テレビや雑誌などでたくさん紹介され一躍有名な観光スポットとなった大人気のウユニ塩湖。南米ボリビアにある世界最大の塩湖です。今回は、このウユニ塩湖についてご紹介していきたいと思います。
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ウユニ塩湖について知ってみよう
塩の大地・ウユニ塩湖は南米ボリビア中央西部のアルティプラーノに位置しています。標高はなんと約3700m。標高が高いので、夏でも夜はとても寒くなります。日本人旅行者には幻想的な「天空の鏡」が見れる雨季が何と言っても人気。このシーズンに行くとほぼ日本人の旅行者でホテルが満室な程です。
2012年よりアマゾナス航空がラパスからウユニへの定期運航を始め、ウユニ塩湖はだいぶ近い存在となりました。
メディアで取り上げられ、また、アクセスも良くなったということで、大きな鏡、まさに「天空の鏡」として有名になっていったのがよくわかります。
そこにいるだけで上下感覚が解らなくなってしまう幻想的な世界。いったい今どこにいるの!?と叫びたくなるような今までにない感覚。もちろんトリック写真を撮るのにも最適ですね。
ベストシーズンは!?
ウユニ塩湖の白い大地に水がほんのり溜まり、大きな鏡になるのは雨期(12月頃~3月中旬頃)。日本で皆様がCMなどでも見たことのある風景はこの雨季です。薄く張った水が静止したときの幻想的世界といったら感無量です。
雨季の初めの12月や、終わり頃の4月は乾季との季節の変わり目で、鏡のようなウユニとバリバリっと割れたようになっている白の世界と、両方が楽しめるのでこの時期もおすすめです。
(雨季の真っただ中でも乾いているところはもちろんあります。)
ウユニ塩湖を100%楽しむコツ
どんな写真を撮りたいか準備をしておこう
ウユニ塩湖に来たら誰しもが撮るトリック写真。事前に下調べしておくとより凝った写真が撮れること間違いなし!日本から持っていくコスチュームや道具など考えるだけでワクワクしますね。
標高が高いので高山病対策を考えておこう
ボリビアのアルティプラーノは標高が高いのですが、日本からの短い日程のツアーで来た場合、体が疲れているので高山病にかかる確率が高くなります。せっかく来たのに気分がすぐれないということにならないよう、薬を持ってくるなど高山病対策をしておくことがとっても大切です。
持ち物で大事なのはサンダル、サングラス、日焼け止め
水が張っているので、水に濡れてもよい靴やサンダルは必需品です。素足は塩でとても痛いです。鏡と言うだけあり照り返しがとても強いのでサングラス、日焼け止めも必需品です。サングラスは色の濃いものでないと、カメラを覗いた時も何も見えないくらい眩しいです。
服装は、重ね着が一番
標高がとても高いため、夏でも朝晩はストーブをたく必要があるほど、かなり冷え込みます。防寒着、レインコート、ウインドブレーカーなどは必需品です。また水の張った場所を歩くので服が塩まみれになります。塩まみれになってもよい服を持っていくのも意外と大事です。日中は日当たりがとても強いし興奮して暑くなる時もあります。いろいろ重ね着して着まわすのが良いかと思います。
カメラの充電をしっかりしておく
ボリビアでは停電が時々起こります。朝日から夜空まで写真をたくさん撮ることがたくさんあるかと思います。いざというときに備えて余裕をもって充電しておくことをお勧めします。
塩湖の真ん中にある 塩でできたホテル PLAYA BLANCA
PLAYA BLANCAはウユニ塩湖の真ん中にある塩でできたホテルで、周囲には幻想的な塩湖が360度広がっています。通常のツアーでは、休憩所として使われています。塩湖の中にある唯一のホテルで、部屋数が少なく人気があり、宿泊したい場合は旅行会社を通して予約する必要があります。
ホテルは、環境面を配慮して最低限の設備しかありませんが、泊まっている間、きれいな景色を間近で見ることができるので、泊まってみるのも思い出になること間違いなし!夜の満月や満天の星空に出会えるかもしれません。
このPLAYA BLANCAの外には世界各国の国旗が立っており、旅行者の足跡が残されています。日本の国旗も小さく何本か見つけました。
- ホテル プラヤ ブランカ
- ボリビア / ホテル
- 住所:Salar de Uyuni, Bolivia地図で見る
ウユニ塩湖への行き方
日本からは直行便がないため、アメリカ経由でボリビアに行くのが主流。
首都ラパスより飛行機でウユニへ(約45分)。バスや鉄道など陸路でも移動可能ですが雨季を狙っていく場合は道路が雨で水没することもあるので、飛行機がおすすめです。
ウユニの町から塩湖までは車で約1時間、空港から直接向かう場合は、約30分で塩湖の入り口まで行くことができます。塩湖の周りには塩でできたホテルが3つあります。ホテルから歩いて鏡張りの場所までは行けないため、旅行会社のツアーに参加するか、車をチャーターする必要があります。
一生に一度は行ってみたいウユニ塩湖。今回は、ウユニ塩湖の紹介と楽しむポイントでした。次の雨季のシーズンのツアー募集が各旅行会社ですでに始まっています(2016年9月現在)。ぜひこの幻想的世界を見に行ってみて下さい。