民族衣装コレクターいちおし!ベトナムの民族衣装・アオザイのススメ

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   2017年3月15日更新

筆者が添乗員として世界を旅していた時、訪れる土地の女性を彩る民族衣装の素晴らしさにすっかり心奪われました。「民族衣装はそれぞれの文化の中で女性が一番美しく映えるように作ってある」と聞いて以来、必ず現地の衣装を求め旅行中着用するようになり、いつしかコレクターに。民族衣装を着て町中に繰り出し、その土地の代表的な建物や自然背景をバックに写真を撮れば、最高の思い出になること間違いなし!今回紹介するベトナムのアオザイは、超オススメのかっこいい民族衣装です。みなさんも是非作って楽しんでくださいね。

旅先で民族衣装を着ることのススメ

民族衣装を着ると、その土地の文化に敬意を表しているような気がします。そして制服が仲間意識を高めるのと同じく、同じ服装を身に付けることで、その地へジョインした「一体感」というものが不思議と生まれます。

この一体感は、都会よりも田舎でより強く感じます。普通の旅行にはないこの感覚を味わえるのも、民族衣装の威力です。

ベトナムの民族衣装・アオザイの魅力

民族衣装は、その土地の女性が最も美しく見える服装です。特にアオザイは縦線が強調されていますし、歩くと腰から脚が出ているように見えるため、歩く姿もかっこよく、筆者のコレクションの中でも“かっこいいトップ3”に入る民族衣装です。

筆者は今回、オーダーメイドのアオザイを着てさまざまな写真を撮ってみました。写真を自分でチェックすると、筆者は極々普通の中肉中背ですが、それでも写真ではそこそこすらっとして写っています。

縦線というアオザイの特徴が生かされている上に、オーダーメイドのいいところはやはり体型の補強がうまくできている点ですね。オーダーメイドが癖になる、というのは着心地はもちろん、現在の自分が美しく見える、というのもあるのでしょうね。

アオザイ作ってみませんか。

日本語が通じるお店もあります

インターネットで検索すると、ホーチミン市内には日本語の通じる仕立て屋さんもあるようです。タイに暮らす筆者は、オーダーメイドに対する自分なりの価格基準があるため、事前調査では日本語が通じるお店で作るとちょっと割高になるのは否めないなあ、という印象でした。

街中の仕立て屋さんへレッツゴー

ホーチミンへ到着して街を散策すると、仕立て屋さんが結構あります。ただし、それぞれ得意分野があるのか、男性スーツ色の強いところ、ムスリム風ドレスの多いところ、などの特徴があります。できる限り自分の希望の製品が得意そうなお店を探しましょう。

実際に作ったおすすめのお店「Thao Silk」

高島屋周辺を散策していた時に見つけた「Thao Silk」、ウナギの寝床のように間口が狭く、奥に細長いつくりです。入り口にアオザイの見本がいくつか展示してありました。

その見本にピンと来て「ん、入ってみよう!」と、事前調査とは全く関係なく行きあたりばったりで入りましたが、これが中々あたりでした。

とても便利のいい場所にあって遅くまで営業のお店

「Thao Silk」は、ベンタイン市場とドンコイ通りの中間点、高島屋付近にあります。宿泊等にもとても便利な、筆者のオススメのエリアです。

夜は22:00まで営業しているので(2017年1月現在)、終日郊外へオプショナルツアーに出かけていて帰着が遅めになっても受取可能です。

ごくごく簡単な英語で会話可

狭い間口をずんずん入っていくと、壁いっぱいに様々な生地が掛かっていました。いくつか製品見本や納品前の完成品があるので、「こんなイメージで」というのが伝えやすかったです。

お店の人はツーリストになれているので、簡単な英語で会話可です。英語まで到達しない「あれ」「これ」「OK」程度で十分意思疎通できます。

気に入った布を胸に当て、鏡で似合うかどうか確認すると、今度は採寸です。採寸は真っ直ぐ立っていると、お店の人があちこち計ってくれるので特に会話は必要ありません。

日本語が通じるお店の半額程度

気になる価格ですが、ドレスと下のズボンの生地、仕立て代、合わせて7,000円程でした。日本語が通じるお店ですと、これより3,000~5,000円ぐらいは高くなるようです。

もちろん、それが悪いわけではなく、日本語が通じる安心感、日本語が通じるが故に日本人好みの生地の準備もあるでしょうから、一概に価格だけで良し悪しは語れません。

支払はカードでしました。日本のクレジットカードはセキュリティー上の理由で、海外では使用制限が掛かっています。出国前に「海外でカードを使うので制限リリースをしてください」と、カード発行会社へ連絡しておきましょう。

また日本のカードの場合は、カードリーダーへカードを挿入した後、4桁または6桁の承認番号入力を求められることがあります。この番号もお忘れなく。

店内にミシンがあるため、受取の際の微調整もその場で可

ものすごく急ぎでない限り、受取日時までは余裕のあるスケジュールでオーダーしましょう。アジアの御仕立ては、大体が24時間以内にでき上がりますが、気持ち的に48時間は欲しいところです。

受取当日は、アオザイに合わせるサンダルを持参しましょう。ドレスとしてはパンツを引きずるぐらいの長さにするのがエレガントですが、街を歩くという目的で考えると、公道でその長さではほつれや衛生面が気になりますし、歩きにくいため調整が必要です。

筆者は、アジアらしい木製サンダルを選びました。木製サンダルはかわいいし雰囲気がある一方、革製に比べて幾分足が疲れやすい点は知っておきましょう。

合わせるサンダルを履いてどれぐらいの長さまでにするか、お店の人の意見を聞くのもよいでしょう。ちなみに動きやすいのは足首までの長さですが、ドレスとしてはその長さはエレガントではありません。

また、気に入ったサンダルが見つからなかったり、サンダルを持参するのを忘れたりという場合は、くるぶしの下線にしておけば見た目も悪くなく行動もしやすいと思います。

お店の中にミシンがあるため、長さなどの調整はその場で対応してくれます。旅行中という短い時間の中で、待ち時間や再来の手間が発生しないのは評価できる点です。

Thao Silk

ホーチミン / ファッション

 

さあ着用してみましょう

写真撮影の際はコンセプトが重要!

自称ちょっと長めの人生の中、民族衣装を着て世界各国を旅してきました。民族衣装ですので、写真撮影はやはりその土地の代表的な建物や自然背景をバックにした、オーソドックスなものが1枚あるといいでしょう。背景や服装で訪問先への敬意を表現できます。

そしてもう1つ重要なことは、「コンセプト」を決めること。

昔は単に民族衣装を着用して喜んでいましたが、SNSでその姿を世界中に公開できる現在では、民族衣装を着た自分の写真が話のネタになるよう「突っ込み所を作る」というコンセプトを持って、背景やポーズを決めています。

見るからに「うわあドヤ顔」と突っ込めるもの、説明しなければ分からないもの、いろいろ楽しんでください。

有名観光地前での写真

さて、これは筆者が実際に元旦に着用し、年賀状替わりとしてSNSにアップロードした写真です。ホーチミンのサンタマリア大聖堂前でアオザイという、旅行先ならではの1枚。ピンクの蓮という伝統柄は、ベトナム人からも旅行者からも「素敵ですね!」と何度も声をかけられました。

見ただけで笑える、老舗コロニアホテルロビーでのキメキメ写真

こちらは、いかにもリア充アピールな突っ込まれ用写真。ドヤ顔感もネタになるほどです。

要説明ですが分かると「なんやそれ」と笑えるキメキメ写真

パリの左岸っぽい雰囲気の通りで「パリをバックに祖国の親族に送るための一張羅写真を撮るベトナム人留学生風ショット」

説明長い!しかもそのシチュエーション、あんまりわか、(想像中)、、る、わかる、そういう感じだわ、しかしなんやそれ!という1枚。パリを知らなくても、なんとなく想像できるおもしろさがあります。

気軽にアオザイを楽しむなら市場で既製品購入も

オーダーメイドがオススメですが、「コレクターでもないし、1回しか着ない民族衣装にそんなにお金を掛けたくない、でも着て町中を歩いてみたい!」という方には、ベンタイン市場の入り口付近に沢山ある既製品のアオザイもオススメです。

上下で2,000円ぐらい、デザインはそこそこ豊富で水洗いできる化繊です。いくつか見た中で「あ、これは変種コレクションとしてもいいかも」と思ったのがこちら。

有名ブランド風?のモダン柄で、オーダーメイドしたピンクの蓮の伝統柄とは対極にありますが、これはこれで日常着にいいのかなあ、と思いました。

市場で購入する場合は、ズボンのすそをどこで調節したらいいのかという課題があります。売り子さんに聞いて教えてくれるところでもいいですし、ホテル付近にミシンを持った仕立て屋さんがあれば、そこで手数料を払って対応してもらうのもよいでしょう。筆者は、ホテル付近の仕立て屋さんで切ってもらいました。

また、こちらは活動しやすいように足首までの長さとしました。写真で見比べるとアクティブな印象ですが、やはりエレガントさに欠けますね。これはこれでこういう着方、とすればよいでしょう。

そしてオーダーメイド品と比較すると、本来のぼってりした体型が感じ取れる点からも、「せっかく買うならオーダーメイドを」とお勧めしたいです。

ベンタイン市場

ホーチミン / 市場・朝市

 

民族衣装を旅先で楽しもう

旅先で民族衣装を着て町中を歩き、写真撮影することは、訪問する土地の文化へ手軽に表敬ができ、面白い思い出のひとつになります。

地元の人との交流も生まれやすい手段の1つとして、女性だけでなく男性も是非楽しんでください。

この記事で紹介されたスポットの地図

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※この記事は2017年1月3日の取材に基づき公開した情報です。
 記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。
トラベルライター
元添乗員+前情報誌編集長+現社長・マダムサトコ

元海外旅行添乗員、2002年よりタイに移住。在タイ日本人女性向け情報誌編集長3年していました。

この経歴からお分かりの通り(笑)旅行、グルメ、ホテル、スパ、ショッピング大好きです。

皆さんにバンコク以外の素敵な旅行先、トムヤムクン以外のタイ料理、タイシルク以外のショッピング、など旅行のプロ・添乗員+最新情報大好き・編集長目線をベースにしつつ私のお気に入り、というのを紹介していきます。

http://www.scripture-iwbp.in.th,http://www.satokosfavorite.online

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