写真：トラベルライターオランダ第2の都市ロッテルダムでは、ヨーロッパ最大の港を遊覧するクルーズツアーが開催されています。ロッテルダム市内の観光と組み合わせれば、楽しみも倍増すること間違いなし。そんなクルーズの乗り方から楽しみ方まで紹介していきます。
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クルーズ乗り場への行き方とチケットの購入
写真：トラベルライターロッテルダムの船乗り場
クルーズ船が出港する場所は、ロッテルダム市内中心部を流れるニューウェ・マース川(Nieuwe Maas)にある、エラスムス橋のすぐ脇に位置しています。
ロッテルダム中央駅から歩いても行けますが、30分ほどかかってしまいます。トラムや地下鉄を利用すれば、早くアクセスできます。
- エラスムスブルグ・船乗り場
- オランダ / その他スポット
- 住所：3016 DR Rotterdam地図で見る
ロッテルダム中央駅からの移動方法
- トラムの場合：7号線を利用、 終点のWillemspleinで下車。クルーズ船のチケット売り場はすぐ目の前。
- 地下鉄の場合：E線 または D線、Leuvehaven駅で下車。駅からクルーズ船のチケット売り場までは歩いて5分ほどで到着。
- 写真：トラベルライターSpido チケット売り場
- 写真：トラベルライターSpido チケットオフィス
クルーズ船乗り場のすぐ近くにはSpidoというクルーズ船ツアーを運営している会社の建物があるので、そちらの地上階でチケットを購入します。
クルーズには幾つかのツアーがありますが、この記事では、最も人気のあるハーバー・ツアー、75分間の遊覧をご紹介します。
- スピド
- オランダ / その他スポット
- 住所：Willemsplein 85, 3016 DR Rotterdam地図で見る
- Web：https://www.spido.nl/en/
クルーズ料金(2020年)
大人：€14.25(約1,700円) / 子供：€8.5(約1,020円)
※ユーロから日本円への換算は、1ユーロ＝約120円で計算しています。
クルーズ運航時間
3月中旬から10月にかけては、10時頃から17時までの間に45分毎に出港。それ以外の時期は、毎日14時発と、木〜日曜日に11時から15時までの間に45分毎に出港。
詳しい時間表はこちら(英語)から参照してください。
クルーズ船に乗船・75分間を満喫！
- 写真：トラベルライターハーバーツアーのチケット
チケットを買ったらいよいよ乗船。クルーズ船が到着するまで、大勢の観光客が列を成して待っています。船に乗る際にはチケットのバーコードをスキャンするので、くれぐれも乗船前まで無くさないように！
- 写真：トラベルライターロッテルダム港のクルーズ船
クルーズで利用される船はわりと大きく、格好の良いデザインの船で、前方もガラス張り。
- 写真：トラベルライタークルーズ船内の客席
船内は自由席です。早めに並んでいた方が、窓側の眺めの良い席を確保できます。もちろん、クルーズ中に船内を自由に移動して別の席に移っても問題ありません。
- 写真：トラベルライター船上からの風景
甲板にも椅子がたくさんあるので、好きなところに座って75分間のクルーズを満喫しましょう。
- 写真：トラベルライタークルーズ船の中デッキ
寒い時期はほとんどの人が船内にいますが、暖かい日になると甲板に出る人の方が多いです。また、クルーズ中は英語のガイドも放送されます。ロッテルダム港の見所や歴史など、順を追って聞いて楽しんでください。
- 写真：トラベルライタークルーズ船内のバー
船内にはバーもあるので、ケーキやスナック、飲み物などを頂きながらクルーズを楽しむことも出来ます。直接カウンターで注文してもいいですし、客室内の席に座っていればスタッフが注文を伺いに来ます。
ロッテルダム港「ハーバー・ツアー・クルーズ」の見どころ
- 写真：トラベルライターロッテルダム湾岸
ロッテルダム港は、シンガポールや上海が発展する前までは世界最大の港でした。しかし、今現在でもヨーロッパにおいては最大級の港で、石油化学産業や造船業、貨物を取り扱う貿易の重要な拠点となっています。
- 写真：トラベルライター貨物船とのすれ違い
- 写真：トラベルライター船との並走
ハーバー・ツアーの75分間のクルーズでは、これらの拠点に関連するスポットや、近代的な街並みを遊覧して見て回ります。そして、ロッテルダム港に出入りする大きな船とすれ違ったり、並走する場面にも出くわします。
- 写真：トラベルライターユーロマスト(Euromast)
- 写真：トラベルライタースキーダムの世界一高い風車
ロッテルダムのシンボルでもあるユーロマストや、となり街・スキーダムにある世界一高い風車も見ることができます。
- 写真：トラベルライターロッテルダム港・船のドッグ
- 写真：トラベルライターコンテナの積み下ろし場
船の修理や整備を行うドッグの場所や、運が良いとコンテナの積み下ろし作業の現場も見られます。
- 写真：トラベルライターホーランド・アメリカライン
クルーズでのお楽しみの一つが、ロッテルダムで造船された大型蒸気船「SS Rotterdam」の間近を通るシーンです。この船はホーランド・アメリカラインで使用されていた豪華客船で、1953年から約半世紀に渡ってオランダとニューヨーク間を運航していました。長い年月が経ち修復された客船は、2013年以降はホテルとして活用されています。
- 写真：トラベルライターホテル・ニューヨーク周辺
もう一つ、大型蒸気船・SS Rotterdamと関連のあるスポットが、斬新で近代的なビルと一緒に立ち並んでるこちらの建物。
- 写真：トラベルライターホテル・ニューヨーク、ロッテルダム
こちらはホーランド・アメリカラインの事務所として使われていましたが、現在は「ホテル・ニューヨーク」という名で、大型客船と同様に宿泊施設として利用されています。
最後に
- 写真：トラベルライタークルーズ船の後部
オランダでは歴史地区での運河クルーズが定番の観光ですが、ヨーロッパ最大の港を大きなクルーズ船でひと巡りするという、一味違った体験をしてみるのはどうでしょうか。
近代都市のロッテルダムにはたくさんの見所がありますが、水上からでしか見られない特別な場所にも行くので、市内観光にクルーズを取り入れると、お楽しみも増すでしょう！
- ロッテルダム・ハーバー・ツアー
- オランダ / 乗り物
- 住所：Willemsplein 85, 3016 DR Rotterdam地図で見る
- Web：https://www.spido.nl/en/tochten-cruises/rotterdam-...
