イギリスといえば、ロンドンがあまりにも有名ですが、ロンドンから足を延ばすと古き良きイギリスの雰囲気が残る素敵な街がたくさんあります。ロンドンから一歩離れた街で体験したいことをご紹介します。
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1.ローカルマーケットでショッピング
常設のマーケットホール・商店街、特定の曜日だけの屋外マーケット、農家直営のファーマーズマーケットなど、様々な種類のマーケットがあります。
ロンドンのマーケットではイギリス中のもの(時々海外のものも)が販売されていますが、ロンドンから離れると、その土地の名物や名産品、とれたての季節の野菜が多く流通しています。スーパーマーケットも便利ですが、ローカル感満載のお気に入りの一品を探しに出かけてみてはいかがでしょうか。
2.パブでローカルビール&フードを堪能
手軽に楽しめるイギリス文化の一つに、ブリティッシュパブがあります。イギリスには膨大な種類のビールがあり、パブごとに品揃えも異なります。サイダーと呼ばれるフルーツのお酒や、ワイン、カクテル、ウイスキーなど種類は豊富で、一生かかっても全種類制覇することは難しいでしょう。
ロンドンにもパブはありますが、小さな街や田舎街のパブは観光地化されておらず、そこに集う地元の方々はとても陽気で、フレンドリーです。料理についても、フィッシュ&チップスだけでなく、その土地独自のメニューがあり、知らなかったブリティッシュフードに出会えるかもしれません。
また、パブを訪れることをお勧めするのにはもうひとつ理由があります。ロンドン観光に関しては無限に情報がありますが、首都や大きな街を少し離れると、途端にガイドブックのページは薄くなり、どこに行ったらわからないということは、どこの国でもあることです。
そんな時、ブリティッシュパブに行くと、ほろ酔い状態のフレンドリーな地元の方々が話しかけてきてくださることがしばしばあり、街の見どころや、オススメのレストラン、近場の絶景ポイントを教えてくれます。お酒を飲む以外の目的でも、ぜひ訪れていただきたいです。
3.ハイキング
街を散歩していると、「Public Footpath」という看板が立っているのを見かけると思います。この看板を見かけたらぜひ寄り道してみてください。散歩にぴったりな川沿いの道だったり、牧場の中だったり、山に続く道だったり、人が一人ギリギリ通れるぐらいの細道だったり、妖精が出てきそうな森だったり。街なかとは全く違った景色を楽しむことができるでしょう。
羊や牛の糞が隠れていたり、突然ぬかるみが現れたりすることもしばしばありますので、歩きやすい靴で、足元には十分気をつけて試してみてください。
4.教会巡り
観光地の教会はカメラを持った観光客が散見されがちですが、郊外や田舎の教会は静かで神聖な雰囲気が漂います。内部の見学は歓迎されることが多く、教会によってはミサへの参加も可能な場合があります。お祈りをされている方の邪魔にならないよう、必ずマナーを守ってください。
5.民泊でプチホームステイ気分
イギリスには、家主が家にいて部屋を貸してくれるタイプの宿がたくさんあり、Airbnbにリスティングされています。築何十年・何百年のレトロな家にアンティークの家具、現役の暖炉があるような家もあります。また、ホテルとは違い、家の人が実際に使用しているキッチンやバスルームを共同で使わせてもらうことができる(家によって利用できる設備は異なります)ため、プチホームステイを体験できます。豪華なホテルに泊まるだけでは得られないような、人間味のある思い出ができるでしょう。
- 出典:www.airbnb.jp※公式サイトのスクリーンショット
この記事を書いたトラベルライターから一言
有名観光地がとても素敵で楽しい思い出ができたら、もちろん嬉しいことですが、聞いたこともなかった街に行ってみて、想像もしなかった絶景に出会えたり新たな発見があったりしたら、より思い出深い旅行になると思いませんか?イギリスは英語が通じますし、親切な人も多いので、思い切って挑戦してみるのにぴったりの国だと思います。ぜひ!(yosiasu)