みんな大好きなお寿司に欠かせない「お酢」。愛知県半田市、ミツカン本社のすぐ近くに2015年にオープンした「ミツカンミュージアム」。ここではお酢の歴史・作り方・種類などを、体験型のミュージアムで見学しながら学ぶことができます。
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見学はすべてガイドツアーつき
「ミツカンミュージアム」の、見学の所要時間は約90分。すべてガイドさんがアテンドして説明をしてくれます。館内は5つのエリアがあり、それぞれテーマが分かれています。
大地の蔵ゾーン
昔のお酢の醸造の様子や、現代の製法が紹介されています。お酢の醸造に使った昔の道具の展示を見ることで、職人の魂を感じることができます。
りんご酢、黒酢、純米酢などの香りを嗅ぎ比べができ、原料によって香りが変わることを体感できるコーナーもあります。
風の回廊ゾーン
創業時からお酢づくりを見守る、醸造蔵が立ち並ぶ半田運河の流れとともに、写真でお酢づくりや人々、風景を振り返ります。
時の蔵ゾーン
江戸時代に、半田でつくられたお酢がお寿司との相性が良いと評判になり、江戸で大流行したことを知っていましたか?当時、半田から江戸までお酢の運搬に使われた船の模型が展示されています。
大きさは全長約20m、重さは約20t!実際に甲板に上がることができ、大スクリーンの映像で、当時の江戸までの船旅を疑似体験します。
水のシアターゾーン
ここではシアター形式の映像を鑑賞します。お酢づくりに欠かせない、水がもたらす四季おりおりの日本の食文化の良さを再認識できる場所です。
光の庭ゾーン
ここが一番おもしろい!陽の光が差し込む開放的な空間に、色々な体験コーナーがあります。一面に広がるミニチュア寿司の展示もあります。紙ねんどを使ったお寿司づくり体験などを通じ、「食」の魅力にふれることのできる場所です。
最後にお酢ドリンクの試飲をいただき、さっぱりしたところでツアーが終了します。
フォトジェニック!?おもしろ写真も撮れる
お酢愛あふれる、こんな写真が撮れるパネルもあります。フォトコンテストも開催しているので、家族でいろんなポーズで写真を撮りあっている方もいました。
ここでしか手に入らないお土産
ミュージアム限定のお土産として、200円でオリジナルパッケージのポン酢をつくることができます。
まず、自販機でミニボトルのポン酢を購入。次にプリクラのような機械で写真を撮影すると、それがラベルに印刷されます。ポン酢のボトルにラベルを貼り付けて完成◎
おじいちゃん、おばあちゃん達へのお土産にと、何本も作っていく方もいるそう。
情緒あふれる街並み
ミュージアムの周りは、昔お酢の運搬に使用した運河がそのまま残っています。周辺には黒壁のミツカン工場も並び、当時の江戸情緒を感じながらの散策をすることもできます(景観を保つために電柱・電線は地下を通しています)。
楽しみながらお酢博士になれる、ミツカンミュージアム。室内レジャーとして、雨の日や寒い時期のお出かけにもおすすめです。
ミュージアム予約方法
ミツカンミュージアムはツアーガイドがあるため完全予約制となっています。予約は公式HP、またはお電話から申し込むことができます。
- HP:http://www.mizkan.co.jp/mim/reserve/index.html
- TEL:0569-24-5111
ミツカンミュージアムの基本情報
- 住所:愛知県半田市中村町2-6
- TEL:0569-24-5111
- URL:http://www.mizkan.co.jp/mim/
- 営業時間:9:30から30分毎のガイドツアー(最終 15:30)
- 見学料:大人300円、中高生200円、小学生100円
- ミツカンミュージアム
- 半田市 / 博物館 / 穴場観光スポット
- 住所:愛知県半田市中村町2−6地図で見る
- 電話:0569-24-5087
- Web:http://www.mizkan.co.jp/mim/