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日が傾きはじめたらホタル狩りへ出発!持ち物、服装を事前にチェック
子連れには車でのアクセスがおすすめ
夕飯の支度などをしているうちに、日は西に傾いて夕景へ。ホタル見物をするのなら、17時半くらいから行動を開始しましょう。
前述の施設案内図にもあるとおり、キャンプサイト・ロッジ村からホタルが見られる「清和ほたるの里」までは、およそ2キロの道のり。大人だと徒歩30分で着きますが、子連れの場合は帰りを考えると車で行く選択肢もあります。
車の場合は、「清和ほたるの里」会場にある有料駐車場を目指します。ダム湖にかかる「木和田橋」という赤い大きな橋の正面にあり、シーズン中はスタッフの方が誘導してくれているので分かりやすいはず。
住所:君津市豊英(とよふさ)499-8 豊英湖つり舟センター
利用可能時間:18時~21時
駐車料金:500円
※「ほたるまつり」開催期間は例年5月最終土曜~6月最終日曜まで
駐車するのはだだっ広い空き地(入口でかなりの急坂を上ります)。指定された場所に車を停め、駐車料金500円を払うとうちわと案内図をもらえます。
駐車場は十分なスペースがあるものの、万が一満車になってしまうと路頭に迷うことになるので、遅くとも18時半には着いておきたいところです。キャンプ場客以外にも、ホタル狩りだけに来る一般の方もいるので、早めの行動が◎。
- 清和ほたるの里駐車場
- 君津市 / 駐車場
- 住所:君津市豊英(とよふさ)499-8 豊英湖つり舟センター地図で見る
懐中電灯は必携!万が一の時のために絆創膏も
忘れてはいけない持ち物No.1は、懐中電灯。ホタルは暗くならないと飛びませんので、見物中は真っ暗なあぜ道を歩くことになります。明かりなしでは大変危険なため、懐中電灯は必需品。ヘッドランプだと、両手が空くのでなおオススメです。
また、ホタル狩りの時季は夜も蒸し暑い日があるので、飲み物や汗ふき用のタオルがあるといいでしょう。気温によっては人数分のうちわがあると便利です。
服装は長袖長ズボンで。ヤマビル対策も万全に!
夏のレジャーに虫除けスプレーを持参する方は多いと思いますが、ここのホタル狩りで蚊よりも気を付けないといけないのが“ヤマビル”。近年、清和の森一帯にヤマビルが発生し、被害も多数出ている模様。滝や川への入口にも、「ヒルに注意」の看板がそこかしこに立っています。
筆者の子どももホタル見物の最中、ビーサンの足の指のあいだにヌルリとした感覚を訴え、懐中電灯で照らすとやはりヒル!!血をたっぷり吸ってパンパンに膨れ上がったヒルは、手でつかんでもなかなか皮膚から離れず、ホタルそっちのけで大騒ぎに・・・。
足元のヒル対策には、長めの靴下を履き、靴下の中にズボンの裾をしっかり入れ込んでおくこと。サンダルは厳禁です!上半身もやはり長袖がベスト。万が一、ヒルに咬まれた時の止血用に、絆創膏も携帯しておきましょう。靴に食塩水をスプレーするのも、ヒル除けに効果があるそうです。
【持ち物】
- 懐中電灯
- 飲み物
- 汗ふきタオル
- うちわ
- 虫除けスプレー
- 絆創膏(ヒルに咬まれた時の止血用)
【服装】
- 長袖・長ズボン
- 長めの靴下(ズボンの裾を靴下に入れられる長さ)
- 靴(食塩水をスプレーor塩を塗る)
19時半、いよいよホタルが飛行開始。幻想的な光に包まれて・・・
ホタルが飛びはじめるのは、19時半を過ぎた頃から。辺りはすっかり闇に覆われています。「清和ほたる祭り」の会場は、田んぼのあぜ道。人の流れに合わせて歩いていくと、なんとなく“メイン”となる田んぼに人が集まり、思い思いの場所に陣取って19時半まで待機となります。
時間になり、あたりに「そろそろだぞ」ムードが漂い始めたころ、田んぼの奥に一筋の光が・・・!
言葉もなく見とれていると、ポワン、ポワンと次から次にホタルが舞い飛びます。気づけば、あたり一面ホタルの光に包まれていました☆
ホタルが飛ぶ数は天候や気温によって左右され、また多い年と少ない年でかなり差があります。筆者は3年ほど連続でホタル狩りに出かけ、たしかに少ないときはチラホラと見えるだけ、という年もありました。
しかしキャンプを楽しみつつ、滝つぼで泳ぐこともできる上、さらにホタル狩りのおまけ付きというのは、やはりこの時季の「清和県民の森」ならではの贅沢♪たくさんのホタルに出会える幸運を祈りつつ、大自然を満喫する週末を過ごしてみてはいかが?
- 千葉県立清和県民の森
- 君津市 / ハイキング / キャンプ場 / 紅葉
- 住所:千葉県君津市豊英660地図で見る
- 電話:0439(38)2222
- Web:http://www.chiba-forest.jp/seiwa/index.html