
世界遺産に登録されている運河地区をもつアムステルダムをはじめ、観光で訪れたい魅力的な都市や街が多いオランダ。風車が並ぶ光景が楽しめる街に、古い街並みが風情を感じる都市、そんな古都であってもお洒落なレストランやカフェでのひとときも楽しめるのが魅力的なオランダで訪れたい、おすすめの観光スポットを紹介しています。
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1.運河クルーズ(アムステルダム)
街中に運河が張り巡らされた水の都アムステルダムの運河クルーズは、もはやオランダ観光の定番です。運河沿いには教会やレンガ造りの建物などが建ち並び、昼ももちろん素敵な景色が楽しめますが、おすすめは建物の燈が灯り始める夜。うっとりするような景色を運河の上から楽しむことができます。
アムステルダム運河地区は世界遺産にも登録されています。

- アムステルダム運河クルーズ
- オランダ / 乗り物
- 住所:Stadhouderskade 550, 1072 AE Amsterdam地図で見る
2.キンデルダイク
オランダといえばやっぱり見ておきたいのが、風車のある風景。現在でも国内に1,000基を超える風車があると言われていますが、一度に19基もの風車が見られるのは「キンデルダイク」だけ!
1997年に世界遺産登録されたのも納得の光景に出会うことができます。
4〜9月には運河を遊覧するボートも運行し、運河沿いに並ぶ風車群を気持ちのいい風に吹かれながら見るのも風情があっていいですね。時期によっては風車の内部を見学することもできます。
3.ザーンセ・スカンス
アムステルダムから日帰りで訪れることができる、風車村として知られる「ザーンセ・スカンス」。ザーン川の河岸に位置するこの街は、オランダの伝統的な家や風車を残しており、まるで街全体が博物館のようです。
レンガ敷きの小道に、グリーンの壁と白い窓枠の可愛らしい家々が連なり、ザーン川沿いには4基の古い風車が並ぶ光景は、おとぎの国に迷い込んだよう。多くの観光客をとりこにする理由がわかりますね。
チーズや木靴の工房にお土産店に美術館など、観光地として街を楽しめ、日本人が想像するオランダらしい雰囲気を感じ取ることができます。
4.アムステルダム国立美術館(アムステルダム)
中世・ルネッサンス期から現代までの芸術作品を所蔵し、レンブラントの『夜警』やフェルメールの『牛乳を注ぐ女』をはじめとする名画が揃う、オランダ最大の美術館です。チケット売り場には長蛇の列が出来ていることも多く、チケットを事前に購入して訪れることをおすすめします。
赤茶色をしたレンガの建物の外観はアムステルダム中央駅とどことなく似ていますが、それもそのはず。実は設計者が同じなんですよ。

- アムステルダム国立美術館
- オランダ / 博物館・美術館
- 住所:Museumstraat 1, 1071 XX Amsterdam地図で見る
- 電話:+31 (0) 20 6621 440
- Web:https://www.rijksmuseum.nl/jp/general-information-...
5.キューケンホフ公園(リッセ)
オランダと言えば風車、そしてチューリップ。そのチューリップに思う存分囲まれることができるのが、世界で2番目に大きい花園である「キューケンホフ公園」です。
「こんなにたくさんのチューリップを見たことがない!」のは当たり前、チューリップだけでも700種類以上が咲き誇り、チューリップを中心とした700万株の色とりどりの花たちが私たちの目を楽しませてくれます。
例年3月中旬〜5月中旬ごろ、チューリップが花を咲かせる時期のみオープンします。特にチューリップが見頃のピークを迎える4月下旬〜5月初旬には世界各国からたくさんの観光客が訪れ、オランダで最も多くの観光客が訪れるスポットとして賑わいをみせます。

- キューケンホフ公園
- オランダ / 公園・動植物園
- 住所:Stationsweg 166A, 2161 AM Liss地図で見る
- Web:https://keukenhof.nl/en/
6.古都ハーレム
アムステルダムから電車で15分ほどと近い場所にある「ハーレム」もオランダのおすすめ観光地の一つ。オランダ黄金期に繁栄した街で、現在でも残る古い街並が、世界各国の観光客を魅了しています。
アールデコ様式の駅舎に、ゴシック様式の聖バフォ教会はハーレムのシンボル。街には運河が流れ、うっとりする素敵な風景に出会えます。そして街の中心のグロートマルクトにはカフェやレストラン、洋服店などのショップが集まり、意外に現代的な一面も。
観光客が多く訪れるわりに、完全に観光地化していないところがまた人々を惹き付ける理由です。