西荻窪は個性的な雑貨屋さんや古民家、おしゃれなカフェなどが集まる人気の町です。今回は西荻窪へ一日旅のすゝめとして、旅心がくすぐられること間違いなしの過ごし方をご紹介します。
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都心近くの町、西荻窪で一日過ごそう
JR中央線で新宿から13分ほど。都心からのアクセスが良好ですが、意外と降り立ったことがないという方も多いのではないでしょうか。休日は快速が停まらないという、程よいローカル感も西荻窪の魅力です。西荻窪散策をしてみると、都心近くとは思えないようなのんびりした気持ちになります。
西荻窪で過ごす一日
朝ごはんを調達しよう!パンの店「ANSEN」
西荻窪の駅から5分ほど、北口の商店街を少し歩いたところにあるパンのお店「ANSEN」で朝ごはんを調達しましょう。40年以上の歴史のあるパン屋さんで、西荻窪の住人にもリピーターが多い老舗です。
おすすめは、30年以上変わらないレシピで作られている「メレンゲ」(190円)。モカのシフォンケーキをデニッシュ生地でぐるりと包み、ホワイトチョコレートでコーティングした、ANSENオリジナルのパンです。
公園で朝ごはんを食べよう!「坂の上のけやき公園」と「井荻公園」
ANSENから歩くこと4分、「坂の上のけやき公園」に到着します。この公園には、西荻窪の人たちに「トトロの樹」と呼ばれ親しまれている大きなけやきの木が立っています。
このけやきの木は公園ができる前から立っており、地元の人の保護活動の結果、公園が造られ、けやきが守られているのです。
地元の人に愛されるけやきの木陰で、地元の人に愛されているパン屋さんのパンをいただく。なんだか西荻窪の住人になったような気持ちですね。
「けやき公園」の隣には「井荻公園」という公園もあります。緑がいっぱいで、こちらもおすすめの公園です。
のびのびとしたした雰囲気の中、ゆっくり散策しましょう。
旅の本屋「のまど」に寄り道
公園から徒歩6分ほど。北口の商店街に旅をコンセプトにした本屋さん「のまど」があります。旅していると、ふとした時に時間ができることってありませんか?電車の待ち時間や移動時間、お料理を待つ時間などなど・・・。そんな時、本が一冊あるととても助かります。きっと旅気分を盛り上げる一冊に出会えますよ!
- 旅の本屋のまど
- 吉祥寺・中野・荻窪 / 本屋
- 住所:東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1階地図で見る
- 電話:03-5310-2627
- Web:http://www.nomad-books.co.jp/
お昼ご飯は古民家カフェ「りげんどう」で
「のまど」から徒歩7分で到着するのは、昭和初期に建てられた古民家を利用したカフェ「りげんどう」。古いものの懐の深さを感じるような落ち着いた佇まいです。
こちらはランチの「むすび膳(1,640円)」。お出汁がきいた優しい味付けで、丁寧に調理されているのが伝わってきます。素敵な空間でいただく素朴な和食。とても贅沢な時間です。
ドリンクは300円で追加できます。
食後は古民家の雰囲気を味わい、本を読みながら少しゆっくりしてもいいですね。急いでしまうのはもったいないような、そんな気持ちになる場所です。
- りげんどう
- 吉祥寺・中野・荻窪 / カフェ・喫茶店 / 和食
- 住所:東京都杉並区松庵3丁目38−20地図で見る
- 電話:03-5941-8664
- Web:http://re-gendo.jp/
紙もの「ぺぱむら」で絵葉書を買おう
「りげんどう」から歩いて3分で、紙もの「ぺぱむら」に到着です。旅先から出す絵葉書っていいですよね。メールやラインでの連絡がほとんどの現代ですが、旅先ではゆっくりペンを執る時間を作ってみませんか?
「ぺぱむら」では、おしゃれでかわいい紙製品が所狭しと並んでいます。今回の訪問は6月のはじめ。季節にぴったりのアジサイと燕が描かれた素敵な絵葉書(162円)とかわいいキツネのレターセット(486円)を見つけました。
- ぺぱむら
- 吉祥寺・中野・荻窪 / 雑貨・インテリア
- 住所:東京都杉並区 松庵3丁目39−11 1F地図で見る
- 電話:03-5941-8346
- Web:https://pepamura.ten-graph.com/
日本茶スタンド「Saten」でおいしい日本茶をいただこう
ぺぱむらから3分ほどのところに、2018年5月にオープンしたばかりの日本茶カフェ「Saten」があります。店内はシンプルで落ち着いた雰囲気。
テイクアウトもできます。暑い季節はアイスがおすすめ。丁寧に入れてもらった緑茶は普段とは格別の味わいです。
- Saten
- 吉祥寺・中野・荻窪 / カフェ・喫茶店
- 住所:東京都杉並区松庵3-25-9地図で見る
- Web:https://www.facebook.com/saten.jp/
西荻窪での一日、しめくくりは2択です!
旅の話に花を咲かせておいしいお酒をいただくのもよし、昔ながらの銭湯で旅の疲れを癒すもよし。
プラン① バー「still on journey」で軽く一杯
「Saten」から歩いて5分ほどに、日本中を旅してきた店主が開いたバー「still on journey」があります。旅の夜にぴったりのお店です。
「バーの敷居は高くない」という言葉に背中を押されて店内へ。
カウンターと小さなテーブル席が二つほど。気さくな店主さんとお話すれば、旅の話で盛り上がること間違いなしです。
- still on journey
- 吉祥寺・中野・荻窪 / 居酒屋・バー
- 住所:東京都杉並区西荻北4-5-30 西荻メゾン101地図で見る
- Web:https://www.facebook.com/BAR-STiLL-on-JOURNEY-1848...
プラン② 昔ながらの銭湯「天狗湯」で疲れを取ろう
「Saten」から10分ほど歩くと「天狗湯」に到着です。なんと浴場には富士山の絵が!これぞ銭湯、といった雰囲気の昔ながらの銭湯です。入浴料は460円。
銭湯は、地元の人とおしゃべりするチャンスがある場所です。西荻窪のお話を聞けたらラッキーですね。お風呂上りは牛乳(130円)を飲みながら、休憩スペースでゆっくりできます。
シャンプーとボディソープはあります。タオルと化粧品だけ用意していましょう。
おわりに
西荻窪で過ごす一日プランはいかがでしたか?旅好きも満足できる町「西荻窪」にぜひ遊びに行ってみてください。西荻窪独特のゆるい空気感の中、のんびりと過ごしていると次の旅へのアイディアも湧いてくるかもしれませんね。