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本場の味を持ち帰ろう!香港のおすすめ調味料8選

取材・写真・文:

トラベルライター

2018年9月7日更新

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写真:トラベルライター

日本の食卓にも登場することの多い中華料理は、家庭の定番料理のひとつでもあります。そんな家の中華を本場の味にできるのが、現地で買える調味料。帰国してからも本場の味を食卓に再現できる中華の醤(ひしお)は、お土産に最適。今回は日本の食卓でも使いやすい、おすすめの調味料をご紹介していきます。

この記事の目次表示

1, 香港一おいしいと言われる辣椒醤

  • 写真:トラベルライター余均益 辣椒醬 250G 52HKD(約737円)

香港で飲茶を食べるときに出てくる辣椒醤(Chili Sause)。この1922年創業の老舗「余均益」の辣椒醤(チリソース)は辛いだけでなく酸味、甘みもありとっても癖になる味。その美味しさは高級ホテルに卸しているほどで、現地香港人にもお墨付きです。

「余均益」は辣椒醤をはじめ、2,3で紹介する香辣油や豆鼓醤も有名です。大量生産はせず、少しずつ生産しています。飲茶や大根餅にはもちろん、水餃子や、チャーハン、フライドヌードルにも合うので、ぜひ試してみて下さい。

2, ラー油感覚で使える香辣油

  • 写真:トラベルライター余均益 香辣油 | 190G 39.9HKD(約566円)

香辣油(Chilie& Spicy oil)は、日本でいう辣油(ラー油)。食べるラー油と似ていてオイルだけでなく、唐辛子がたくさん入っています。余均益の香辣油には、ごま油と唐辛子の他、ニンニクと酢が入っていて絶妙なバランス。餃子のたれもこれがあればより美味しくなることでしょう。日本の辣油感覚で使えるので、お土産に持ち帰っても使いやすいと思います。

3, これを入れるだけでおいしさアップ 豆鼓醤

  • 写真:トラベルライター余均益 古方豆豉醬 230G 28HKD(約397円)

続いてこちらが余均益の古方豆鼓醤(classic Black Bean Paste)。豆鼓とは黒豆に塩、麹、酵母を加えて発酵させたもので、それをペースト状にしたものが豆鼓醤。塩辛い味でアミノ酸などのうまみ成分が入っているので、味わい深いです。

麻婆豆腐や回鍋肉に少し加えるだけで本場の味に大変身。一気に料理にコクが出ておいしくなります。そのほか、野菜炒めやせいろなどにも合います。

なお1~3の「余均益」の商品は、大量生産していないためスーパーでは取り扱いがありませんので、実店舗にてお買い求めくださいね。

余均益
香港 / その他グルメ
住所:g/f, 66a third Street, Sai Ying Pun地図で見る
電話:2568 8007
Web:http://www.yukwenyick.com.hk/home_eng.html

4, 口の中がしびれる本場の花椒

  • 写真:トラベルライター

花椒とは、日本料理でよく使う山椒とは違い中華で用いられるスパイスの一つ。さわやかな香りとピリッとした辛さがあり、口の中がしびれる感覚が広がります。ミルで砕いてから使ったり、すり棒で砕いて使ってみて下さい。

麻婆豆腐に入れると、ぐんと本場の味になります。「麻婆豆腐」の”麻”は花椒の痺れるような辛さを意味していることもあり、本場四川の料理にはふんだんに花椒が使われています。麻婆豆腐の他、酸辣湯や、鶏のから揚げに入れてもおいしいです。

スーパーではあまり売っていないので、街市という生鮮食品を扱う市場の中の調味料屋さんで購入してみて下さい。現地の市場を見るだけでなく、本場の調味料も見つかり楽しいですよ。

5, マルコポーロホテルのXO豆板醤

  • 写真:トラベルライター夜上海 XI豆板醤 100HKD(約1,400円)

香港のお土産として人気で、いろいろなガイドブックに載っているXO醤。スーパーマーケットで売っているものからXO醤発祥のペニンシュラホテルのものなど様々なものがあります。

その中でもお手ごろで使いやすいのが、マルコポーロホテルの中にある中華レストラン「夜上海」のXO豆板醤。豆板醤が混じっていることから、日本で作る中華にも使いやすいです。辛さはあまりなく、甘みとコクがあります。チャーハンにはもちろん、コクを足したいときにテーブルの上にあると料理の味にまた一味足して楽しむことができます。

夜上海(尖沙咀)
香港 / 中華料理
住所:マルコポーロホテル6F, 6/F, The Marco Polo Hong Kong, 3 Canton Road地図で見る
電話:2376 3322

6, 甘くて癖になる 甜面醤

  • 写真:トラベルライター八珍 甜面醤 240G 23HKD(約320円)

甘い味噌という感じで、北京ダックのソースはこれをベースに作られています。お肉料理や麻婆豆腐、回鍋肉の他、炸醤麺(ジャージャー麺)などに使うことができます。そのまま使うこともできますが、火を通すことによってより良い香りが出るので、料理の隠し味調味料として使ってみて下さい。

7, 松茸がふんだんに入っている松茸醤

  • 写真:トラベルライター餃掂手工餃子雲吞專門店 松茸醤 190G 80HKD(約1,130円)

太子(Prince Edward )にある餃子のおいしいお店「餃掂手工餃子雲吞專門店」で売っている松茸醤。松茸の風味が凝縮されたこの調味料は水餃子につける他、お粥の上に乗せたたり素麺に使ったりと味のシンプルなものに付け合わせで使うとおいしいです。お店では、2種類違う松茸醤が出てくるのでぜひ食べ比べて好みのものを購入してみて下さい。

餃掂手工餃子雲吞專門店 (太子)
香港 / 中華料理
住所:30 Boundary St, Mong Kok地図で見る
電話:3105 9968

8, 即席でできるAMOYの調味料

  • 写真:トラベルライターAMOY 四川担担麺醤 220G 14HKD(約198円)

スーパーマーケットには必ずといって良いほど置いてあるAMOYの調味料。日本のインスタント中華調味料と似ていて、これを入れれば料理が1品できてしまうという実に簡単に使うことのできる調味料です。ひき肉にこの四川担担麺醤を混ぜて麺の上にのせれば、担担麺の完成。料理が苦手な方でも簡単に本場の味を味わえます。

終わりに

  • 写真:トラベルライター

いかがでしたでしょうか。香港は中国本土の様々な料理が集まっているほか、広東料理の本場でもあり、たくさんの調味料を購入することができます。日本ではなかなか買うことのできない調味料で、一家の食卓を本場の味に仕上げてみてはいかがでしょうか。

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