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どっちに行こうか?「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」と「メッツァビレッジ」【埼玉】

取材・写真・文:

福島在住
訪問エリア:30都道府県

2018年12月26日更新

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メッツァビレッジの特徴

  • 写真:Olive

こちらも埼玉県飯能市で、トーベ・ヤンソンあけぼの子供の森公園から、北へ車で17分ほど離れた場所にあります。メッツァは、ダム湖である宮沢湖畔の地形を利用して造られているテーマパークで、2018年12月現在、メッツァビレッジが開業しています。パーク内は、入場無料のメッツァビレッジと、有料のムーミンバレーパーク(2019年3月オープン予定)とで成り立ちます。

グルメにショッピングのお楽しみ

  • 写真:Olive右がマーケットホール、左がヴァイキングホール
  • 写真:Olive

お土産、地域物産などを扱うMarket hall/マーケットホール1階では、埼玉県を代表する食品加工のサイボク名物、「ゴールデンポーク」が熱々でいただけます。もりもりセット(¥1,100)をオーダーすれば、ハムやベーコンの食べ比べもできますよ。

天皇杯を受賞した狭山(さやま)茶の名店「新井園本店」が運営する「武蔵利休」では、贅沢な抹茶スイーツも楽しめます。天皇皇后両陛下行啓幸の御会食でも使用された、飯能の「ひより農園」からは、農薬・化学肥料不使用の野菜が販売されています。

  • 写真:Olive

2階では、おしゃれ女子に大人気の北欧雑貨でおなじみのmarimekkoやiittalaの他、ARABIAなど、デザイン性の高いアイテムがずらりと並んでいます。

  • 写真:Olive館内飲食店の中で一番広い LAGOM
  • 写真:Olive

レストランが入ったViking hall/ヴァイキングホール1階では、フィンランド創業の「ロバーツコーヒー」をはじめとして、無添加・天然素材にこだわる「らーめん AFURI」や、常設店として初出店となる「ONE MORE BITE」が入っています。2階フロアを占めるのは、北欧のスモーブロー(オープンサンドイッチ)専門のレストラン「LAGOM(ラーゴム)」。ここは、席数も多いので、混雑時もそう待たずに座れるようです。窓際からは宮沢湖の景色を眺めながらお食事を楽しむことができます。

  • 写真:OliveUtepils
  • 写真:Olive

屋外でクラフトビールやおつまみを楽しめるのが、Utepils/ウーテピルス。「太陽の下でビールを楽しむ」という意味の通り、ウッドチップを敷き詰めた広場にコンテナが配されたスペースで、デイキャンプ気分が堪能できます。この日は、クラフトショップも開催され、盛り上がっていました。

アクティブ派?のんびり派?

  • 写真:Olive

メッツァビレッジで楽しめるのは、食事やショッピングだけではありません。Craft bibliotek/クラフトビブリオテックでは、各種クラフト雑貨のワークショップが開催されるスペースや、季節に応じて期間限定ショップが開かれます。

  • 写真:Olive
  • 写真:Olive

オリジナルのカヌー制作もできるSagverk/ソグベルクでは、木工品の販売やワークショップも開催、カヌーをレンタルして、湖上散歩を楽しむこともできます。Nordic square/ノルディックスクエアの広いスペースでは、季節ごとのイベントなどが開催される予定です。芝生やベンチもあるので、お天気の良い日は、お昼寝も気持ちよさそうです。

メッツァビレッジはこんな方にお勧め!

  • 写真:Oliveカフェや雑貨の店舗が入るnordics/ノルディックス
  • 写真:Oliveトナカイのごちそうポテト(¥600)

入園料は無料です。トーベ・ヤンソンあけぼの子供の森公園が、主役はあくまでも子供!の空間であったのに比べ、こちらは、大人主体の空間に感じます。景色を楽しみながら、ビール片手におしゃべりや美味しい料理を楽しめる場所として、女子会にもぴったりです。ウーテピルスのアンチョビがからんだポテトなんて食べ出したら、ビールを飲む手が止まらない美味しさです。

  • 写真:Olive

ワンちゃんと過ごすのにも、最適です。かといって、子供たちは楽しめないかというと、そんなことはなく、ワークショップや、カヌー、広場で過ごすのも楽しそうです。もちろん、インスタ映えスポットも目白押し。平日・休日とも、クローズは21時ですから、のんびり夕食を楽しむこともできます。

2019年3月には、「ムーミンバレーパーク」もオープン予定ですから、目が離せませんね。ますます老若男女を問わず楽しめるスポットになりそうです。

ワンポイントアドバイス

入園料は無料ですが、お車の場合は駐車料金(平日1,500円、土日祝2,500円※時間帯によって駐車料金が変動する)が、かかります。2018年11月にプレオープンしてから、早くも来場者が10万人を越える人気ですので、駐車場は予約をお勧めします。

公式サイトから予約可能です。ペット連れOKですが、こちらも基本建物内に入ることはできません。しかし、オープンエアのお店が多いので、一緒に楽しめますね。ベビーカーや車いすの場合、ウーテピルス以外なら整地されているので、歩きやすいです。

メッツァビレッジ
埼玉 / テーマパーク / 紅葉 / 遊び場
住所:埼玉県飯能市宮沢327-6地図で見る
電話:0570-03-1066
Web:https://metsa-hanno.com/

最後に

  • 写真:Olive

埼玉県飯能市で大注目の2スポットをご紹介しました。メッツァビレッジは、オープン間もないこと、方向的にも近いこと、あけぼの公園が2017年に改称されたこと、どちらもムーミンに関連することなどから、混同している方も多いようです。筆者も初めは、同一場所だと思い込んでいました。

2か所とも魅力あるスポットですので、できれば、両方とも楽しんで頂けると良いのですが、どちらか一方だけという方のために、簡単に比較してみました。お出かけの参考にしていただけたら嬉しいです。

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この記事を書いたトラベルライター

お出かけ、食べることが大好き!
日帰りドライブから、国内、海外を問わずお出かけするのが大好きです。ずっとタウン重視でお買い物に夢中の旅でしたが、10年ほど前にアメリカ・サンフランシスコに在住。国立公園めぐりをしたことをきっかけに、自然も大好きになりました。少し歴史を知ってから出かけると楽しいこと、美味しい食べ物や綺麗な風景に出会えると幸せなこと。小さな情報が、誰かの楽しい!や嬉しい!につながったらいいなと思っています。これからも、いろんなところへ出かけて、たくさんの情報を発信してゆきたいと思っています。少しでも参考になれますように!

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