伊勢志摩エリアの神社といえばやはり伊勢神宮、しかし隣接する鳥羽市と志摩市にも見どころのあるオススメの神社が存在しています。今回の記事ではそんな鳥羽志摩の魅力あふれる神社3社をご紹介いたします!
この記事の目次表示
鳥羽市・志摩市について
鳥羽市・志摩市はどちらも三重県の志摩半島にある市の名称で、隣接する伊勢市と合わせてよく「伊勢志摩エリア」と呼ばれています。このエリアは、神宮のある伊勢市と海のレジャーが楽しめる鳥羽市、リゾート的な雰囲気を持つ志摩市という3つの市で幅広い観光を楽しめることから、年間を通して多くの観光客が訪れています。
今回の記事では、鳥羽市から1社、志摩市から2社オススメの神社を紹介いたします。願いを叶えてくれる神社・伊勢神宮の関係社・お守りが可愛らしい神社など、魅力いっぱいの神社を余さずご紹介するので、ぜひともチェックしてくださいね!
オススメの神社1. 女性の願いを1つ叶える「神明神社」(鳥羽市)
鳥羽市の相差(おうさつ)という地域にある神社で、一時期のパワースポットブームの際に一躍有名になった神社です。境内にある「石神さん」と呼ばれるお社は女性の願いをなんでも1つ叶えてくれると言われており、最近では日本人だけでなく海外からの観光客も参拝に訪れています。
比較的アクセスしにくい相差に海外観光客が訪れる理由はもう一つ、周辺で活動している「海女(あま)さん」の存在です。海女さんとは、海に潜って貝類などを獲ってくる女性のことで、ここ相差を始め周辺一体で現役で活躍しておられます。
販売されているお守りは、白地に紫色で「ドーマンセーマン(相差の海女が海の魔物や災難から身を守るおまじないとして磯着に入れていた図柄)」が描かれたもので、こちらも参拝客から支持を集めています。お守りの「ドーマンセーマン」は海から無事に帰ってこれるようにという海女さんの願いと、紫色は「貝紫染め」という貝の色素で紫染めを行っていたことに由来する…という、細部まで海との関わりが感じられる神社です。
かもめバス 「相差」(鳥羽駅から1時間) から 徒歩すぐ
オススメの神社2. 御神田が広がる伊勢神宮別宮「伊雑宮」(志摩市)
志摩市に居ながら伊勢神宮を感じられるのがこちらの「伊雑宮(いざわのみや)」です。伊勢神宮の別宮(神宮と関わりが深くかつ神宮が管轄している神社)で、境内はまるで小さな伊勢ような荘厳な雰囲気です。志摩市と伊勢神宮の関係は古来より続いており、現在でもアワビや伊勢エビなどの海産物が神宮に奉納されます。
見どころは神社横に広がる「御神田(おみた)」です。神宮の領田で、毎年6月には「御神田祭」というお祭りも開催されます。また、御神田の前にある鳥居は皮付きの木を使ったもので、これは神殿が無いところで神事を行うときに用いられる貴重なものです。
- 伊雑宮
- 志摩 / 神社 / パワースポット
- 住所:志摩市磯部町上之郷374地図で見る
- 電話:0596-24-1111(神宮司庁)
- Web:http://www.isejingu.or.jp/about/naiku/izawa.html
オススメの神社3. 可愛らしいサメのお守りが魅力的「安乗神社」(志摩市)
志摩市阿児(あご)町の安乗(あのり)という小さな漁村にある「安乗神社」は、規模の小さいこぢんまりとした神社でありながら、ここまで紹介した2社と同様全国から一定数の参拝客を集めるちょっと変わった神社です。
その理由というのがこちら、「波乗守」です。「安全に乗る」「良い波に乗る」といった願いが込められたお守りで、白地に可愛らしいサメの刺繍が施されています。サメは古くから海の神様と深い関わりがあると言われており、サーファーの中にはお守りとしてサメの歯自体を持ち歩く人も居るほどです。
上のような理由から特に自転車やバイクに乗る人、そしてサーファーなどから支持を集めているのがここ安乗神社です。神社の裏からは海沿いの集落らしいのどかな景色を見ることもできますので、志摩市を訪れたならぜひ足を運んでみてくださいね。
まとめ
今回ご紹介した3社はいかがでしたか?伊勢神宮のある伊勢市に負けないほど、どこも個性あふれる素晴らしい神社です。みなさんも伊勢志摩エリアを観光される際は、鳥羽市・志摩市の魅力いっぱいの神社たちを参拝してみてくださいね。