リゾート以外のモルディブも楽しみたい方におすすめの観光地が、モルディブの首都「マレ」。マレのおすすめ観光スポットやアクセス方法をご紹介します。
この記事の目次表示
マレ観光の豆知識
おすすめスポットをご紹介する前に、まずは筆者がガイドから教わったモルディブ情報の中で、マレ観光がより面白くなる豆知識をいくつか簡単に紹介しましょう。
- モルディブは独立してから52年(2017年現在)。独立後、イスラム教に。
- 独立後、観光業が盛んになる。
- マレは外周約5キロ、人口約10万人、人口密度世界1位。
- モルディブの人口のうち1/3がマレに住んでいる。
- 狭い土地のなかに住んでいるので、悪いことをすると住み辛くなる。そのため治安が良い。
- 休日は金曜日と土曜日(観光系は除く)。
- ほぼ100%の住民がイスラム教なので、お祈りの時間はお店が閉まる。
独立前は漁業がメインだったのが、独立後、今より約30年前からリゾート業が軌道に乗り始めたそうです。
ちなみにモルディブの島は約1,000あるうち、有人の島は約200とまだまだ無人島が多く、現在もリゾート開発は続いています。今後どのようなリゾートが誕生するのか気になってしまいますね。
マレへは水上バスで
マレ空港は首都マレの近くではあるものの、別の島に位置しています。そのため、首都マレへは水上ボートで向かいます。
水上ボートは観光客のみだけではなく、現地の人の日常生活でも利用されています。席などは特に指定はなく自由に座ってOKです。
観光客は片道1人1ドルになるので、チケットを購入して乗りましょう。
マレが近づいてきました。さすが人口密度世界1位の都市!遠くからもビルがぎゅっと集まっているのが分かります。
水上ボートの乗船時間は約10分。あっという間にマレに到着します。
大統領の住んでいた家も街中に普通に建っています!
モルディブが治安の良い国だというのは、政府関係の護衛の少なさなどを見ているとわかります。こちらは政府が所有しているボート。警衛等もなく、一般の船と同じ船着き場に停められています。
こちらはかつての大統領が暮らした大統領官邸(ムーレ・アージェ)。現在は使われていないそうですが、家の目の前にも一般道路が通っています。
軍事系の建物近辺だけは警備もしっかりしており、写真もNGなのでその点は注意が必要です。
人口密度世界一位というだけあって、どこを歩いても多くの人が歩いています。バイクも多く走っているので、撮影時は安全に気をつけて下さいね。
- 大統領官邸(ムーレ・アージェ)
- モルディブ / 建造物
- 住所:Medhuziyaarai Magu, Male, モルディブ地図で見る
マレで有名なモスクを観光しよう
マレ観光に外せないのはモスク(寺院)です。
まず足を運んでもらいたいのは、マレで一番古いモスクであるフクル・ミスキー。
こちらの建物は全て白珊瑚で作られており、ここにしかない貴重な建造物になっています。綺麗な彫刻が施されており、じっくりと見る価値のある建物です。
マレで一番大きいモスク・イスラミック・センターも欠かせない観光スポットです。筆者が訪れた際は非イスラム教徒の内部見学は出来ませんでしたが、見学が可能な時間帯もあるそうです。
- イスラミック・センター
- モルディブ / 社寺・教会
- 住所:Orchid Magu, Malé, モルディブ地図で見る
- Web:http://islamicaffairs.gov.mv/
モルディブカレーは食べておこう!
モルディブカレーは使っているパウダーがモルディブ独自のもので、他国のカレーの味とは異なります。リゾートでは食べられない場合もあるので、マレ観光時に食べておきたい一品です。
モルディブではカレーが主食なため、住民の人たちが日常的に利用している安いお店から観光客向けのそれなりのお値段で美味しさにこだわったお店まで、数多くあります。
どのお店がお勧めなのかは、リゾートのレセプションスタッフやガイドスタッフに事前に尋ねておくのがお勧めです!筆者は「ロイヤル・ガーデン・カフェ」というお店を利用しました。
モルディブカレーは後からツンとくる辛さで、暑い気候に合った味になっています。辛いのが苦手な人は、一度にたくさん食べない方が良いかもしれないですね。
- ロイヤル・ガーデン・カフェ
- モルディブ / アジア料理 / カレー
- 住所:H, Esjehi Gallery, Medhuziyaarai Magu, Male地図で見る
おわりに
リゾートで過ごす時間とは異なるマレ観光。小さい島なので、所要時間は半日も掛かりません。
モルディブに行く際は、ぜひ、マレ観光もプランに入れてみて下さいね!