カナダと州境を接する、アメリカミネソタ州。セントポールとミネアポリス、2つの大きな街を中心としたミネソタは、日本人のみなさんにはまだまだ馴染みのない場所かもしれません。街歩きやショッピングはもちろん楽しめますし、なんといっても注目は、冬になるとそこは一面の銀世界が広がるウィンターワンダーランドになること!少し寒いですが、ベストシーズンである冬のミネソタを満喫する方法をご紹介しましょう。
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ミネソタってどんなところ?
アメリカ東部に位置し、カナダと州境を接するミネソタ州には、ミシシッピー川を挟んで「ツインシティー」と呼ばれる2つの大きな街があります。
一つは州都であり、政治の中心地「セントポール」、もう一つは経済の中心地「ミネアポリス」です。どちらも適度に都会で動きやすく、文化、教育水準の高いミネソタ州は、全米でも最も住みやすい場所の一つと言われています。
ミネソタンと呼ばれるミネソタの人々はとても優しく、また治安も全米の中でも抜群に良いため、安心して行ける旅行先と言えるでしょう。
日本からのアクセス
ミネソタ空の玄関口ミネアポリスセントポール空港(MSP)へは、デルタ航空が成田からの直行便を就航している他、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ヒューストン、デンバーなどからの乗り継ぎでも向かえます。空港から市内へは、約20分というアクセスの良さも便利ですよ。
- セントポール
- アメリカ / 町・ストリート
- 住所:Saint Paul,MN,U.S.A地図で見る
- Web:https://www.stpaul.gov/
- ミネアポリス
- アメリカ / 町・ストリート
- 住所:Minneapolis,MN,U.S.A地図で見る
- Web:http://www.minneapolis.org/
冬のミネソタの楽しみ方①ホリデーシーズンの街並みを楽しもう
冬のミネソタは非常に寒く、時にはマイナス30度近くまで気温が下がることもあります。しかし、気温は低くてもからりと晴れている日が多く、青空の下、銀世界に映える素敵な街並みを観光できます。
またホリデーシーズンは素敵なイルミネーションをあちこちで見られ、銀世界の中のクリスマスは、他の街では味わえない情緒があり、とても良いものです。
セントポール大聖堂の内外部には、キリスト生誕の様子を表現した模型、プレセピオが飾られたり、スティルウォーター・ポトマック川沿いの広場では、天然のクリスマスツリーを見ることが出来ます。
冬のミネソタの楽しみ方②雪で遊ぼう
ミネソタに家族で訪れたなら、子供達にとってもそこはワンダーランド!さらさらのパウダースノーで雪だるまやかまくらを作ったり、あちこちにあるちょっとした斜面ではソリ遊びも楽しめます。
また全米一湖の多いミネソタでは、冬は湖のほとんどが天然のスケートリンクに変身します。嬉しいことにスケートリンクのほとんどは入場無料で、スケート靴まで無料でレンタル出来ることも多いのです。
初心者にスケートの補助器具も無料で貸し出しているので、初心者の方でも気軽にスケートを始められるのもいいですね!筆者はライスパークにあるスケートリンクで、実に25年以上振りのスケートを経験しましたが、下手ながらも楽しめました。ただしとても寒いので、防寒具と適度な休憩をお忘れなく。
雪遊びのために用意するもの
ミネソタの冬を屋外で快適に過ごすために必要なものがいくつかあります。
- スキーウエア:もしなければ耐水性のあるズボンとジャケットでも代用可
- 手袋:耐水性のあるもの
- スノーブーツまたはミネトンカ
- 耳あてやマフラーなど
防寒具がなければ、ウォルマートやターゲットなどの大型スーパーで気軽に購入できます。嬉しいことに、ミネソタ州では衣料品は無税ですので、現地調達がオススメです。筆者も、子供用のスノーブーツを17ドルという激安価格でゲットしました。
冬のミネソタを楽しもう③ウィンターイベントに参加しよう
クリスマスが終わると冬本番!あちこちで氷の彫刻などが見られる、ウィンターイベントも目白押しです。
筆者が訪れた時は残念ながらまだ準備中でしたが、スティルウォーターで撮影した写真の氷の彫刻「Ice Castle」は、1月にはライトアップされるとのこと。その他、札幌の雪まつりに似た、氷の彫刻を一堂に見られるイベントも1月に入ると開催されます。