニバスのみ、とアクセスが難しいのですが、日本人の心をくすぐるカラフルな花柄は写真映え抜群。本記事ではそんなザリピエの魅力とアクセス方法を紹介します。

この記事の目次表示

ザリピエ村とは?

  • 写真:まやザリピエの文化センタ―
  • 写真:まや花柄の井戸

建物に施されたフラワーペイントがインスタグラムで注目を集めているザリピエ村は、たった3時間あれば周れてしまう程小さな村です。

  • 写真:まや実はこんなに田舎

実はインスタグラムにあげられた素敵な写真からは想像できないほど田舎で、村にはスーパーマーケットはもちろん、小さな商店などもありません。ザリピエ村を訪れる際には水と軽食は必ず持って行きましょう。

  • 写真:まやザリピエ村の入り口
  • 写真:まやザリピエ村の大まかな地図

村の入り口には写真のような看板が立っているので、大体の地図と全体像を把握することが出来ます。

フラワーペイントの起源と発展

  • 写真:まや
  • 写真:まや黒いすすを隠すためにペイントしたのが起源。

ザリピエ村のフラワーペイントの起源は約120年前に遡ります(2018年時点)。当時は家に煙突がなかったため、ストーブや台所から出る煙で壁や天井が煤だらけになり、汚れてしまった壁を掃除する際にカラフルなフラワーペイントを施すようになったそうです。

  • 写真:まや
  • 写真:まや

色鮮やかで美しいこのペイントは、毎年開催されるコンテストで競い合うことによって発展してきました。コンテストに出場するのは村人の女性たち。村人は皆、毎年自分の家にペイントを施します。

  • 写真:まや
  • 写真:まや美しいペイント

ザリピエ村の見どころ

  • 写真:まや
  • 写真:まや可愛すぎるキッチン

のんびり村を散策すると、小さな村の中に沢山の見どころを発見できます!

花柄の教会「聖ヨゼファ教会」

この村では教会も花柄です。

  • 写真:まや花柄の教会
  • 写真:まや

柱やイエスキリスト像の周り、祭服にまでも花柄が施されています。非常に美しい装飾で見応えがあります。

聖ヨゼファ教会
ポーランド / 社寺・教会
住所:33-263 Zalipie, Polsko地図で見る
電話:14‐641‐19‐02
Web:http://www.zalipie-wiz.diecezja.tarnow.pl/#start

ザリピエの歴史とペイントについて学べる「ドム・マラレク」

  • 写真:まや
  • 写真:まや

「ペインターの家」という意味の「ドム・マラレク」。村の文化センターです。

  • 写真:まや

館内にはこれまでのコンテストの写真や収穫を祝うお祭りの時の山車、ペイントが施された作品などが展示されています。また、大勢でペイントすることが出来るよう机や椅子も用意されており、時々ワークショップも開催されています。

  • 写真:まや収穫を祝うお祭りの山車
  • 写真:まや時々ワークショップが開かれる
ドム・マラレク
ポーランド / 博物館・美術館
住所:Zalipie 128A, 33-263 Zalipie, Polsko地図で見る
電話:14‐641‐19‐38

一般家庭のペイントにも注目

  • 写真:まや
  • 写真:まや

雑貨店を経営している家など、観光客向けに開放されている住宅もありますが、一般の家庭でも運が良ければ門やドアを開けて中に入れてくれることもあります。

  • 写真:まや雑貨屋さん
  • 写真:まや

窓辺から手招きされて筆者が訪れた住宅では、花柄を描く様子まで見せてくれました。

  • 写真:まや実際にペイントしている姿を見せてくれた
  • 写真:まやデコレーションされたテラス

一般のご家庭に伺う際は失礼のないよう、気をつけましょう!


ザリピエまでのアクセス方法

ザリピエはポーランド南部にある都市、クラクフから日帰り旅行が可能です。まず、電車でクラクフからタルヌフまで行き、タルヌフ駅でミニバスに乗り換えてザリピエ村に向かいます。ポーランドの電車は日本の新幹線のようなクオリティで、快適な電車の旅を満喫できます。

  • 写真:まや快適なポーランド鉄道の列車

タルヌフ駅に着いたら、左写真の出口から出てください。目の前には右の写真のような景色が広がっています。この道をまっすぐ行き、ユゼフ・ヤクボフスキ公園(planty im. Józefa Jakubowskiego)をこえたら右に曲がります。

  • 写真:まやタルヌフ駅 外観
  • 写真:まやこの道をまっすぐ行き、右へ曲がる

しばらく歩くと左写真のカトリック教会(Parafia Świętej Rodziny w Tarnowie)が見えます。教会が見えてくると、間もなくいくつかバス停が並んでいるエリアに着きます。一番手前がザリピエ行きのバスが来るバス停で、写真のようなミニバスの時刻表が貼り出されています。ここから「Greboszow」行きのバスに乗車し、終点の一駅前がザリピエです。

  • 写真:まやこの教会が目印
  • 写真:まやミニバスの時刻表

ワンボックスカー程の大きさのミニバスに乗り、いよいよザリピエ村に向かいます。同じバス停に様々な行先のミニバスが来るので、運転手さんに確認してから乗ることをおすすめします。筆者が乗車した際は優しいドライバーさんがメモに書いて教えてくれました。

  • 写真:まや本当に“ミニ”なバス
  • 写真:まやザリピエ行きのバスの詳細をメモしてくれた

所要時間は1時間弱。運転手さんが「ザリピエ」とアナウンスしてくれるのでそこで降ります。乗車の際に運転手さんに行先を伝えておくと安心です。また、帰りのバスの本数も少ないので、着いた時に必ず確認するようにしてください。

  • 写真:まや帰りのバスの時刻は要確認

そして、バスの遅延は日常茶飯事なので、時間通りにバスが来なくても広い心で待つことが大切です。また、ミニバスの時刻は頻繁に変わるそうなので、必ず現地で確認するようにしてください。

タルヌフ駅
ポーランド / 駅・空港・ターミナル
住所:Plac Dworcowy 1, 33-100 Tarnów, Polsko地図で見る
planty im. Józefa Jakubowskiego(公園)
ポーランド / 公園・動植物園
住所:Planty them. Józefa Jakubowskiego, 33-100 Tarnów, ポーランド地図で見る
Parafia Świętej Rodziny w Tarnowie(教会)
ポーランド / 社寺・教会
住所:33-100 Tarnów, ul. Krakowska 41地図で見る

クラクフ観光もおすすめ

ザリピエ観光の後、時間がある方にはクラクフ観光もおすすめです。

  • 写真:まやクラクフの旧市街

クラクフはかつてポーランド王国時代の首都として栄えた都市で、今でも古き良きポーランドの街並み散策を楽しめます。ポーランド料理を提供するレストランも多数あり、美味しいポーランド料理を堪能することもできます。

  • 写真:まやポーランド料理 (手前:ピエロギ、左奥:ビゴス、飲み物:レモネード)

是非ポーランド南部の旅に出掛けてみて下さい!

クラクフ
ポーランド / 町・ストリート
住所:ポーランド クラクフ地図で見る
ザリピエ
ポーランド / 町・ストリート
住所:33-263 Polsko地図で見る

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※この記事は2018年7月20日に公開した情報です。
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