「カオ(Khao)」は、チェンマイの高級リゾートホテル「フォーシーズンズリゾート・チェンマイ」(Four Seasons Resort Chiang Mai)内にあるレストランです。田園風景を再現したホテルの庭園を眺めながら食事をいただくことができます。定番のタイ料理がここまで高級料理に変身できてしまうのか?と驚きの美味しさです。ホテル内の様子も少しだけご紹介します。
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「フォーシーズンズリゾート・チェンマイ」について
「フォーシーズンズリゾート・チェンマイ」は、チェンマイ北部のメーリム地区にあるリゾートホテルです。リゾートホテルというとビーチをイメージするかも知れませんが、「フォーシーズンズリゾート・チェンマイ」は山の中にあるリゾートホテルです。
ホテルの敷地内には、田園風景が再現されていて、 まるでタイの農村地区を旅しているかのような気分になります。こちらの田んぼでは、ホテルのゲストが田植え体験をすることもできます。
とてもよく管理された庭園内に、ヴィラタイプの客室が点在しています。宿泊料金は一室25,000バーツ(約9万円)ぐらいから。プライベートプール付きのリッチなお部屋もあります。
「お米」という意味のタイ料理のレストラン
「カオ」とはタイ語で「お米」という意味。「こんにちは」の代わりに「カオ食べましたか?」という挨拶があるほど、タイ人にとって欠かせない存在です。レストランの看板もお米のロゴマークになっています。
外のテラス席からは、ホテルの庭園にある田んぼを眺めながら食事ができます。レストランのテーブルにも稲穂が飾られていました。
広々したテラス席には屋根もあり、雨や日差しが強い日でも安心です。
筆者が訪れた日はとても暑かったので、室内の席を選びました。エアコンが効いた室内は、大きなシャンデリアと、リゾート内の景色や施設が描かれた大きな絵が印象的な空間です。大きなガラス窓もあり、遠くの田んぼと周囲の庭の樹木が見えます。
高級料理へと進化した屋台の定番料理
「カオ」のメニューは、タイ風チャーハン「カオパット」や、タイカレー、パパイヤサラダ「ソムタム」など、タイでは馴染みのある名前のものばかり。屋台の定番料理とも言えるタイ料理が中心です。一皿150円ぐらいの屋台料理がどんな風に高級料理に変身しているか比べられるのが楽しいです。
料理を注文し終えると、スナックと共にパンが沢山入ったかごを持って来てくれました。数種類の美味しいパンで、これだけでもお腹がいっぱいになりそうです。
タイに来たら一度は食べたい甘辛い焼き麺「パッタイ・グン」です。「グン」とはエビのこと。屋台では豚肉や鶏肉のことが多く、エビのパッタイはほんのちょっと高くなります。でも今回の「パッタイ・グン」のエビは屋台のものとは桁違い!大きなエビがごろごろ入っていて、食べごたえ抜群です。
次に来たのは、「レッドカリー・シーフード」です。辛さは注文時に希望を伝えることができます。筆者はタイでの普通の辛さでオーダーしました。辛みの中にもフレッシュなココナッツミルクの甘みがあって、シーフードのうまみが凝縮されているおいしいカレーです。こちらにも大きなエビがたくさん入っていました。
「グン・サロン」は、オイスターソースであえたエビを、米麺で巻いて揚げた料理です。パリパリの米麺の衣がおいしい一品です。
メニューには健康に配慮した料理のカテゴリーもあり、その中から選んだ「マンゴーチキン」というサラダです。カラフルな薄味のサラダで、素材の味が引き立ちます。マンゴーとチキンという意外な組み合わせですが、マンゴーの酸味がちょうど良いアクセントになっています。
テーブルの上はカラフルでおいしい料理でいっぱいになりました。普段屋台で目にするタイ料理とは一味も二味も違う、繊細で美しい盛り付けの料理です。筆者は3名でシェアしましたが、4品とライスで丁度よいボリュームでした。
「カオ」では、ランチ、ディナーの他にアフタヌーンティータイムもあり、2名分で1,770 バーツ(約6,500円)からとなっています。メニューにはどれも税金、サービス料(合計17%)が加算されます。
ランチ 12:00~18:00
アフタヌーンティー 13:00~17:00
ディナー 18:00~22:00
- カオ
- チェンマイ / アジア料理
- 住所:502 MOO 1, MAE RIM-SAMOENG OLD ROAD, CHIANG MAI 50180 THAILAND地図で見る
- Web:https://www.fourseasons.com/chiangmai/dining/resta...