チェンマイ
チェンマイ観光
”北方のバラ”と称される美しい古都

寒さが人気!?チェンマイの高原モンジェムを満喫!

取材・写真・文:

タイ在住
訪問エリア:9ヶ国

2019年1月14日更新

1,222view

お気に入り

写真:瀬奈

タイは1年中暖かいことで知られていますが、チェンマイ北部の高原モンジェムには、寒さを求めてタイ全土から観光客が訪れます。名物は"テント泊”。南国での短い冬の楽しみ方をご紹介します。

この記事の目次表示

モンジェムの見どころ

モンジェムは、チェンマイ市内から40キロ、車で1時間ほど北に進んだ所にある高原です。山の上には少数民族のモン族の村があります。市内からも気軽に行くことができるので、タイ人にも外国人にも人気の観光地です。

モン族の市場

  • 写真:瀬奈

駐車場から山頂に向かう道沿いには、モン族の人たちが開いているお店がずらりと並んでいます。

  • 写真:瀬奈
  • 写真:瀬奈

民族柄の生地を使った小物や、地元で採れた野菜や果物などが売られています。カップに入ったフルーツや焼き芋、焼バナナなどをつまみながら歩くのも楽しいです。

高原ならではの景色

  • 写真:瀬奈

ほとんどが平地なタイですが、モンジェム山頂に到着すると、いつも見上げている雲が目線の高さになります。空気もひんやりしていてとても気持ちが良いです。

  • 写真:瀬奈
  • 写真:瀬奈

山の上では咲いている花も下界とは違います。コスモスなどタイの他の場所ではなかなか見ることの出来ない花が咲いています。畑の中での撮影は20バーツ(約70円)。また近年はイチゴの栽培も盛んで、イチゴ摘み体験もできます。

木製手作りカート

  • 写真:瀬奈

ここでは面白い乗り物が楽しめます。木製の手作りカートです。タイヤと手動のブレーキしかついておらず、向きは足で前輪を動かす仕組み。1人乗りから3人乗りまであります。2人乗りで80バーツ(約280円)です。

  • 写真:瀬奈

まずは車で人とカートを坂の上まで運びます。かなりの急こう配を上るので安全に下りて来れるかどうかドキドキです。

  • 写真:瀬奈

簡単なレクチャーを受けたあと、坂道を利用してみんなで一気に下ります。砂利道の振動とけたたましい車輪の音、風を全身に受けてストレス解消です!ブレーキもしっかり効くので思ったほど怖くはありませんが、運転手は足の力が必要です。

夜はテントに宿泊

モンジェム周辺の山々の頂には、驚くほどの数のテントが並んでいます。それぞれの施設ごとに工夫を凝らしたテントやサービスがあります。筆者はタイの友人が予約してくれた「モンインダオ」というところに宿泊しました。

  • 写真:瀬奈
  • 写真:瀬奈
  • 写真:瀬奈

テント内は柔らかいマットレスが敷かれていて、掛布団とまくらが用意されています。2人用テントは700バーツ(約2,380円)。筆者は毛布を用意して行きました。マットの下からの冷気が寒かったので敷いて使用できて丁度よかったです。

みんなでワイワイ、楽しい夕食

「モンインダオ」では、タイ式七輪の貸し出しがあります。自分たちで食材を用意して行けば、楽しいバーベキューができます。食材はレセプションでオーダーすることもできますし、近くには商店もあるので安心です。また、近くにはカフェや食堂もあります。

  • 写真:瀬奈

現在、タイで大ブームのムーガタを楽しみました。ムーガタとは、焼肉と鍋が一緒になったような料理です。

  • 写真:瀬奈

筆者は日本のおもちを持参。ぷくっと膨れるおもちが楽しいと大人気でした。

モンインダオ
チェンマイ
住所:ชม.4051, Tambon Mae Raem, Amphoe Mae Rim, Chang Wat Chiang Mai 50180地図で見る
Web:http://moningdao.com/index.html

見どころいっぱいの観光地モンジェム

気になる寒さですが、12月末で15℃ほどまで下がりました。凍えるほど寒いわけではありませんが、タイの友人たちは下界ではほとんど使うことがないダウンジャケットやニット帽などを着込んで、寒さを楽しんでいました。筆者もフリースを着て防寒しました。

  • 写真:瀬奈Onsen @ Moncham
  • 写真:瀬奈Pongyang Jungle Coaster & Zipline

ご紹介した以外にも、モンジェムには温泉やジップラインなど楽しい観光スポットがたくさんあります。また、モンジェムに向かう道中のメーリム地区も人気の観光地です。レンタカー、もしくは赤のソンテウをチャーターして行くのがおすすめです。モンジェムの寒さを楽しんでアクティブな旅に挑戦してみるのはいかがでしょうか?

モンジェム
チェンマイ / 町・ストリート
住所:Tambon Mae Raem, Amphoe Mae Rim, Chang Wat Chiang Mai 50180地図で見る

チェンマイの旅行予約はこちら


チェンマイのパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

チェンマイのホテルを探す

チェンマイの航空券を探す

チェンマイの現地アクティビティを探す

チェンマイのWi-Fiレンタルを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


【タイ】ラプンツェルの世界!タイのコムローイ祭りに参加しよう

世界最大のランタン祭り・コムローイ祭りをご存知ですか?映画『塔の上のラプンツェル』の1シーンのモデルとも言われるこのお祭りは、毎年11月にタイで開催されています...


5戒を破るとこうなる!チェンマイの地獄寺「ワット・メーゲットノーイ」がまさに地獄絵図、でもこの力作は僧侶からの強いメッセージだった

国民の9割以上が仏教徒であるタイ。実は寺院の数だけを比べると日本の方が圧倒的に多い(タイ:約3万、日本:約7万6千)のですが、信仰心の厚さや、あらゆる場所が観光...

【チェンマイ観光】絶対外せない観光5選!タイ通がオススメする穴場スポットも大公開!

タイ北部の街チェンマイは、のどかな自然が残る美しい古都です。観光雑誌で紹介されているスポット以外にも見どころは盛り沢山。少しコアなオススメスポットやオススメの過...

【チェンマイ観光】オススメ度No.1!タイガーキングダムで大迫力の虎と2ショットを撮ろう!

タイガーキングダムは、本物の虎やライオンと触れ合いながら、写真が撮れるオススメ度No.1の穴場スポット。大迫力の虎との2ショットはインスタ映え間違いなし!チェン...

【タイ】山の上の隠れ家リゾート「チャントラキーリー・シャレー・チェンマイ」で自然を満喫!

チェンマイ・ハンドン地区の山の上にある「チャントラキーリー・シャレー・チェンマイ」(Chantra Khiri Chalet Chiang Mai)では、古い米...

この記事を書いたトラベルライター

旅はまだまだ終われない☆東南アジア放浪中♪
タイに魅せられ、2015年より夫婦でチェンマイに移住。
チェンマイを拠点に、東南アジアを旅しています。
高級ホテル滞在からバックパッカーまで、幅広いスタイルの旅を楽しんでいます。
日本人にはあまり知られていないレアな情報をお伝えしていきます!

ちょっぴりワイルドなバックパッカー旅!秘境の村ラオス・バンビエン

ラオスの首都ビエンチャンからバスで4時間ほどの所にある秘境の村バンビエン。ここでは手つかずの大自然を生かしたアクティビティーが楽しめます。世界中からバックパッカ...


【タイ】パタヤビーチからすぐ!透き通る海のラン島でビーチを満喫

バンコクから車で1時間半ほどの所にある有名な観光地・パタヤビーチから、さらに船で約40分の所にある小さな島「ラン島」。海の透明度、ビーチの美しさはパタヤビーチと...


【タイ】ランチがお得!マハナコーンタワーの絶景レストラン「マハナコーン・バンコク・スカイバー」

バンコク中心部にそびえる、高さ314メートルの高層ビル・マハナコーンタワー。76階にはニューヨーク出身の有名な料理人がシェフを務める、絶景のレストラン「マハナコ...

【タイ】バンコクで一番高いルーフトップの展望台「マハナコーン・スカイウォーク」

78階建て、地上314メートルの「キングパワー・マハナコーンビル」の最上階にある、タイで一番(2019年時点)高い展望台「マハナコーン・スカイウォ-ク」。見晴ら...

本格フレンチも味わえる!ラオス・ビエンチャンのおいしい洋食店4選

東南アジアの小さな国、ラオスの首都ビエンチャン。意外なことにたくさんの洋食店があるんです。特にフランス人が経営しているフレンチレストランでは、とてもリーズナブル...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります