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お買物天国フィンランド!「免税払戻」でお得に買物する手続き方法

取材・写真・文:

トラベルライター

2019年5月31日更新

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写真:トラベルライター

マリメッコ、アラビア、フィンレイソンなど、フィンランドは北欧デザインのかわいいアイテムが豊富でショッピングの国として人気の観光先。フィンランドでは「免税払戻」をすることで、お得にお買い物をすることできるのをご存じですか?その方法と注意点をご紹介いたします。フィンランドに行く前には必ずチェックしてくださいね!

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お買い物天国フィンランドでお得にショッピング?

  • 写真:トラベルライターマリメッコファクトリーショップ

MarimekkoやIttalaなど、北欧デザインのお買い物天国として人気の観光先フィンランド。福祉国家であるフィンランドでは、日本の消費税にあたる付加価値税が24%(食品は14%)と高額!でもフィンランドでは「免税払戻」の手続きさえすれば、お得にショッピングをことができます。

①買い物時はお店で「免税」希望の申告を

  • 写真:トラベルライターマリメッコ本社

免税は”Global Blue Shop Tax Free”と表示されたお店で、1日で40ユーロ以上を購入した場合に可能。お店で免税希望を申告すると、後で空港で免税払い戻し手続きをすることができます。

手続きの際にレシートに加え「Tax Free Form」という書類が必要なので、お店でのお会計時に「Tax Freeの適用を受けたい」旨を店員さんに伝えます。”Tax free, please”などと言うとよいでしょう。

観光客が多いお店では、店員さんから”Do you want tax free?"というように、向こうから聞いてくれることも多いです。パスポートを見せることで、「Tax Free Form」を発行してくれます。人気のマリメッコやアラビアでも行うことができます。

②必要書類の書き方

  • 写真:トラベルライター

免税手続きには、購入時のレシートと「Tax Free Form」を提出する必要があります。

「Tax Free Form」には、

  • ①名前※
  • ②住所
  • ③郵便番号・住所市町村
  • ④国※
  • ⑤メールアドレス
  • ⑥署名
  • ⑦還付の方法(クレジットカードへの還付か現金での還付を選択)

の記載欄があります。※についてはパスポートの情報から店側で自動的に記載され、残りを自分で記入する必要があります。

本来であれば全ての項目を記載する必要があると思いますが、私が購入したお店では③郵便番号・住所市町村と⑥署名のみ記載するよう指示されました。還付手続き時にもその他は空欄のまま提出しましたが、それで特段問題ありませんでした。

その他はお店の方で記入してくれます。”No. of packages”(荷物の数)も記載してくれていました。”RETAILER SIGNATURE”が空欄のままだったので少し心配でしたが、問題ありませんでした。荷物は帰国まで開けないように注意が必要です!

③空港(ヘルシンキ・ヴァンター空港)での手続き方法

  • 写真:トラベルライター

免税手続きは手荷物検査前と検査後のいずれも可能。検査前に手続きを完了すれば、飛行機預け入れの荷物に入れて帰国することができます!手荷物検査前に還付を受ける場合、飛行機のチェックイン前後いずれでも手続き可能です。

手続きは到着フロアの”Global Blue”のTax Refundのカウンターで行います。カウンターでは

  • ①レシート・Tax Free Form
  • ②購入商品
  • ③パスポート
  • ④帰りの飛行機の情報(Eチケット又は搭乗券)
  • ⑤クレジットカードで還付を受ける場合にはクレジットカード

の提出が求められます。必要書類の提出後、領収書(CUSTOMER RECEIPT)を受け取って手続き完了です。必要書類が揃っていれば、一分もせずに手続きが完了します。また、日本語ができるスタッフもいましたので、安心です。

  • 写真:トラベルライター

カウンターは時間帯によっては混雑しますので、余裕をもって空港に到着しましょう。なお、2016年から手続きを自動で行うキオスクが導入されました。スターバックスの前に機械がありましたが、あまり目立たず空いているのでおすすめ!

  • 写真:トラベルライター

手荷物検査後には、29番ゲートそば(出国手続前)と34番ゲートそば(出国手続後)にカウンターがあります。手荷物検査前と同様の流れで簡単に完了。チェックイン後空港での買い物後はここで手続きしましょう。

④約15%の免税手続きが完了!

  • 写真:トラベルライター

今回は店頭での支払い金額260.53ユーロ(約35,500円)のうち50.44ユーロ(約6,900円)が税金でしたが、35ユーロ(約16%分/約4,700円)の還付を受けることができました!浮いたお金でおみやげを追加で買うことができました。

※この記事は、筆者の経験(2018年1月)を元に書いたものです。最新情報は必ずご自身で確認をお願いします。

フィンランドのお買い物スポットや人気観光スポットはこちらからチェック!

  • 出典:tripnote.jpハカニエミのマリメッコ
  • 出典:tripnote.jp北欧ファブリックが勢ぞろい!布の専門店「Kauniste」

マリメッコやアラビアのファクトリーに、北欧らしい雰囲気漂う人気の観光スポットなど、フィンランド旅行で訪れたいスポットはこちらの記事でチェックできます。

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