タイのクラビからボートでしかアクセス出来ない、石灰岩に囲まれた陸の孤島にある秘境・ライレイ。そこは自然が織りなした地形を利用したアクティビティーの宝庫です。今回は、そんなライレイでのアクテビティをご紹介します。
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ライレイへのアクセス
タイのクラビ空港から、直接車とボートでライレイへ行くことも出来ます。クラビのアオナンビーチからは、ボートで15分くらいの位置になります。アオナンビーチからボートタクシーでアクセスする場合は、ライレイウエストビーチ側での下船になります。
ライレイに宿泊する場合には、ホテルに空港送迎を依頼することも出来ます。
クラビまたはアオナンに宿泊し、ライレイでのアクテビティを申し込んだ場合には宿泊先のホテルから送迎が付いている場合が多いですが、ライレイにはアクテビティがたくさんあるので、断然ライレイでの宿泊をお勧めします。
ライレイでのアクテビティ4選
ライレイでのお勧めアクテビティ4選をご紹介します。1日ではとても全部こなせないので、是非連泊して楽しんでください。
①ロッククライミング
ライレイといったら、ロッククライミングの聖地と言われているほどです。ライレイを歩いていると、色々な場所でロッククライミングに遭遇します。
本格的なクライマーを見る事も出来るので、見てるだけでも満足感がありますが、折角ロッククライミングの聖地なので、挑戦してみましょう。
「キングスクライマース」などでは、ちゃんと初心者向けのロッククライミングクラスもありますので、初めてでも大丈夫です。
ライレイでのロッククライミングのクラスは、半日コースか1日コースになります。インストラクターのレクチャーと、用具の使い方の説明、登り方、降り方などをしっかり教えてくれます。半日コースは3本ほどで、1日コースは5本から6本くらいのロッククライミングを体験出来ます。
インストラクターが命綱を持っていてくれるので、ロッククライミング中にバランスを崩したりしても安全です。
岩肌や岩の角度によって初心者コースから上級者コースと色々です。全身の筋肉を最大に活かす、全身運動になります。なかなか体験できる機会もないので、是非挑戦してみて下さい。
- キングスクライマース
- タイ / 体験・アクティビティ
- 住所:194/5 Moo 5, Tambon Sai Thai Railay Beach地図で見る
- Web:http://www.railay.com/railay/climbing/climbing_kin...
②ビューポイントへのソフトなロッククライミング
本格的なロッククライミングはちょっと難しそうと思う方には、ライレイで人気のビューポイントまでのクライミングを試してみて下さい。
ゴツゴツした岩山を登って、ライレイビーチのイーストとウエストの両サイドが臨めるビューポイントまでのクライミングです。岩肌自体がゴツゴツしていたり、木の根っこが足場になってくれたりするので、ロッククライミングを行う時に必要なスキルがなくても、体力さえあれば登れるはずです。
場所はプラナンビーチに行く途中の道沿いからのエントリーになります。
このような急斜面にはロープや鎖が設置されているので、なんとか登れます。ただし、赤土の泥地ですので、雨が降ったあとなど濡れているときは滑りやすくて危険です。晴れの日で土が乾いている際のクライミングをお勧めします。
キツいクライミングの後には、この絶景が待っています。
きれいなブルー側はライレイウエスト側、緑っぽい方はイースト側です。陸を挟んで海の色が変わる、絶景のビューポイントです。
- ライレイ・ビューポイント エントリー場所
- タイ / 体験・アクティビティ
- 住所:Railay beach Thai地図で見る
- ライレイ ビューポイント
- タイ / 展望・景観
- 住所:Railay View Point地図で見る
ビューポイントの先にあるラグーンを目指すトレッキングもおすすめ
ビューポイントまででも十分なのですが、実はこの先に「プリンセス ラグーン」というスポットがあります。ラグーンとは、岩山と岩山の間にぽっこり穴が開いていて、そこに水が溜まっているスポットです。
ビューポイントまではひたすら上りですが、ビューポイントからラグーンまでの道は平坦と下りです。
この辺りのジャングルの植物はとても大きくて、ジェラシックパークの世界に迷い込んでしまったかのような感覚を楽しめます。上の写真の人物と植物の大きさと比較すると、植物がどれだけ大きいかが分かるかと思います。
しばらく平坦な道を歩いた後、ラグーンへと続く道は下りの急傾斜になります。あまりにも急斜面過ぎて降り続けるかどうか迷うかもしれませんが、やはり鎖やロープが設置してあるので、自分の体重を支えることが出来れば降りる事が出来ます。
どんなに急斜面かというと、下から撮った写真が上の右写真。岩肌は凹凸がかなりありますので、足場には困りません。一見難易度が高そうですが、足場がしっかりしているので見た目ほどではありません。
そこを下ったところにラグーンがあります。山の中にぽっかり穴が空いていて、不思議な光景です。泥地なので水が濁っていて、とても泳げるような環境には見えませんでした。
ラグーンも良いですが、ラグーンまでの行程そのものにスリルと冒険要素があって面白いと言うのが正直な感想です。
帰りは同じ道を戻って行きます。こちらのコースはフリーエントランスで、何かあった時には自己責任となりますので、無理をせずに楽しめる範囲での行動をお勧めします。
雨が降ると滑りやすくなりますので、なるべく濡れていない日に、滑りにくいシューズを履いて、楽しいクライミングを心がけてください。
- プリンセス ラグーン
- タイ / 自然・景勝地
- 住所:Railay beach Thai地図で見る