写真：まき子アメリカでは定番のビールの1つ「ミラー」。日本では同社の別銘柄「クアーズ」も人気ですネ。ミルウォーキーにある工場は歴史がとても深く、そのビール工場の見学は無料なのに超充実！見学の後にできる雰囲気のあるパブでお楽しみの試飲も無料ですよ〜♪
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ミラービール工場がある「ミルウォーキー」ってどこ？！
写真：まき子
こんな歌をご存知ですか？
♪ 知っていますか知ってるかい？ 世界のビールの名産地！ ミュンヘン、サッポロ、ミルウォーキー！ うまいビールの合言葉！ ミュ〜ンヘン、サッポロ〜サッポロ〜、ミ〜ルウォーキ〜♪
一度聞いたら耳に残るこの歌は、1958年頃にTVで流れたサッポロビールのCM。ほぼ同じ緯度、北緯43度あたりにあるビールで有名な都市として “ミュンヘン、サッポロ、ミルウォーキー” がフレーズに取り上げられました。
でも、ミュンヘンはドイツの観光名所として有名ですが、「ミルウォーキーってどこ？！」 という方は多いのではないでしょうか？
シカゴから近い！美味しいクラフトビアもいっぱい！
「ミルウォーキー」はアメリカ北部、五大湖に面したウィスコンシン州にあり、州の中では一番人口の多い都市です。しかもシカゴからは車やバスで北へまっすぐ走って2時間弱なので、観光するには便利な場所！
さすが “ビールの名産地” だけあって、あちこちにクラフトビアのブリュワリーがあったり、自家製ビールを提供しているレストランもたくさんあります。
そんな観光名所の中で人気なのは「ミラービール工場見学ツアー」！見学の後は、良い雰囲気のパブでお楽しみの試飲タイムもありますヨ。しかも驚きなのは、約1時間かけて楽しめる見学も試飲も 無料なんです！！
でも「ミラービールって何？」という方のために、まず簡単にご紹介します。
アメリカ定番のビール「ミラービール」とは？
- 写真：まき子
アメリカの大手ビールといったら、世界的に知られている「バドワイザー Budweiser」が有名ですが、アメリカ現地の人に言わせると「バドは水みたいなもんだ」だそう（笑）。
一方、「ミラー Miller」も大手ではありますが、もう少し深みがある味で、これもアメリカ全土どこでも売られている銘柄です。
今は企業合併や吸収が繰り返されて大企業になりましたが、最初はミルウォーキーの小さな醸造所でした。その醸造所を、1855年にドイツ移民の「フレデリック・ミラー」が買収してから創業されたビール会社なので、銘柄名が「ミラー」なのですね。
ビール工場見学ツアー は、この本社のある場所で行われています。
まるで「街」みたい！！
- 写真：まき子
工場見学ツアーに行くには、「VISITOR CENTER & GIFT SHOP」と書かれた看板のある入口を入ります。
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入ってみてびっくり！！「ここは街？！」と思うくらい広大な敷地！車道、歩道、街灯があり、沿道には木がずらっと並んでいます。
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駐車場は旗が立っているモニュメントのすぐ近くにあり、ビジターセンターは目の前にあるレンガの建物です。
まずは整理券をGET！ID必須です
工場見学ツアーはWEB予約は行なっていないので、まずビジターセンターで受付をしないといけません。先着順 に整理券が配られるというシステムです。
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ツアーは 10:30から30分ごと に行われていますが、ビジターセンターが開くのは 10:00 。筆者が訪れたのは10:00前でしたが、すでに多くの方が待っていました。
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ビジターセンターが開いたと同時にダダダ！と受付に人が並びます。お子様連れでも参加はできますが、試飲をしたい方はID（パスポートなど）が無いと受付できないのでご注意ください。
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受付をすれば、このような時間の書かれた札を渡してもらえるので、その時間にまた受付へ来ましょう。休業の日もあるので ホームページ でご確認くださいね。
いざツアーへ！最初は映像でお勉強
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ツアーの最初は10分ほどミラービールの歴史を観るシアターからスタート。ミラーさんが、ドイツから一握りのビール酵母を持ってきたこと、創業から様々な吸収合併があったこと、スポーツを支援していること、そして今現在は環境問題にも取り組んでいることなどが観られます。
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その後は一旦外に出て工場へと向かうのですが、外に出るとまたびっくり！敷地内なのに信号機がある！建物1つ1つの大きさにも驚かされますが、本当に1つの街みたいです。このあとも、このような建物を出たり入ったりして移動していきます。
瓶詰めラインや倉庫を見学！とにかく広〜い
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次は広大なライン工場の見学です。さすがアメリカ第2位の大手、ライン工場の大きさもハンパないです。
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平日であればラインも稼働しているそうですが、筆者が訪れた休日は動いていなかったため、モニターでその様子を見ることになりました。
- 写真：まき子
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また、ただガラス越しに見るだけではなく、実際に現場に降りて、こんな近くまで寄って見学させてくれます。
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瓶詰めされたパッケージの在庫置場も広〜い！この倉庫にある在庫のほぼ半分がシカゴへ出荷されるそうです。
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また面白い看板も。ミラーは吸収合併を繰り返して、こんなにたくさんの銘柄を扱うようになったのですね。日本でも瓶の口にライムやレモンを入れて出される「クアーズ Coors」はよく知られています。
