縁結びの神様として全国から参拝客を集める出雲大社。境内は広いですが日中に行くと観光客で混雑しています。今回の記事では、あえて夜に参拝する夜間参拝の方法やメリットなどをご紹介していきます!
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出雲大社とは
島根県出雲市にある「出雲大社(いずもたいしゃ)」は、日本でも有数の歴史ある神社です。大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を御祭神としており、その歴史は『日本書紀』でも語られるほどです。また、「縁結びの神様」としても知られており、女性向けにもしばしば取り上げられています。
夜間参拝とは
夜間参拝と呼んでいますが、特別な手順を踏む必要はありません。普通の参拝をただ夕暮れ~夜に行うだけです。早朝参拝という言葉もだいぶメジャーになってきましたので、そちらに合わせて今回は夜間参拝と呼ばせていただきます。
出雲大社の参拝可能時間は6時(11月~2月は6時半)~20時で、一般的な神社と比べると比較的遅い時間まで参拝できるのが特徴です。さらに上記時間帯であれば神札や御守を授かることも出来るというのも嬉しい点です。
夜間参拝のメリット
混雑が回避できる
タイトルにもしましたが、なにより嬉しい点はやはり混雑していないという点です。薄暗い時間帯になってくると、参道を歩いていてもすれ違う人はわずか十数人程度です。ゆっくりと参道や境内の雰囲気に浸りながら参拝できるという贅沢をぜひ体感してみてください。
貴重な境内の様子や雰囲気
夜の出雲大社の様子はメディアなどでもあまり取り上げられず、行った人でないとなかなか知ることが出来ません。暗い境内に明かりが揺れる様子は、昼の開放的な雰囲気と比べて一層神秘的かつ幻想的です。
夜間参拝のデメリット
デメリットとしては通りのお店が開いていない点が挙げられます。食べ歩きやお土産の物色などは出来ないので注意してください。また、出雲・松江あたりに一泊しないと旅程的にも少し厳しいという点もデメリットと言えます。しかし出雲に宿泊するのであればお土産も別のタイミングで買えますし、街なかで夕食も食べられますので、ほぼデメリットなく参拝できるかと思います。
夜の出雲大社周辺・境内のようす
神門通り
「神門通り(しんもんどおり)」は出雲大社の大鳥居から参道入口まで続く約700メートルの通りです。日中は土産物屋や蕎麦屋・カフェなどで賑わっていますが、夜は店も閉まり静かな雰囲気です。
下り参道
下り参道は神門通りの先の起伏のある参道のことです。灯籠の明かりと参道の曲線の融合は美しく、拝殿へと誘ってくれるかのようです。
松の参道
松の参道は下り参道の先、銅鳥居へと続く参道です。大注連縄に次ぐ出雲大社のシンボル的なスポットで、日中は写真を撮っている人もたくさん居ます。
銅鳥居
松の参道の先にあるのが銅鳥居です。銅鳥居越しに見る夜の境内の様子はとても綺麗で、暗闇の中に光る灯りにどこか安心感を得られます。
拝殿
出雲大社の参拝方法は 2礼4拍手1礼 です。暗くて静かな境内の空気を全身に感じながらの参拝は新鮮で、早朝参拝ともまた違う不思議な重々しさがあります。
授与所
ありがたいことに拝観可能時間内であれば授与所が開いています。御札や御守を授かることができますので、記念にいただいていくのもいいでしょう。
八足門
拝殿のさらに奥にある「八足門(やつあしもん)」では灯りに浮かび上がる神紋を見ることができます。ここも合わせて、境内をぐるっと一周してみるのがオススメです。
参拝可能時間
- 3月~10月 6:00~20:00
- 11月~2月 6:30~20:00
アクセス
- JR 出雲市駅 から バス 30分
- JR 出雲市駅 から 一畑電車 25分
- 一畑電車 松江しんじ湖温泉駅 から 一畑電車 1時間
まとめ
夜の出雲大社はいかがでしたか?昼にはあまり見られない姿を見ることができ新鮮です。リピーターの方だけでなく、初めて出雲大社を訪れるという方にも自信を持ってオススメできる夜間参拝、ぜひ一度夜の出雲大社を訪れてみてくださいね!
- 出雲大社
- 島根 / 神社 / 観光名所 / パワースポット / 桜の名所 / 縁結びスポット
- 住所:島根県出雲市大社町杵築東195地図で見る
- 電話:0853-53-3100
- Web:http://www.izumooyashiro.or.jp/