写真：トラベルライター青い海に浮かぶ水上コテージで有名なモルディブ、新婚旅行の行き先としても大変人気のある国です。空港でこの国に着いたらすぐにでもリゾートに向かいたいところですが、ちょっと待って！首都マレにもリゾートでは撮れない写真映えするスポットや、立ち寄りたい見どころはたくさんあります。地元の方の生活や文化に触れながら、写真や旅の記録を残してみませんか？
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1.マグロやカツオが大漁！の活気ある魚市場（Mas Maarukeytu）
モルディブはなんと一人当たりの年間マグロ消費量世界一。市場には当然大漁のマグロが売られており、その活気は夕方まで続きます。
写真：トラベルライター市場のマグロ
マグロはモルディブでポピュラーな食べ物、カレーの具として煮込まれていることが多く、町中でもマグロカレーを味わえる場所が多くあります。モルディブの人々の生活にはマグロが自然に馴染んでいることが街中で感じられます。
地元の方の華麗な解体ショーにも注目！
殊マグロに関しては日本人が一番扱いに慣れていると思っていましたが、消費量世界一だけあり、手際良く捌く様子には、見とれてしまいます。
- 写真：トラベルライターマグロをさばく人
2.モルディブの海や空を写したような数々の建築
歴史的な建造物、宗教建築、国家機関など多くの建築に、この地の自然や文化が反映されていることがよくわかります。特に印象的な3つの建築をご紹介します。
珊瑚礁で出来たイスラム教寺院「フクル・ミスキー」（Hukuru Miskiiy）
モルディブはかつてスリランカから仏教が伝わり、仏教国家であったと言われています。しかし12世紀にイスラム教が伝播し、以来今日まで、大多数の国民がイスラム教を信仰しています。その際に仏教寺院は取り壊され、町中にはイスラム教寺院が立てられたそうです。
モルディブで一番最初に作られたイスラム教寺院がフクル・ミスキー。珊瑚礁と木で出来たイスラム教寺院で、大理石にはない、美しいくすんだ白い色あいの壁で出来ています。
建物外壁の彫刻に注目！
この寺院はイスラム教徒以外、入ることが難しく、特に礼拝時は、女性が肌を出した状態で訪れると敷地内に入ることも断られる可能性があります。しかしこの寺院はとにかく外壁の彫刻が細かく、見入ってしまうほど美しいです。中に入れなくても、ぜひ建物の周りを一周してその細やかな装飾を楽しんで下さい。
- 写真：トラベルライターフクル・ミスキー
アラビックな装飾が施された「国民議会」（People's Majlis）
これが国会？！と思うほどコンパクトな正面。外壁のデザインもとてもシンプルですが、金色に見える彫刻のパイピングがアラビックな印象を醸しています。日本とは違い警備員もいないため、外からの撮影が可能です。
- 写真：トラベルライター国民議会
モルディブ最大のモスク「グランド フライデー モスク」（Grand Friday Mosque）
Grand Friday Mosqueという名のモスクはモルディブ最大のモスクで、金色のドームが象徴的な建築です。外壁の白が空の色との美しいコントラストを作り出します。
- 写真：トラベルライターGrand Friday Mosque
- グランド フライデー モスク
- モルディブ / 社寺・教会
- 住所：Ibrahimee Magu, Corner of Medhuziyaarai Magu, Male地図で見る
3.空港でまず目につくモルディブの言葉、ディベヒ語
記録として残しておきたくなるディベヒ語は、非常に特徴のある文字で、思わず写真を撮りたくなってしまいます。見ているとさざ波や魚のように見え、モルディブの豊かな自然を読み取れるようです。
- 写真：トラベルライター入国して初めて見られる、ディベヒ語の看板
- 写真：トラベルライターモルディブの外務省看板
4.ワクワク感を更に盛り上げる水上飛行機
モルディブは無数の島々が集まった国。唯一の国際空港であるマレ国際空港についてからそれぞれのリゾートに向かう交通機関には、ボートか水上飛行機の二択があります。たいていホテルによって指定されており、距離が遠くなると水上飛行機に当たる可能性が高くなるようです。ただただ透き通った海もいいのですが、水上飛行機が浮かぶ海もフォトジェニックです。
- 写真：トラベルライター待合ラウンジの中から見た水上飛行機
めったに見られるものではないので、乗り物好きには強くおすすめします。プロペラ機のため、近くで撮影していると飛ばされそうな程の強風が吹くので、それに立ち向かう自分の写真をとるのも面白いかもしれません。くれぐれにも怪我には気をつけて！
水上飛行機から見る海、島
やっぱり最後は海。水上飛行機は通常の飛行機より低空を飛行するため、海の色、島、そこに立ち並ぶ建物もくっきり綺麗に見えます。 真っ青な海はもちろん、空もきれい。水上飛行機からだと、機体についた着水用のボードも写真内に収まり、距離感が伝わりやすくユニークな写真がとれます。
- 写真：トラベルライター水上飛行機から見た環礁
それぞれが役割を持つ小さな島にも注目！
モルディブは小さな島の集合体であるため、どんなに小さな島も、有効に活用しなくては生活ができません。その為一つ一つの島に、ごみ収集の島、牢獄の島、など役割が与えられていることが多くあります。上空からそれぞれの島の役割を予想しながら見るのも楽しいですよ。私はごみ収集の島と思しき島を見つけました。
- 写真：トラベルライターゴミ収集島と思しき島
