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4. エルミタージュ美術館
- 出典:www.flickr.comphoto: Russia_2761 - Monument and Hermitage, by Dennis Jarvis
所蔵品数は310万点を超えるエルミタージュ美術館は、世界四大美術館の1つ。とにかく広いので、効率よく回りたいところ。ざっくり分けると、1階はエジプト、2階は13~15世紀西欧、3階には東洋文化という配置になっています。
展示品はもちろん、館内の装飾を見ているだけで、ロシアらしさを感じられる場所でもあります。
筆者がぜひ見てもらいたいと思ったのは、大きなマラカイト石でできた調度品たち。なんとも言えない美しいグリーンで、うっとりしてしまいます。
なお、コートを含め荷物はクロークへ預ける必要があります。クロークは、特にお昼頃から大混雑するので、午前中早めに行って、ささっと周ってしまうのがオススメです。また、写真や動画撮影は別料金(カメラに貼る許可証のシール代が必要)ですので、チケットと一緒に購入しましょう。
料金:700ルーブル
- エルミタージュ美術館
- ロシア / 博物館・美術館 / 観光名所 / 美術館
- 住所:2, Palace Square, St Petersburg, Russia地図で見る
- Web:https://www.hermitagemuseum.org/wps/portal/hermita...
5. 聖イサーク聖堂
サンクトペテルブルクの街を歩いていて、とりわけ目立つこちらの聖堂は、ピョートル大帝の守護聖人「聖イサク・ダルマツキー」の名前から「聖イサーク聖堂」と言われています。
この聖堂は、完成までに約40年もの長い歳月が費やされています。その理由として、設計を任された建築士が、占い師から「この聖堂が完成したら、あなたは死ぬだろう」とのお告げを受け、そのために意図的に工事を長引かせたというウワサがあるんです…(そして、本当に、完成からほどなくして亡くなってしまったそうです)。
と、少し背中がゾクゾクするお話になってしまいましたが、トパーズ等の豪華な宝石と金箔細工で埋め尽くされた内部は、必見ですよ!別料金ではありますが、展望台からは360度パノラマで、サンクトペテルブルクの街を一望できますので、足腰に自信のある方はぜひ挑戦してみてください!
料金:大聖堂250ルーブル、展望台150ルーブル
知っておくと便利な注意点
サンクトペテルブルクが気になってきた皆さんへ、訪れる際にコレは知っておいたほうがいい!という情報をいくつかご紹介します。事前に確認して、楽しいサンクトペテルブルク滞在にしてくださいね!
大きな荷物は持ち込めない
エルミタージュ美術館の項で少し触れましたが、メジャーな美術館や博物館では、原則大きな荷物(リュックサックやスーツケース)やコートは館内に持ち込めないと考えたほうがよいです。
クロークに預けることもできますが、クロークの混雑を考えると、ホテルへ置いてきたほうが無難です。また、荷物を最小限にすることで、スリ対策にもなります。
ビザについて
観光であれば、ビザなしでも入国できる国が増えていますが、ロシアは、観光でもビザが必要です。ロシア出国時に6ヶ月以上の有効期限があり、見開きで2ページ以上の未使用査証欄があるパスポートがマストです。
また、ビザ申請時には、移動手段や宿泊先等の記載がある旅行の全行程表と、すべて支払い済みであることの証明書(バウチャー)が必要となります。「現地に着いてから、気分で決めよう」という行動の仕方はできませんのでご注意を。また、このバウチャーは、旅行中も必ず携帯してくださいね。
レギストラーツィヤ
ロシア内では、ビザ申請時に提出したバウチャー通りに行動しなくてはなりません。その一つの例が「レギストラーツィヤ」。「その都市に滞在ましたよ」という証明をもらわなければならないのです。多くの場合、宿泊先で証明手続きをしてもらえるので、チェックイン時にパスポートを預けることとなります。
水道水は飲める?
答えはNOです。ミネラルウォーターを買いましょう。
ロシア正教のマナー
ロシア正教の寺院では、女性はスカーフ着用が義務付けられているところもあります。その他、気温対策にもなるので、一枚持って行っておくと便利です。