中世の面影を残す世界遺産の街！スイス・ベルンで訪れたい場所7選

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• 首都ベルンの旧市街はこんなところ
• ベルンの見どころ7選
•    ニ―デック橋とアーレ川
•    噴水と石造りのアーケード
•    時計塔
•    牢獄塔
•    連邦議会議事堂
•    大聖堂
•    アインシュタインハウス

首都ベルンの旧市街はこんなところ

• 写真：Olive

チューリッヒの空港から首都ベルンまで特急で1時間弱。またスイス・ユングフラウの玄関口インターラーケン駅から、鉄道で1時間ということもあり、多くの人々で賑わう町です。美しいアーレ川がぐるりと旧市街を囲み、中世の街並みが今も数多く残されています。町の中心部には、装飾の美しい時計塔や荘厳な大聖堂などの見どころが集まっているので、観光しやすい町でもあります。

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徒歩でも充分まわることができますが、市内を網羅しているバスやトラム（路面電車）は、観光客でも気軽に利用できるので、ぜひ活用してみましょう。

ベルンの見どころ7選

ニ―デック橋とアーレ川

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アルプスの山々から流れてきた水流が、台地にぶつかることで大きく湾曲し、半島の周囲を削り、自然の砦となったベルン旧市街。その地形を、町の東側ニ―デック橋に立つと容易に把握することができます。

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絵の具を溶かしたようなコバルトブルーのアーレ川と、その上に架かる石造りのウンタートーア橋。家々に目をやれば赤レンガに瓦屋根、煙突が並ぶ景色は、子供の頃に絵本で見た景色と似ていませんか？

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橋のたもとには、ベルンのシンボルでもある熊の公園があります。運が良ければ、愛嬌のある熊たちに会えるかもしれません。

噴水と石造りのアーケード

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水が豊富なスイスでは、いたるところで噴水を見かけますが、ベルンの噴水はとりわけ意匠が凝っていて見ごたえがあります。交差点や広場にある噴水は、およそ100か所もあるそうです。町歩きをしながら探してみるのも楽しいですね。

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こちらは、目隠しをして先入観を持たずに公平な目で事柄を見よ。という意味がある「正義の女神の噴水」（左）と、ベルンの創始者であるツェーリンゲン家を象徴している熊の兵士「ツェーリンゲンの噴水」（右）。これらの噴水は、各家庭に水道が整備されるまで、人々の貴重な水源であり馬などが喉を潤すオアシスでした。いずれもこの像の下から水が静かに流れ出ています。

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クラムガッセ通りなどのメインストリートは、道の両側が、全長6ｋｍの重厚な石造りのアーケードになっていて、ヨーロッパ最長と言われています。お洒落な店が並んでいるので、雨の日でも濡れずにショッピングが楽しめそうです。

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また、道路に面した地下にも注目！かつて貯蔵庫だったスペースを店舗として活用している雑貨店などもあるので、お気に入りを探してみてください。

時計塔

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旧市街地のほぼ中央に位置する時計塔は、1218年から時を刻んできました。当時はこの場所が町の西端で、この塔が西門でした。きらびやかな天文時計とからくり時計は、1530年に設置されています。

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毎時56分から動きだすので、時間を合わせて見逃さないようにしましょう。

牢獄塔

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時計塔が造られたあとも拡張を続けたベルンの町は、1256年に新たな西門としてこの塔を造りました。1641年～1897年までは、実際に女性専用の牢獄として使われていたそうです。

連邦議会議事堂

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ブンデス広場前、アーレ川沿いに立つ連邦議会議事堂は、緑色のドームが印象的です。ベルンがスイスの首都になった1848年から建設が始まり、1902年に完成しました。現在も国会の上院、下院と州議会が開かれている現役の議事堂です。議会が行われていない日は、内部見学も可能です。

大聖堂

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ベルンのランドマークとも言える大聖堂は、スイスで最大規模を誇る後期ゴシック様式の建築物です。1421年に着工し、なんと472年もの歳月をかけて完成したという大聖堂には、5000人もの人々が携わったとされています。

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正面入り口にある「最後の審判」のレリーフや聖書の場面を描写したステンドグラス、5040本のパイプを持つパイプオルガンなどは必見です。

アインシュタインハウス

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メインストリートに面したアパートの1室が、アインシュタインハウス。ここは、理論物理学者アルベルト・アインシュタインが1903年～1905年（24歳～26歳）の間、新婚時代を過ごした部屋です。1903年には、「光量子説にもとづく光電効果の理論」、「ブラウン運動の理論」、「特殊相対性理論」の3つを立て続けに発表し、奇跡の年と呼ばれました。

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アインシュタインハウスは彼の功績をたたえる研究資料や手記、当時の家具や写真、手紙の写し等が展示されています。