都市国家の象徴ともいえる香港には、ところどころ公園や山、ビーチがあったりと、都会から抜け出した気分になれるスポットが点在しています。その中で今回は、ビクトリア・ピークへ行くトラム乗り場のすぐ近くにある都会のオアシス“香港公園”についてご紹介します。
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香港公園とは
香港公園とは1991年にオープンし、それ以降庶民のオアシス的な存在として愛されている公園。場所は金鐘(アドミラルティ)近辺で、ビクトリア・ピークへ行くトラムの乗り場の近く、HSBCタワーからも行けるとても便利な立地。
また、5つ星ホテルのアイランド・シャングリラやコンラッドホテル、ショッピングモールのパシフィック・プレイスと隣接しているアクセスの便利な公園。ショッピングモールのスーパーマーケット・グレイト(Great)で食べ物を買って、公園で食べている人たちをよく見かけます。
この公園は、風水で「龍脈」という気の流れの中にあるとされ、パワースポットとしても有名。公園内にはバード・ガーデン、温室、中国茶の喫茶店「樂茶軒」、お茶の道具の博物館「茶具文物館」、オープンテラスが人気のレストラン「L16カフェ&バー」などもあります。
また、婚姻の届出をする事務所があり、日によっては婚姻届けを出したカップルとお祝いしている家族や友人たちを見かけることもあるでしょう。また、ウエディング・ドレス姿の花嫁さんが写真撮影をしているのを見かけることがよくあります。香港の人たちにとっても大切な公園なことがわかりますね。
香港の高層ビルの真ん中に
香港公園は都会のど真ん中にあるため、公園内から高層ビルの景色を眺める事ができます。これも香港ならではですね。大きなIFCタワーやLIPPOのビルなど、自然の中にいながら香港ビルの景色が味わえる空間は、都会の中にあるオアシスだからでしょう。
大きな池の中をよく見てみて下さい。何十匹もの亀が仲良く戯れているではありませんか。また、カラフルな鯉たちが優雅に泳いでいます。
大人も子供も公園で楽しく遊んでいて、とってものどかな空間です。太極拳をしている人やランニングをしている人、ピクニックをしている人などたくさんの人たちがこの公園にオアシスを求めて来ているのかもしれません。
中国茶の楽しめるカフェ「樂茶軒」
広大な園内には、中国茶を楽しめる喫茶店「樂茶軒」があります。この喫茶店では、何十種類ものお茶、点心などの軽食のサービスも行っているので、ランチタイムやティータイムはたくさんの人でにぎわいます。
お茶の販売もしているので、お土産を探している方にもおすすめです。
- 樂茶軒
- 香港 / カフェ・喫茶店
- 住所:UGF, 290B Queen's Road Central, Sheung Wan, Central, 香港地図で見る
- Web:http://www.lockcha.com/
鳥のさえずりが響き渡るバード・ガーデン「尤徳観鳥園」
香港公園の目玉の一つであるバード・ガーデン「尤徳観鳥園(Edward Youde Aviary)」では、様々な鳥たちを身近で鑑賞することができます。歩道は高い位置に設置されているため、鳥たちをより身近で感じることができます。
80種類以上もの鳥が飼育されている大きな鳥かごの中は、熱帯雨林が生い茂る森に、実際に鳥が生育しているかのように再現されています。
おわりに
観光地のど真ん中にある、都会のオアシス香港公園。庶民にも愛される公園は、パワースポットとしても知られています。都会の忙しさから少し抜け出し、ゆったりとした時間を過ごしてみませんか。
- 香港公園
- 香港 / 公園・動植物園
- 住所:19 Cotton Tree Drive, Hong Kong地図で見る
- Web:http://www.lcsd.gov.hk/en/parks/hkp/