【台北】地元民も通う漢方薬局「生元薬行」で体験するオーダーメイド漢方

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• 店内は明るく開放的
• オーダーメイド漢方を処方してもらおう
•    スタッフに声をかけましょう
•    いよいよ診察室へ
•    言葉の壁を心配する必要なし
• 薬の調合はまるで魔法使いの世界
• おわりに

店内は明るく開放的

面している道路はさほど大きくありませんが「生元薬行」という看板が大きく掲げられているので、迷わずお店にたどり着けます。入口の扉はガラス戸で外から中の様子を伺うこともでき、初めての方でも入りやすいと思います。

• 写真：mayuko

店内は開放的な雰囲気です。

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漢方薬局ということで、すでにパッケージされた美肌効果や冷え症改善のに効能が期待できる漢方などが陳列されていました。これを目当てに買い物に来る地元の方も多くいるそうです。

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オーダーメイド漢方を処方してもらおう

スタッフに声をかけましょう

まずは「漢方を処方してもらいたい」という旨を伝えてください。スタッフの方とは日本語でやりとりできます。漢方はれっきとした「薬」ということで専門医の診察が必要なので、診察待合の番号札が渡されます。待ち時間は一人当たり15分程度です。

いよいよ診察室へ

順番が来るとカーテンで仕切られた診察室へと案内されます。ドクターは日によって常駐している方が違いますが、筆者が訪れた日はやさしいおじいさんという雰囲気のドクターでした。

左右の腕をそれぞれ1分程にぎって脈を測ります。その後、日常で感じているストレスの度合い、腸の状態、お肌のトラブル等をまるで占い師のように言い当てるのです。

言葉の壁を心配する必要なし

ドクターの言葉は全て中国語ですが、診察には日本語ができる通訳さんも一緒に入ってくれるので言葉の心配をする必要はありません。余計な緊張をすることなく問診を受けてください。

体の不調箇所を全て洗い出したら、その場で処方箋を書いてくれます。

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薬の調合はまるで魔法使いの世界

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処方箋は別室の調合師さんたちのいるカウンターに渡されます。カウンターの奥は壁面が全て薬の入った棚なのです。ハリーポッターなどに出てきそうな景色は圧巻！

調合師さんたちは、処方箋に沿って棚から薬を取りだして調合してくれます。

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日本人向けには、既に粉になっている薬を何種類かミキサーのような機械でまぜて粉薬を処方します。

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地元の方には、八角、なつめ、シナモンなど様々な材料を何種類も取り入れた煎じ薬をつくります。

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調合方法も、とても興味深いものです。古式ゆかしい天秤に漢方の材料を載せてきっちりと計り、どんどん薬ができあがっていく様子は、まるで魔法薬の調合に見えてしまいます。

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作ってもらう薬の分量は、2週間分または1ヶ月分でどちらか自分で決めることができます。お値段は調合されている薬の種類にもよりますが2週間分で2,000元～(約7,600円)。

処方箋は帰国後も有効なので、インターネットで追加注文をすることも可能です。

おわりに

オーダーメイドの漢方は、東洋医学の摩訶不思議な体験にお土産(漢方)が付いてくるという、印象深い思い出となることと思います。いつもとは違った観光がしたいという方におすすめです。