アフタヌーンティーの本場イギリスの中でも、特に激戦地であるロンドン。格式高い正統派アフタヌーンティーももちろん素敵ですが、観光の合間にさくっと立ち寄ることができる、カジュアルなアフタヌーンティーもオススメです。今回は、立地・話題性・コスパの3拍子そろった穴場のティーサロン「Tea and Tattle」をご紹介します!
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ロンドンに来たからにはアフタヌーンティーがしたい!
「せっかくロンドンに来たのだから、本場のアフタヌーンティーを味わいたい!」という人も多いはず。
日本では、ホテル等の限られた場所でしかアフタヌーンティーを体験することができませんが、ロンドンでは、荘厳なマナーハウスやホテルはもちろん、街なかの小さなティーサロンでも、お手軽にアフタヌーンティーを楽しむことができます。
- 出典:www.flickr.comScones, photo by Chris Pople
今回ご紹介する「Tea and Tattle」は、①観光ルートの邪魔にならない立地にあり、②お土産話にもぴったりで、③コスパがずば抜けてよい、という、旅人にとって嬉しい3拍子が揃ったティーサロン。
下記にて、その魅力をさらに詳しく説明していきます!
旅人にぴったりの3拍子が揃ったティーサロン「Tea and Tattle」
1. 立地のよさがピカイチ
ロンドンの最も有名な観光名所の一つ、大英博物館。ロンドンに来たからには、絶対に外せないスポットですよね。
このメインエントランスを出て、徒歩わずか30秒。あっという間に到着です!
大英博物館の目の前という立地なので、広い館内を歩き周って小腹が空いた場合にもとても便利ですし、大英博物館とアフタヌーンティーを(ほぼ)同じ場所で一気に楽しむことができるので、限られたロンドン滞在時間を有効に使うことができますよ。
2. ○○の地下にある!という話題性
扉を開けて店内に入ると、目に飛び込んでくるのは所狭しと並んだ本や雑貨。というのも、こちらは「Arthur Probsthain」という東洋&アフリカの書物を取り扱う専門書店。創業は1903年という、歴史のある本屋さんなんです。
では、目的地の「Tea and Tattle」は一体どこにあるのでしょう?
答えは、入口右手にある階段を見れば一目瞭然。そう、なんと本屋さんの地下にあるんです!まるで秘密基地のようでワクワクしてきますよね。
階段を下っていくと、こじんまりとした空間ですが、ぬくもりのある小物とセンスのよい茶器が並んだティールームにたどり着きます。まさか本屋の地下でアフタヌーンティーをいただけるなんて…!話題性たっぷりです。
3. コストパフォーマンスが最高
驚くべきは、コストパフォーマンスのよさ。「Tea for One」というアフタヌーンティーメニューは、サンドウィッチ、スコーン、ケーキ、紅茶、自家製レモネードという内容で、なんと17ポンド!ロンドンでのアフタヌーンティーの相場はだいたい40ポンドくらいなので、かなりお値打ちの価格です。
さらに嬉しいことに、レモネード以外のメニューは、自分で選ぶことができるんです!サンドウィッチと紅茶はそれぞれ10種類以上、ケーキは5種類、スコーン(のジャム)は4種類の中から1つずつ組み合わせていき、自分だけのアフタヌーンティーの完成です♪
有名ホテルのアフタヌーンティーのような豪華な3段トレイではありませんが、味は抜群!あらかじめ半分に割ってクロテッドクリームとジャムを塗った状態で提供されるスコーンは、しっとりなめらかな舌触り。サンドウィッチのパンはふわふわで、具材もぎっしりなので食べ応えがあります。
女性にちょうどよい量かと思いますが、万が一残してしまった場合も、お願いすればお土産として包んでもらえるので安心です。
穴場のティーサロンで静かなティータイムを
広大な大英博物館を周りきるには、どうしても一日がかりになってしまいます。休憩するのに館内のカフェを利用するのもいいですが、時間帯によっては混んでいたり少々騒がしい場合も。目の前にある「Tea and Tattle」であれば、静かで優雅なひと時を過ごすことができますよ。
また、アフタヌーンティーの提供時間が決まっているホテルとは違って、営業時間内終日アフタヌーンティーをオーダー可能というところも、旅人には嬉しいポイント。もちろん単品メニュー(スムージーやサラダ、パン等)も美味しいので、ぜひ試しあれ!
- Tea and Tattle
- ロンドン / カフェ・喫茶店
- 住所:41 Great Russell Street, London, WC1B 3PE地図で見る
- 電話:0-7722-192703
- Web:http://www.teaandtattle.com/