【カリフォルニア】有名アニメーション監督所有のLasseter Family Winery(ラセター・ファミリー・ワイナリー)へ行こう!

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   2017年9月12日更新

カリフォルニア・ワインの故郷、カリフォルニア州のナパ・バレーの中でも、ワイン醸造の古い歴史を持つソノマ市にあるLasseter Family Winery (ラセター・ファミリー・ワイナリー)をご紹介。実はこのワイナリー、日本でも有名なアニメーション監督がオーナーなのです!そして最後には、ワイナリーで使える&簡単英会話を紹介します。

『トイ・ストーリー』の生みの親が、ワイナリーのオーナー?!

今回紹介するLasseter Family Winery (ラセター・ファミリー・ワイナリー)のオーナーは、世界的に有名なアニメーション監督ジョン・ラセター。ジョンは、ピクサー・アニメーション・スタジオの設立に参加し、映画『トイ・ストーリー』を監督。その後も『モンスターズインク』などを担当。現在はウォルト・ディズニー・スタジオをも兼任し、ヒット作を生み出し続けています。

ワイナリーが誕生するまで

きっかけはハネムーン

ジョンは他のカリフォルニア出身の実業家たち同様、ワイナリーを持つことを夢の一つとして思い描いていましたが、ナンシー夫人とのハネムーンで訪れたフランスのワイナリーの美しさ、そしてワインの素晴らしさに感動したことをきっかけに、成功者の証としてのワイナリー経営ではなく、自身の軌跡として誇れるワイナリーにするため、本格的に計画を練り始めました。

家族の成長と共に

結婚して数年が経ち、5人の息子たちに恵まれたジョンは、のびのびと暮らせる自然あふれるカリフォルニアの土地「ソノマ」に出会ったのでした。元々ソノマにはフランス系移民が多く住んでおり、現在ジョンが所有するワイナリーも、かつてはフランス様式でワインが造られていました。

しかし、ジョンがその土地に出会った時にはすでに廃業しており、何年間も放置されていました。ハネムーンでの思い出もあり、フランスに並々ならぬ思い入れのあったジョンは、フランスとゆかりある経歴のソノマを気に入り、2002年購入にいたりました。

オーガニック・ワイナリーを目指して

  • テイスティングルーム兼事務所は、地元の建材を中心に使い、周囲の風景になじむように丁寧に建てられた。

ジョンのワイナリーでは、長いこと手つかずであった敷地の自然環境に着目し、自然の持つ力を利用してブドウの美味しさを最大限引き出すことを目標としています。

ブドウの搾りカスなどを肥料として用い、小川を流し、有益な虫を集めるための草花を植え、蜂やフクロウを飼って害虫や害獣を避けることで、見事なエコシステムを築きました。ラセター一家は現在もワイナリー内の私邸に住んでおり、養蜂はジョンの一番下の息子が担当しています。私邸周辺の見学は行われていません。

物作りへの姿勢

  • オーガニックの畑に良い昆虫たちを集めるため、小川が作られ、たくさんの草花が植えられている。

ジョンの物作りに対して決して妥協しない姿勢は、ワイナリーにも確実に引き継がれており、ソノマの地形や気象を知り尽くしているワイン醸造家ジュリア・イントスカや認定オーガニック・ブドウ栽培家フィル・コトゥリなどを中心に醸造チームを編成。

ワインは、ジョンとナンシー夫人が気に入っている多種のブドウをブレンドして造る「フランス・ボルドー様式」を採用し、ワインのネーミングもフランス語で統一されています。

ロゴ・マーク

  • ワイナリーのロゴに描かれている蜂は、ジョン自身。その蜂が寄りそう一輪のバラは妻のナンシー、五つのブドウは五人の息子たちを表している。

ワイナリーのロゴは、一輪のバラに寄り添う蜂と五粒のブドウ。蜂は、ジョン自身。バラはナンシー夫人、そして五つのブドウは五人の息子たちを表しているのです。ちなみに、蜂はジョンが自らをキャラクター化する際に普段から好んで使っているのですが、これはジョンがBuz Buzと蜂の羽音のようにやかましく話す様子をスタジオの仲間がちゃかしたことによるそうです。

いざ、ワイナリー見学!

チェックインと最初の一杯

  • 玄関には手書きのウェルカムボードが用意され、きめ細やかなもてなしの心感じる。
  • まずはウェルカム・ワインで乾杯。明るい日差しの下で提供されたのは、すっきりした味わいのロゼ。

Lasseter Family Wineryの大きな門に到着したら、まずはインターフォン越しに予約名を告げて、門を開けてもらいます。美しいブドウ畑に迎えられて歩いて行くと、テイスティングルーム兼事務所が見えてきます。

手書きのウェルカムボードに文字どおり迎えられ、スタッフに声をかけると、何とここでまずロゼを一杯。筆者がロゼを片手に畑を眺めていると、もう1組(この時は5人家族+そのお友達2人)がやってきてツアーがスタート。通常、1回あたり最多でも10人までしか受け入れないそうです。

話上手なスタッフを先頭にツアー開始

  • セラー中はワインの香りで充満しており、深呼吸をするだけで幸せな気分!

チャーミングなスタッフに連れられ、グラスを片手にブドウ畑へ。畑を実際に歩きながら、ブドウの枝の剪定方法やエコシステムを築くまでの努力、そしてワインやそのラベルに隠されたストーリーなどに耳を傾けます。ワイナリーを訪れなければ知ることの出来ない物語ばかりで、まるで映画を見ているような特別な気分にしてくれます。

テイスティング・ルーム

施設を一通り見て回ったら、お待ちかねのテイスティング。テイスティング・ルームは、大きな窓から太陽が差し込んでいて開放的でありながら、真ん中に置かれたシックなダイニングテーブルが大人な雰囲気も醸し出しており、とても良いバランスで居心地も最高です。

ワインとおつまみ

  • それぞれのワインに込められた思いやストーリーをゆっくり聞きながらワインを楽しむ至福の時。

ここまでツアー中に4杯頂いているのですが、その4杯をもう一度美味しいおつまみ(地元産チーズ、ドライフルーツ、地元ショコラティエ特製のチョコレートなど)と共に、改めてテイスティングを行います。

テイスティング・ルームはショップも兼ねており、醸造されているワインはもちろん、ワイナリーのロゴやワインのラベルがあしらわれたワイングッズ、テイスティングで出されたチョコレートなどを購入できます。とても可愛いグッズが多いので、買いすぎ注意です!

どこで味わえるの?

Lasseter Family Wineryのワイン生産量は非常に少なく、味わうことができるのは、アメリカ国内でもディズニー関連の施設(カリフォルニアのディズニーランド・リゾート、フロリダのウォルト・ディズニー・リゾート、ディズニー・クルーズ・ラインの船内)と、サンフランシスコやロサンゼルスにある数軒のレストランでのみ。なので、ぜひワイナリーを訪れ、ワインが育った環境を楽しむことをオススメします。

Lasseter Family Winery
1 Vintage Ln, Glen Ellen, CA 95442
時間: 月~日 10時~17時
電話: (707) 933-2814
URL:https://www.lasseterfamilywinery.com/
料金:$50(約5,450 円)/見学・テイスティング込み、要予約
ソノマ中心地からタクシーで20分

ワイナリーで使える&簡単英会話

チェックイン

  • I'm 【あなたの名前】and I have a reservation for tasting.

(アイム【あなたの名前】アンド アイ ハヴ ア リザベーション フォ テイスティング)
意味:【あなたの名前】と申します。テイスティングの予約をしています。

好みを伝える

  • I would like to have【好み】wine.

(アイ ウドゥ らいく トゥ ハヴ【好み】ワイン)
意味:【好み】なワインが欲しいです。
【好み】
・sweet甘い
・flowery華やかな
・light軽い
・full-body渋みのある/力強い

  • Can you please give me 2 bottles of 【ワイン名】?

(キャン ユゥ プリーズ ギヴ ミィ トゥ ボトル オブ【ワイン名】?)
意味:【ワイン名】を2本頂けますか?

  • Thank you. I will think about it.

(サンキュー。アイ ウィル シンク アバウト イッ)
意味:ありがとう。ちょっと考えてみます。

購入する

  • Can you please give me 2 bottles of 【ワイン名】?

(キャン ユゥ プリーズ ギヴ ミィ トゥ ボトル オブ【ワイン名】?)
意味:【ワイン名】を2本頂けますか?

ではみなさま、Have a nice WINE!

ラセター・ファミリー・ワイナリー

サンフランシスコ / 工場・施設見学

 

住所:1 Vintage Ln, Glen Ellen, CA 95442

電話:(707) 933-2814

Web:https://www.lasseterfamilywinery.com/

この記事で紹介されたスポットの地図

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※この記事は2017年3月31日の取材に基づき公開した情報です。
 記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。
トラベルライター
旅する愛酒家

おいしいお酒とごはんに目がなく、もはや「食べるために生きる」。
英語教師、ホテル従業員を経て、現在はアメリカの観光業界で四苦八苦。

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