アメリカ・ソルトレイクシティ。オリンピックのイメージが強いこの街には、大きな塩湖が存在します。街の名前の由来にもなったであろう「グレートソルトレイク」というのが、その湖の名前です。今回は、その雄大で自然あふれる景色を持つ大塩湖についてお伝えしていきます。
この記事の目次表示
ソルトレイクシティという街
「ソルトレイク」という街がどこにあるのかご存知でしょうか。2002年の冬季ソルトレイクシティオリンピックが開催されたことが、私たちにとっては一番なじみがあるのではないかと思います。
さて、どこに位置しているのかということでしたが、アメリカ合衆国中西部のユタ州にあります。そしてソルトレイクシティはユタ州の州都であり、最大都市でもあります。
街の中心部から北西部に目をやると「グレートソルトレイク」と呼ばれる大きな塩湖があります。さらに、街の中心部からアクセスしやすく、その湖を見られる場所があります。グレートソルトレイクに突き出すように形を成している「アンテロープ・アイランド州立公園」です。
今回は、その公園へ行った際の様子と、大塩湖・グレートソルトレイクの様子をお届けします。
アンテロープ・アイランド州立公園を目指す
街の名前にもなっているぐらいなので、グレートソルトレイクは「相当すごい湖なのだろう」と期待に胸がふくらみます。ツーリストインフォメーションでどのように行くことができるのか尋ねてみると、車でしか行けないとのこと。
ユタ州会議事堂近くのツーリストインフォメーションから出発し、車を走らせること40分ほど・・・・。
湖に囲まれた公園への、唯一の一本道を快調に車で飛ばしていきます。途中、入口の料金所のような場所があるので、そこで10ドル(約1,100円)ほど入園料を支払います。
アンテロープ・アイランド州立公園の見どころ
野生のバイソンたち
アンテロープ・アイランド州立公園の中に入ると、そこには車が通るようだけの道が一本、ぴゅーっと続いているだけで、周辺は草が生い茂っているだけです。
路肩は広く、頻繁に車が通るわけでもないので途中どこでも路肩に駐車して、辺りを散策することができます。もちろん、写真撮影もOKです!
水が張っている箇所もあれば、干上がって塩が浮き出て白い土地が広がっている箇所もありました。のどかで、キレイな場所だなあと思いながら、気ままに車を停めて散策をしていると、発見しました。
野生のバイソンです!
これほどの距離で見ることができます。筆者たちのことなんか、知ったこっちゃない、なんて様子でムシャムシャと草を頬張って食べています。
もう少し車を走らせていくと・・・・、
バイソンの集団にも遭遇!
あまり動物を直に見る機会がそれほどない筆者にとって、これだけの野生のバイソンがのんびりと過ごしている様子を目の当たりにすると、驚きと感動がいっぺんにやってきて変なテンションになってしまいます。
「うおおおお!」「バイソンがめちゃくちゃいるー!」と大興奮すること間違いなしなので、野生の動物を見るのはオススメです。
一本道なので、車を走らせていると左右の草むらにバイソンたちを見ることができます。
さらに、ここまでの距離感が実現すれば、動物園で見る何十倍もの迫力と息づかいを感じることができるはずです。
ウエスタンな世界観
バイソンたちの寝床を後にし、車を走らせていくと小屋を発見!
周りが自然たっぷりの中なので、ポツンと小屋が現れると何だか西部劇を想像させます。
公園はとても大きい敷地を持っているので、公園内にはちょっとした山もあります。
大塩湖、グレートソルトレイクの堂々とした姿
グレートソルトレイクの醍醐味は、水が鏡のように景色を映し出しているところを見ることではないでしょうか。道を走りながら、ふと横を見るとグレートソルトレイクの壮大な景色を見ることができました。
キレイに反射しています。
空や雲もそのまま湖水に反映しているの姿は圧巻の一言です。
筆者が訪れたのは8月の夏場でしたが、水が入っているところと塩がむき出しになっているところが一緒に見ることができました。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
ソルトレイクシティにある大塩湖・グレートソルトレイク。その湖を堪能することができるアンテロープ・アイランド州立公園。ぜひ、塩湖と公園を楽しんでみてください。
- アンテロープ・アイランド州立公園
- アメリカ / 自然・景勝地
- 住所:Visitors Center Rd, Utah, USA地図で見る
- Web:https://stateparks.utah.gov/parks/antelope-island/
- グレートソルトレイク
- アメリカ / 自然・景勝地
- 住所:Great Salt Lake , ユタ州 アメリカ合衆国地図で見る