屋久島というと、山登りや海遊びをする為に訪れる方が多いのではないでしょうか。しかし屋久島は、島をぐるっと一周できるのも魅力のひとつ。是非レンタカーを借りて、屋久島一周の日をプランに入れましょう!島全体から、いろいろな屋久島を体感してみてください◎
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屋久島は一周約100km、各地に見どころがあります
丸に近い五角形の屋久島は、周囲およそ130km。主要道路である県道77、78号線は島を一回りしており、一周約100kmあります。ノンストップで走行すると、3〜4時間程度。各地の見どころに立ち寄りながらドライブをすると、半日〜1日で一周することができます。
また、屋久島は丸に近い形をしているので、場所を伝える時に時計に例えて、「今いるのは大体1時の辺り…」などと表現したりすることも。初めて訪れた方でも、どの場所にいるのか把握しやすいと思います。ここでは主な見どころを7ヶ所、走行車線が海側になる時計回りで紹介したいと思います。
1.千尋の滝
巨大な花崗岩のV字谷に落ちる、落差60mの千尋(せんぴろ)の滝。その一枚岩が、大人が千人両手を広げた大きさほどもあると例えられ、千尋と言われています。そう言われるのも納得の壮大さ!「ファイト一発!」でお馴染みの、リポビタンDのCMロケ地としても有名です。
駐車場から、滝とは反対方向に進むと展望台があります。そこから望む、海側の景色も絶景なので、是非そちらにも訪れてみてください!
2.大川の滝
「日本の滝100選」にも選ばれている、大川(おおこ)の滝。屋久島の滝の中で、水量など最大規模を誇り、落差88mの滝の間近まで行けるのが魅力です。滝壺に水が落ちる様はダイナミック!是非大きな岩を渡り、水しぶきを感じるほど近くまで足を運んでみてください。
近くには、名水100選「大川湧水」も湧き出しています。
3.立神岩橋
大川の滝から2、3分、西部林道の入口に近い場所にある立神岩橋。ここからの景色はオススメです!また、橋の名前にもなっているように、眼下にはピラミッド型の立神岩が見られます。立神岩とは、尖った岩に神様が立ち、海の往来や漁を見守る場所。パワースポットとも言われています。
4.西部林道
島の西側、栗生地区から永田地区位置する世界遺産登録地の西武林道。屋久島が世界遺産登録される基盤となった照葉樹林が広がっています。沿岸部では唯一の世界遺産地域であり、その距離は約13kmに及びます。
ここでは野生のヤクシカやヤクザルが姿を現すことが多く、道路上でのんびりと寛ぐヤクザルも。道も細いので、対向車と動物に気をつけながらゆっくりと、安全運転で進みましょう。
5.屋久島灯台
島の最西端、永田岬にそびえる屋久島灯台。1987年に建てられ、100年以上の歴史を持ちます。真っ白な建物は青い空と海によく映えます。眺めも良いので、天気の良い日は是非訪れてみてください。
6.いなか浜
島の北西に位置する、いなか浜。白砂の海岸が広がり、青い海と空との絶景に、思わず裸足になって駆けたくなります。ここはウミガメの上陸地でもあり、5月〜7月にかけては産卵、8月〜9月にかけては孵化の様子や、小ガメが海へと帰ってゆく姿を観察することができます。
7.益救神社
島の北東部、宮之浦地区にある益救(やく)神社。奥社が屋久島最高峰の宮之浦岳にある、格式高い神社です。もし登山されるのであれば、こちらでお参りして行かれても良いですね。
最後に
レンタカーは西武林道など細い道も多い為、軽自動車やコンパクトカーを借りることをオススメします。店舗はフェリーや高速船トッピーが停まる宮之浦地区や安房地区など、主要地区にあります。ここのふたつの地区は宿も多い為、例えば宮之浦で借りて安房で返却のできる店舗もあり、便利ですよ。
屋久島にはバスも通っていますが、車を借りることで島全体の魅力スポットに足を運ぶことができます。今回紹介したスポットはほんの一部。是非、屋久島一周DAYをプランに入れて、各エリアをまわって、お気に入りスポットを見つけてみて下さいね。
ちなみに…お店など火曜水曜は定休日が多いのでご注意を!
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