火鍋とは、中国の家庭料理として長い歴史を持つ辛味の強い鍋料理のことで、仕切りで分けられたお鍋で複数の味が楽しめることが特徴です。香港では、この火鍋が1年を通して人気で、街角や路地などで火鍋を囲む人々の姿をよく見かけます。ローカルなお店はたくさんありますが、今回は、モダンでお洒落な雰囲気の中で火鍋を食べることができるお店「The Drunken Pot」についてご紹介します。今まで試したことのない新発見が見つかるかも!?
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The Drunken Potとは
古くからの火鍋のイメージを取っ払い、モダンな雰囲気の中でリーズナブルにおいしい火鍋が食べられるのが、この「The Drunken Pot(酒鍋)」。若手実業家の女性ビビアン・シェクさんがオーナーを務めるお店です。
お店に入ると、まずインパクトのある壁紙が目に入ってきてびっくり。ストリートアートのように描かれた女性の絵は、とてもカラフルで店内の雰囲気をパッと明るくしています。青い椅子や赤を使った壁など、明るい色がふんだんに使われていて、ポップな雰囲気を演出しています。
まずはこだわりのスープを選ぼう!
鍋のスープは、好みのものを選ぶことができますが、初めて行くときにおすすめしたいのが「The Drunken Pot」と名の付けられたメニュー。複数のスープを一度に試すことができるのです。
スープの種類は、パパイヤと海老のスープ、蟹などの魚介系のスープ、ビーフ・ブリスケットスープ、チリがたくさん入った辛い四川風スープ、少し甘めのサテスープの5種。中央に置かれたパパイヤに火をつけるパフォーマンスも楽しみの一つです。
その他にも、魚の浮き袋(Fish Maw)と鶏の出汁に漢方が入った「美人鍋」や、ロブスタースープの中に黒トリュフとチーズの入った「Ultimate Drunken Pot」もおすすめ。
どのスープも個性があり、日本では食べたことのない味に出会えること間違いなしです!
種類豊富な具材にびっくり!
鍋のスープを選んだら、次に具を選びます。肉類はもちろん、キノコ類、野菜類、魚介類、餃子、小籠包、麺類などと種類が豊富!
あまり聞いたことがないような食材もあるので、この機会に挑戦してみるのも楽しいですね。自分で食べたい魚を持ち込むことも可能です(有料+200HKD)。
ペンギン!いやイカボールなんです
見た目がかわいくて、食べるのがもったいなくなってしまうのが「イカボール」。テーブルに運ばれてくると、なんとペンギンたちが氷の上に乗っているではありませんか!
具材の美味しさはもちろんのこと、見た目にもこだわっているのはさすがです。演出へのこだわりが、テンションをさらに上げてくれます。
薬味も充実
香港で火鍋を食べる時は、好きなつけダレを自分で作るのが基本。ここ「The Drunken Pot」では、つけダレ用の薬味や調味料が豊富なのもありがたいポイントです。
薬味は、パクチー、ニンニク、チリ、ネギ、揚げニンニク、ピーナッツの6種類。調味料は、チリ、XO豆板醤、ゴマ、ニンニク、黒コショウ、豆板醤が用意されています。
チョイスが多くて、好みの味に仕上げるのはなかなか難しいですが、いろいろ考えながらつけダレを作ることも火鍋の楽しみのひとつです。
サイドディッシュにもこだわりが
火鍋のみならず、サイドディッシュへのこだわりも忘れてはいません。中でも大人気なのが、6種類の小籠包を試すことのできるこちらのメニュー。ロブスターや蟹粉、黒トリュフなどを使って、いろいろな味にアレンジした小籠包を楽しむことができます。見た目も色鮮やか!
お皿や演出にもこだわっているので、ぜひおつまみに頼んでみてはいかがでしょうか。
おわりに
モダンでお洒落な美味しい火鍋が食べられるお店、「The Drunken Pot」。いろいろな味を一気に試すことができるのでうれしいですね。
観光スポットである九龍側の尖沙咀にあるため、行きやすいのも嬉しいポイントです。ぜひ、火鍋の本場で新しい味を発見してみましょう。
- ドランクン・ポット
- 香港 / アジア料理
- 住所:Shop1,2F, 8 Observatory Rd, Tsim Sha Tsui,Hong Kong地図で見る
- 電話:+852 2321 9038
- Web:http://www.thedrunkenpot.com/