食も雑貨もクラフトも！ヨーロッパの屋内マーケット厳選8選！

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• 屋内マーケットとは？
• 1．イギリス・ロンドンのApple Market（アップル・マーケット）：おしゃれなクラフトが見つかる、デザイン・マーケット！
• 2．スペイン・バルセロナのLa Boqueria（ラ・ボケリア）：スペインの食文化の鮮度、勢いを感じる海近マーケット！
• 3．デンマーク・コペンハーゲンのTorvehallerne KBH(トーヴヘーラネ・コービーホー)：北欧デザイン全開のモダンおしゃれマーケット！
• 4．フィンランド・ヘルシンキのHakaniemen Kauppahalli（ハカニエメン・カウッパハッリ）：映画『かもめ食堂』のロケ地にもなった伝統あるマーケット！
• 5．フィンランド・タンペレのTampereen Kauppahalli（タンペレーン・カウッパハッリ）：水色の店舗ブースが美しい温かい雰囲気のマーケット！
• 6．ポルトガル・リスボンのTime Out Market（タイム・アウト・マーケット）：イートイン可能のカフェ飯が最高！
• 7．ハンガリー・ブダペストのNagy Vásárcsarnok（ナジ・ヴァーシャールチャルノク）：地元産にこだわった趣あるマーケット
• 8．アイルランド・コークのEnglish Market（イングリッシュ・マーケット）：美食グルメな都市コークからアイルランドに広がる食文化の発信地！
• まとめ

屋内マーケットとは？

マーケットと一口に言えば、屋内・屋外問わず食品や花、雑貨などが販売される市場を思い浮かべることと思いますが、ヨーロッパには、フリーマーケット（蚤の市）、クリスマスマーケットなど、楽しい市場がたくさんあります。

屋内マーケットは、人が集まる都市の中心地にあることが多く、天候・季節を問わず買い物やそぞろ歩きを楽しむことができます。マーケットではその土地の名産品や新鮮な果物、野菜などの食糧品に加え、雑貨や手作りクラフト等が売られています。

• 写真：aka-regionTime Out Market内の植物・花屋さん

モダンでおしゃれなマーケットから、伝統・格式ある外観のマーケットまで、個性溢れるヨーロッパのマーケットをご紹介します。

1．イギリス・ロンドンのApple Market（アップル・マーケット）：おしゃれなクラフトが見つかる、デザイン・マーケット！

• 写真：aka-regionイギリス・ロンドンのApple Market

コベントガーデン駅を下りて地上すぐの場所にApple Market（アップル・マーケット）があります。かつてはロンドンの果物・野菜市場の中心的存在でしたが、その機能がNew Covent Garden Marketに移ったことで、Apple Marketはよりモダンな雰囲気のマーケットに生まれ変わりました。

• 写真：aka-regioncafeスペースもあるApple Market

約40店舗を擁し、アンティーク雑貨やクラフト、写真やハンドメイドの服などの日用品を取り扱っています。独立した店舗がそれぞれの店づくりを行っており、それでいて一体感のある雰囲気のマーケット。カフェも併設されているので、買い物しながら一息つくこともできます。

• 写真：aka-regionApple MarketのキャンドルショップS.M.Strand Soap（￡4＝約800円）

2．スペイン・バルセロナのLa Boqueria（ラ・ボケリア）：スペインの食文化の鮮度、勢いを感じる海近マーケット！

スペインの商業都市・バルセロナの海にほど近い場所にあるマーケットがLa Boqueria（ラ・ボケリア）です。バルセロナ市内にはいくつか屋内マーケットがありますが、こちらが伝統も豊かで生鮮食品を多く扱い、活気のある場所です。

• 写真：aka-regionスペイン・バルセロナのLa Boqueria。

起源は西暦1200年。もともとは屋外マーケットで、地方から集められた生鮮野菜や果物を売買する場所でした。幾重にも及ぶ戦や災害から逃れ、改修を重ねながらも古き良き面影の残るマーケットとなっています。

• 写真：aka-region極上の生ハムを売る肉屋。

スペイン名産の生ハムを売るお店があり、その隣につやつやした果物や野菜が並び、チーズやオリーブ等の酢漬け専門店などが軒を連ねます。地元の人が店主と元気のよい挨拶をかわし、生きたスペインを知れるマーケットです。

• 写真：aka-regionマケドニア産フルーツ（€1.5＝約200円）
• 写真：aka-region地中海でとれた魚介類が並ぶ。

3．デンマーク・コペンハーゲンのTorvehallerne KBH(トーヴヘーラネ・コービーホー)：北欧デザイン全開のモダンおしゃれマーケット！

• 写真：aka-regionコペンハーゲンのTorvehallerne KBH

北欧デンマークの首都コペンハーゲンのイスラエル広場という場所にあるマーケットが、トーヴヘーラネKBHです。ここは、2011年にオープンしたモダンなマーケットとなっています。壁や一部天井がガラス張りでシンプルな色使いであり、とても開放的な雰囲気です。

野菜や魚、肉といった生鮮食品はもちろんのこと、紅茶、ケーキにオリーブオイルやワイン、キッチン用品など食に関することは何でも揃うマーケットです。

• 写真：aka-regionTorvehallerne KBH内のオーガニックコスメ専門店

デリを買ってイートインできるスペースもあり、カフェもあります。中でも地元の人たちに人気なのがThe Coffee Collectiveというカフェです。日本にもこちらのカフェの豆を扱うお店が出てきているようですが、コクのあるコーヒー、しっかりと香りのあるコーヒーなど、産地ごとに違う味わいのコーヒーを楽しむことができます。

• 写真：aka-regionデンマークらしいオープンサンドイッチ（75クローネ＝約1,300円）

マーケット外のスペースでは、週末にはバンドなどのパフォーマンスがあり、ひときわ賑わいを見せます。また季節に合わせたイベントもあり、クリスマス前にはホットワインのグロッグの世界選手権が行われることもあります。

• 写真：aka-regionオイル専門店
• 写真：aka-region食べごたえのあるケーキ（36クローネ＝約640円）

4．フィンランド・ヘルシンキのHakaniemen Kauppahalli（ハカニエメン・カウッパハッリ）：映画『かもめ食堂』のロケ地にもなった伝統あるマーケット！

• 写真：aka-regionHakaniemiの屋内マーケット２階にあるmarimekko支店

フィンランドの首都ヘルシンキの中央駅からトラムに約10分ほど乗ると、大きな広場に行きつきます。その一角に重厚なレンガ造りの建物ハカニエミ・マーケットがあります。

食材を中心とした店舗が1階に、生活雑貨を扱う店舗が2階に並び、全部で52店舗あります。1階部分には、食材店が所せましと並び、活気があります。チーズ専門店、魚屋だけでも5店舗あり、他にパン屋や製菓、カフェや八百屋など7店舗があります。

• 写真：aka-regionフィンランドのパン屋さん＠ハカニエミ

また2階部分には、生活雑貨やクラフトを売る個人経営のお店の他、日本でも大人気のテキスタイルメーカー「マリメッコ(marimekko)」の支店も入っています。セール品や市街地のmarimekkoでは買うことのできない、掘り出し物も見つかりますよ。