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さあ着用してみましょう
写真撮影の際はコンセプトが重要!
自称ちょっと長めの人生の中、民族衣装を着て世界各国を旅してきました。民族衣装ですので、写真撮影はやはりその土地の代表的な建物や自然背景をバックにした、オーソドックスなものが1枚あるといいでしょう。背景や服装で訪問先への敬意を表現できます。
そしてもう1つ重要なことは、「コンセプト」を決めること。
昔は単に民族衣装を着用して喜んでいましたが、SNSでその姿を世界中に公開できる現在では、民族衣装を着た自分の写真が話のネタになるよう「突っ込み所を作る」というコンセプトを持って、背景やポーズを決めています。
見るからに「うわあドヤ顔」と突っ込めるもの、説明しなければ分からないもの、いろいろ楽しんでください。
有名観光地前での写真
さて、これは筆者が実際に元旦に着用し、年賀状替わりとしてSNSにアップロードした写真です。ホーチミンのサンタマリア大聖堂前でアオザイという、旅行先ならではの1枚。ピンクの蓮という伝統柄は、ベトナム人からも旅行者からも「素敵ですね!」と何度も声をかけられました。
見ただけで笑える、老舗コロニアホテルロビーでのキメキメ写真
こちらは、いかにもリア充アピールな突っ込まれ用写真。ドヤ顔感もネタになるほどです。
要説明ですが分かると「なんやそれ」と笑えるキメキメ写真
パリの左岸っぽい雰囲気の通りで「パリをバックに祖国の親族に送るための一張羅写真を撮るベトナム人留学生風ショット」
説明長い!しかもそのシチュエーション、あんまりわか、(想像中)、、る、わかる、そういう感じだわ、しかしなんやそれ!という1枚。パリを知らなくても、なんとなく想像できるおもしろさがあります。
気軽にアオザイを楽しむなら市場で既製品購入も
オーダーメイドがオススメですが、「コレクターでもないし、1回しか着ない民族衣装にそんなにお金を掛けたくない、でも着て町中を歩いてみたい!」という方には、ベンタイン市場の入り口付近に沢山ある既製品のアオザイもオススメです。
上下で2,000円ぐらい、デザインはそこそこ豊富で水洗いできる化繊です。いくつか見た中で「あ、これは変種コレクションとしてもいいかも」と思ったのがこちら。
有名ブランド風?のモダン柄で、オーダーメイドしたピンクの蓮の伝統柄とは対極にありますが、これはこれで日常着にいいのかなあ、と思いました。
市場で購入する場合は、ズボンのすそをどこで調節したらいいのかという課題があります。売り子さんに聞いて教えてくれるところでもいいですし、ホテル付近にミシンを持った仕立て屋さんがあれば、そこで手数料を払って対応してもらうのもよいでしょう。筆者は、ホテル付近の仕立て屋さんで切ってもらいました。
また、こちらは活動しやすいように足首までの長さとしました。写真で見比べるとアクティブな印象ですが、やはりエレガントさに欠けますね。これはこれでこういう着方、とすればよいでしょう。
そしてオーダーメイド品と比較すると、本来のぼってりした体型が感じ取れる点からも、「せっかく買うならオーダーメイドを」とお勧めしたいです。
- ベンタイン市場
- ホーチミン / 市場・朝市
- 住所:CHỢ BẾN THÀNH P.BT, Q.1, Thành phố Hồ Chí Minh地図で見る
- Web:http://www.ben-thanh-market.com/
民族衣装を旅先で楽しもう
旅先で民族衣装を着て町中を歩き、写真撮影することは、訪問する土地の文化へ手軽に表敬ができ、面白い思い出のひとつになります。
地元の人との交流も生まれやすい手段の1つとして、女性だけでなく男性も是非楽しんでください。