半田市

【愛知】酢テキな体験!「ミツカンミュージアム」で五感を使って楽しく学ぼう

取材・写真・文:

愛知在住

2021年2月15日更新

1,788view

お気に入り

写真:mayuko

みんな大好きなお寿司に欠かせない「お酢」。愛知県半田市、ミツカン本社のすぐ近くに2015年にオープンした「ミツカンミュージアム」。ここではお酢の歴史・作り方・種類などを、体験型のミュージアムで見学しながら学ぶことができます。

この記事の目次表示

見学はすべてガイドツアーつき

  • 写真:mayukoミュージアムの外観は伝統的な建築様式

「ミツカンミュージアム」の、見学の所要時間は約90分。すべてガイドさんがアテンドして説明をしてくれます。館内は5つのエリアがあり、それぞれテーマが分かれています。

大地の蔵ゾーン

昔のお酢の醸造の様子や、現代の製法が紹介されています。お酢の醸造に使った昔の道具の展示を見ることで、職人の魂を感じることができます。

  • 写真:mayukoパネル下の引き出しを開けると、それぞれのお酢の香りが漂ってきます

りんご酢、黒酢、純米酢などの香りを嗅ぎ比べができ、原料によって香りが変わることを体感できるコーナーもあります。

風の回廊ゾーン

創業時からお酢づくりを見守る、醸造蔵が立ち並ぶ半田運河の流れとともに、写真でお酢づくりや人々、風景を振り返ります。

時の蔵ゾーン

江戸時代に、半田でつくられたお酢がお寿司との相性が良いと評判になり、江戸で大流行したことを知っていましたか?当時、半田から江戸までお酢の運搬に使われた船の模型が展示されています。

大きさは全長約20m、重さは約20t!実際に甲板に上がることができ、大スクリーンの映像で、当時の江戸までの船旅を疑似体験します。

  • 写真:mayuko2017年→江戸時代へのタイムスリップの旅

水のシアターゾーン

ここではシアター形式の映像を鑑賞します。お酢づくりに欠かせない、水がもたらす四季おりおりの日本の食文化の良さを再認識できる場所です。

光の庭ゾーン

  • 写真:mayuko

ここが一番おもしろい!陽の光が差し込む開放的な空間に、色々な体験コーナーがあります。一面に広がるミニチュア寿司の展示もあります。紙ねんどを使ったお寿司づくり体験などを通じ、「食」の魅力にふれることのできる場所です。

  • 写真:mayuko

最後にお酢ドリンクの試飲をいただき、さっぱりしたところでツアーが終了します。

フォトジェニック!?おもしろ写真も撮れる

お酢愛あふれる、こんな写真が撮れるパネルもあります。フォトコンテストも開催しているので、家族でいろんなポーズで写真を撮りあっている方もいました。

  • 写真:mayuko全身で「す」になりきります
  • 写真:mayuko

ここでしか手に入らないお土産

ミュージアム限定のお土産として、200円でオリジナルパッケージのポン酢をつくることができます。

  • 写真:mayukoパッケージは4種類の柄から選ぶことができます

まず、自販機でミニボトルのポン酢を購入。次にプリクラのような機械で写真を撮影すると、それがラベルに印刷されます。ポン酢のボトルにラベルを貼り付けて完成◎

おじいちゃん、おばあちゃん達へのお土産にと、何本も作っていく方もいるそう。

情緒あふれる街並み

ミュージアムの周りは、昔お酢の運搬に使用した運河がそのまま残っています。周辺には黒壁のミツカン工場も並び、当時の江戸情緒を感じながらの散策をすることもできます(景観を保つために電柱・電線は地下を通しています)。

  • 写真:mayuko

楽しみながらお酢博士になれる、ミツカンミュージアム。室内レジャーとして、雨の日や寒い時期のお出かけにもおすすめです。

ミュージアム予約方法

ミツカンミュージアムはツアーガイドがあるため完全予約制となっています。予約は公式HP、またはお電話から申し込むことができます。

ミツカンミュージアムの基本情報

  • 住所:愛知県半田市中村町2-6
  • TEL:0569-24-5111
  • URL:http://www.mizkan.co.jp/mim/
  • 営業時間:9:30から30分毎のガイドツアー(最終 15:30)
  • 見学料:大人300円、中高生200円、小学生100円
ミツカンミュージアム
半田市 / 博物館 / 穴場観光スポット
住所:愛知県半田市中村町2−6地図で見る
電話:0569-24-5087
Web:http://www.mizkan.co.jp/mim/

半田市の旅行予約はこちら


この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

この記事を書いたトラベルライター

路地裏あるき大好きな、自称☆台湾親善大使☆
台湾のゴハン、優しさとテキトーさを合わせもつ人たち、景色に魅了されて、1年に最低1回は台湾を訪れています。定番の観光スポットからディープな楽しみ方など、いろいろ発信したいです。
台湾以外の海外•国内のたび情報もたくさん紹介します。

【ラオス】ゆるやかわいいお土産はナイトマーケットで!オススメ10選

ラオスはニューヨーク・タイムズ紙で「世界で一番行きたい国」に選ばれています。タイや中国などアジア大国の狭間にあっても、なんともゆるやかな空気が流れる味わい深さが...


【名古屋のモーニング】地元民が選ぶおすすめ店5選

名古屋人は「おトク」が大好き。喫茶店で飲み物を注文するとトーストやゆで卵がサービスとなっているのは、もはや常識です。そんなモーニングはお店によっても特徴がありま...


【ペルー】ほっこりかわいい定番土産8選!

ペルーのお土産屋さんは民族衣装をまとった、おばあちゃん世代の女性が店番をする姿を多く見かけます。よく見てみると、彼女たちは店番の傍らでせっせと縫い物、刺繍などの...

【台北】地元民も通う漢方薬局「生元薬行」で体験するオーダーメイド漢方

「誰にでも効く」という薬は、誰にも効かない、という言葉もありますが、ここ「生元薬行」では、自分の体質に合った漢方を処方してもらえます。簡単な問診や診断の後、お医...

【台北・お土産】駆け込みでもOK!コンビニで買えるお土産Best10

観光をおもいっきり楽しんだ旅行は、家族・友人・職場へのお土産を忘れてしまいがちだったりしませんか。また、お土産はどこで何を買おうか、ということが気になって観光に...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります