フランス・パリは、おしゃれな街並み、カフェ、そしてアートや美術館などを目当てに観光客が集まる人気の旅行先。そんなパリで、定番の観光ルートには入らないけれど、オススメしたい美術館がパリ装飾美術館です。今回はパリ装飾美術館のオススメポイントを紹介します。
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芸術の都パリで美術館巡りがしたい♪
パリを訪れたことがある方ならご存知かもしれませんが、パリ市内には本当にたくさんの美術館があります。しかし旅行でパリを訪れて、足を運ぶことができる美術館の数は、片手で数えられる程度だと思います。
パリの3大美術館といえば、ルーブル美術館、オルセー美術館、国立近代美術館です。これらだけでも見ごたえは抜群ですが、それ以外の美術館も観てみたい、でもどこへ行けばいいのかわからない、という方もいるのではないでしょうか。そんな時におすすめしたいのが、今回紹介する美術館です。
オススメしたい美術館は「パリ装飾美術館」
今回は、パリ装飾美術館(Musee des Arts Decoratifs)を紹介します。この美術館は名前の通り、装飾物をメインに展示している美術館です。他の美術館で絵画は充分見たよという方、インテリアが好きな方、ヨーロッパ風のメルヘンな装飾や世界観が好きな女性の方などに特にオススメしたい美術館です。
オススメポイントその1:建物が広くて圧巻
パリ装飾美術館は1905年に開館しましたが、2006年、10年に及ぶ内装工事を経て再オープンしました。建物は細長く、エントランスの吹き抜けが圧巻です!美術館の広さもとても広く、中世~現代にかけて様々な年代の作品が展示されています。
オススメポイントその2:ヨーロッパ装飾の歴史を感じられる展示品
この美術館で展示されているのは、ヨーロッパの歴史を感じる装飾品の数々。特にソファなどの家具や、お皿やティーカップなどの食器といった生活用品、服などのファッション類の展示が豊富です。ヨーロッパ風のデザイン、ファッションやアンティーク家具が好きな方は、必見です!
オススメポイントその3:タイムスリップしたかのような展示の仕方
さらに、広くて綺麗な館内には作品をきれいに見せるための展示の工夫も施されています。例えば昔のヨーロッパのアパートメントの一室などがそのまま再現されており、それを観るだけでタイムスリップしたかのような気分になれます。美術に詳しくなくても、建物も展示の世界観も素敵なので十分に楽しめます。
アクセスと基本情報
いかがでしたか?パリ旅行をする際に3大美術館とプラスアルファでどこか美術館を訪れたいという方、ぜひ、選択肢の一つにパリ装飾美術館をいれてみてください。
また、パリ装飾美術館はオルセー美術館とルーブル美術館の間あたりの場所にあり、どちらの美術館からも歩いていくことができます。なので、これらの美術館をハシゴするのもアリです!(それなりに体力は必要ですが……。)最後に、アクセスの仕方と基本情報をまとめておきます。特に休館日は事前にチェックしておきましょう!
開館時間
- 火-金曜日:11:00-18:00(木曜日は21:00まで開館)
- 土・日曜日:10:00-18:00
- 休館日:月曜日
アクセス
メトロ パレ・ロワイヤル=ミュゼ・ド・ルーヴル(Palais Royal-Musée du Louvre)、チュイルリー(Tuileries)、ピラミッド(Pyramides)各駅下車。
入館料
- 一般:11ユーロ(約1,430円)
- パリ装飾美術館
- パリ / 博物館・美術館 / 美術館
- 住所:107 rue de Rivoli, 75058 Paris, France地図で見る
- Web:http://madparis.fr/en
※記事内のユーロから円への換算は1ユーロ=約130円で計算しています