青い森といわれる青森には、自然豊かな観光スポットがたくさんあります。その中でも青森県の中央部にそびえる火山群で、日本百名山の1つでもある八甲田山には、「長生き」効果のある観光スポットが集まっています。今回は「萱野高原の三杯茶」「城ヶ倉大橋」「酸ヶ湯温泉・まんじゅうふかし」を通るドライブコースをご紹介します。
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萱野高原の三杯茶
八甲田連邦の麓に芝生が広がる萱野(かやの)高原。
この高原にある3つの休憩所「萱野茶屋」「カヤ野茶屋」「長生きの茶屋」では、無料でお茶を飲むことができます。それぞれ国道沿いにあるので、迷うことなくたどり着けます。
そしてこのお茶こそ、長生きのお茶。
「1杯飲むと3年長生きし、2杯飲むと6年、3杯飲むと死ぬまで生きる」と言われています。
また茶屋が開いている期間は4月中旬~11月中旬までですので、お気をつけて。
アクセス
青森駅から車で国道103号線(八甲田ゴールドライン)を35分ほど走ると到着します。
城ヶ倉大橋
こちらの橋には「長生き」の言い伝えはないのですが、八甲田山をドライブするなら外せないのが、城ヶ倉(じょうがくら)大橋です。この景色をみたら、寿命ものびるかも!?
城ヶ倉大橋は360メートルの長さで、高さは122メートル、きれいなアーチ型の橋自体も素敵なのですが、そこから見える渓流や360度の木々の景色は圧巻です。
紅葉の頃には木々が赤や黄色に染まって、特に良い景色を望むことができます。
アクセス
萱野高原から車で15分ほど走ると到着します。橋を渡る手前と渡ったところに駐車場がありますので、車から降りて景色を見たり、橋を渡ることができます。
酸ヶ湯温泉・まんじゅうふかし
酸ヶ湯温泉
湯治として10日入ることで万病に効果が現れるといわれる酸ヶ湯(すかゆ)温泉。日帰りでも利用することができます。
男女別のお風呂もありますが、この酸ヶ湯温泉で特に有名なのは、混浴の「ヒバ千人風呂」と言われる総ヒバつくりの大浴場。300年にわたって、人々を癒してきました。混浴ですが、朝8時~9時までは女性専用の時間として設けられています。
- 酸ヶ湯温泉
- 青森市 / 日帰り温泉 / 紅葉 / 観光名所 / ツーリング / 温泉地
- 住所:青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50地図で見る
- Web:http://www.sukayu.jp/
まんじゅうふかし
名前だけ聞くとなんだか美味しそうですが、食べ物ではありません。
温泉の蒸気で暖められた木箱に着衣のまま腰を掛けて、お尻を温めるところです。無料で自由に利用することができ、婦人病や冷え性、腰痛に効きます。子宝の湯、若返りの湯とも呼ばれており、「長生き」効果もばっちりです。
アクセス
城ヶ倉大橋から車で5分ほど走ると、酸ヶ湯温泉の駐車場があります。まんじゅうふかしまでは、そこから徒歩で10分ほどです。細い道に入りますが、地獄沼の向かいの道路に表示があるので、それを目印にして進みましょう。
その他、八甲田山のオススメグルメ&スポット
生姜味噌おでん
青森のおでんといえば「生姜味噌おでん」です。酸ヶ湯温泉や萱野高原の休憩所で食べることができます。とっても温まる生姜味噌のおでん、一度食べてみてください。
八甲田ロープウェー
八甲田ロープウェーで登った先にある山頂公園駅からは、八甲田山はもちろん、青森市内や陸奥湾を望むことができます。また、30分・60分のコースで高山植物を楽しめる遊歩道も整備されています。
- 八甲田ロープウェー
- 青森市 / 展望・景観 / 乗り物 / 紅葉 / 観光名所 / ロープウェイ
- 住所:青森市荒川寒水沢1-12地図で見る
- 電話:017-738-0343
- Web:http://www.hakkoda-ropeway.jp/
雪中行軍遭難記念像
『八甲田山』というタイトルで映画化もされた、近代で最大級ともいわれる山岳遭難事故の記念像です。
冬のドライブは要注意!
今回紹介したのは、全国の積雪量ランキングで常に上位に名が上がる、酸ヶ湯周辺のスポットです。冬は閉鎖されているところもありますので、事前に問い合わせ等をしてから行くことをお勧めします。
いかがでしたか?
1日で回れる八甲田山のドライブスポットを「長生き」という視点から集めてみました。ぜひ、青い森を楽しみながらドライブしてみてください。
- 八甲田山
- 青森市 / 自然・景勝地 / 紅葉 / パワースポット / ハイキング / ツーリング
- 住所:青森県青森市大字荒川字寒水沢地図で見る
- Web:http://www.hakkoda-ropeway.jp/