写真：トラベルライター皆さんはテレビなどで、カピバラが温泉に浸かって気持ちよさそうにしているのを一度は見たことがあるのではないでしょうか？今では様々な地域の動物園のカピバラがお風呂に入って、かわいらしい姿を見せてくれていますが、ここ、静岡県伊東市の大室山のふもとにある「伊豆シャボテン動物公園」にいるカピバラが、実は「露天風呂に入るカピバラ」の元祖なのだそうです！たくさんの温室で育てられたサボテンとともに、カピバラや放し飼いにされたリスザル、クジャクなど、全部で120種類もの動物たちとの触れ合いを楽しみませんか？
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元祖！カピバラの露天風呂
1982年の冬に、たまたま飼育員さんがお湯で展示場の掃除をしていたら、できたお湯の水たまりにカピバラたちが手足をつけて気持ちよさそうにしていたのを発見。試しに池にお湯を入れてみたところ、喜んで入浴したことが露天風呂を作るきっかけになったそう。結構昔からやっていたんですね。
写真：トラベルライターこの日は暑かったため、お風呂に入っているカピバラはいませんでした・・・。
そもそも、カピバラって？？
ネズミ目カピバラ科。ネズミの仲間の中で最大種。生息地はブラジル、アルゼンチン、パナマなどの南アメリカ東部を中心とした川や湖、沼などの水辺です。「カピバラ」は、インディオのツピ族の言葉で「草原の支配者」という意味だそう。
- 写真：トラベルライター
カピバラの露天風呂エリアには、中央に露天風呂があります。このカピバラたちは、冬至には柚子湯に入るそうです。300円で餌を購入し、あげることもできます。
- 写真：トラベルライター
カピバラ虹の広場というエリアには、放し飼いにされたカピバラがいて、エサやり体験やふれあい体験もできます。とても人懐っこくて、犬のように寝っ転がっておなかを出そうとする子もいました。
- 写真：トラベルライター動物たちと触れ合うことも！
他にもたくさんの動物が！
動物たちが活躍！アニマルショー
メインゲートから入るとまず見えるのは、バードパラダイスや、チンパンジーの檻・チンパジアムです。チンパジアムのすぐ裏には大講堂があり、ここでは1日に3回ほどアニマルショーが行われています。
- 写真：トラベルライターお客さんを巻き込んで、楽しいショーもやっています
時間やショーの内容は、大講堂に張り出してありますので確認してくださいね！
エサやり体験や、放し飼いの動物との触れ合いも！
- 写真：トラベルライターこんなに近づいても逃げないワラビー！
カンガルーの丘では、放し飼いにされたワラビーが自由に歩き回ります。近づいても逃げません。ここにはダチョウもいました。
- 写真：トラベルライター
ロックガーデンと呼ばれるエリアの近くには、ロバやラマなどがいます。たくさんの動物たちに餌をやることができます。
各動物の食事に合ったエサが200～300円程度で販売されています。売り切れていたら、その動物のご飯は終了、ということだそうです。くれぐれも違う動物に違う餌をあげないでくださいね！おなかを壊してしまいます。
ボートで探検！アニマルボートツアーズ
2015年7月にオープンした、日本初のボートツアーです。
- 写真：トラベルライター
伊豆シャボテン公園の中央には大きな池があり、その中に大小9つの島があります。それぞれの島の中に違う種類の動物が飼育されており、ボートに乗るとガイドさんが動物の説明をしてくれます。
- 写真：トラベルライター
ペリカンが泳いでいたり、フラミンゴがいたり。リスザルやオランウータン、ワオキツネザルなどのサル類を中心とした動物がいます。
- ぐるっと一周コース（所要約15分）：島や沿岸にいる動物たちの生態についてガイドさんが説明してくれます。
- モンキー島上陸コース（所要約20分）：ボートでリスザルかワオキツネザルの島へ上陸し、エサやり体験ができるコースです。
どちらのコースも2歳以下、妊娠中の方や飲酒された方は不可です。
シャボテン温室にも行ってみよう！
- 写真：トラベルライターシャボテン温室の入り口
ここはシャボテン温室の入り口。ウルトラマンに登場する高原竜ヒドラがモチーフだそうです。温室では世界各国から集められたサボテンや、多肉植物が1,500種も展示されています。
地域ごとにわかれた温室
シャボテン温室は入り口から順に、南アメリカ館、アフリカ館、森林性シャボテン館、マダガスカル館、メキシコ館、シャボテン狩り工場、を経ておみやげ館が温室の出口となります。
- 写真：トラベルライター
筆者が訪れたときは、シャボテンの花が見ごろを迎えており、様々なシャボテンがカラフルな花を咲かせていました。
- 写真：トラベルライター
こちらは金鯱（きんしゃち：原産地メキシコ）の成長のサイズの展示。意外と大きくなるのに時間がかかるんですね！そして、長生き！！
- 写真：トラベルライター
温室内はまるでジャングルのよう。普段見たことのないような植物がたくさんあります。
シャボテン狩りが楽しめる！
- 写真：トラベルライター
シャボテン狩り工房では、好きな鉢を選んで、好きなサボテンを寄せ植えできます。カピバラの形をした陶器のポットがかわいい！
- 写真：トラベルライター
本当に種類がたくさんで迷っちゃいます。
おわりに
たくさんの人懐っこい動物と触れ合い、サボテンについても知ることができる、伊豆シャボテン動物公園。
ベビールームが設置されるなどバリアフリー化が進んでおり、どなたでも楽しめる公園となっています。お出かけしてみてはいかがですか？
- 伊豆シャボテン動物公園
- 伊東・伊豆高原 / 子供が喜ぶ / 観光名所 / 動物園 / 女子旅 / 冬のおすすめ観光スポット / 遊び場 / 犬連れで行ける観光名所
- 住所：静岡県伊東市富戸1317−13地図で見る
- 電話：0557-51-1111
- Web：http://izushaboten.com/
