高級カジノやF1世界選手権のレースで有名なモナコは、南フランスの人気観光地「ニース」からバスで約40分!ニース観光と合わせて、地中海の美しく小さな国モナコも歩いてみませんか?今回は時間のない人向けに、半日あれば周れる観光モデルプランをご紹介します。
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モナコとは?
正式名称は「モナコ公国」で、フランスの海岸線コートダジュールに位置し、その美しさから地中海の宝石とも呼ばれています。立憲君主制の独立国で、国連に加盟する国の中では一番小さい国です。面積は約2k㎡で、東京ディズニーリゾートとほぼ同じ大きさです。
高級リゾートのイメージが定着しているモナコですが、もちろん、どんな旅行者でも気軽に街歩きを楽しむことができます。
観光に関しては、小さい国とはいえ坂道が多く、見所も散らばっているので、バスや街中にあるエレベーターを利用して効率よく周る必要があります。今回は実際に筆者が周ったルートをご紹介しますので、参考にしてみて下さいね。
ニースからのアクセス
ニースからモナコへのアクセスは、ニースの港にある「ル・ポール(Le Port)」というバス停から100番のバスに乗車します。モナコまでのバス運賃は片道1.5€(約180円)という安さです。バスの切符は、車内で購入することができます。
バスに乗車後、ニースからモナコまでの道は海岸線を走って行くので、とにかく絶景が続きます。ぜひ右側に座って下さいね。
約40分でモナコに入ったら、バスはモナコ国内にあるいくつかの停留所にストップします。まずはヴィル地区(大公宮殿)に近いバス停で降りましょう。地図アプリを開き、現在地を確認しながら降車ポイントを探すのがオススメです。
①まずはモナコの絶景スポットへ
バスを降りたら、丘の上にあるヴィル地区の「大公宮殿」を目指します。ヴィル地区に続く坂道を登り終えると大公宮殿の脇が展望台になっており、ここでまさにモナコを代表する絶景を堪能することができます。
展望台からは、煌びやかなビルがそびえ立つモナコの街と港を一望することができます。手前に広がるオレンジ屋根の家々も可愛いです。
- 展望台(大公宮殿脇)
- モナコ / 展望・景観
- 住所:Le Palais des Princes de Monaco地図で見る
②モナコ大公宮殿を見学
展望台のすぐそばにあるルネッサンス様式の建物がモナコ大公宮殿で、ここでモナコ大公が暮らしています。
春から秋にかけての期間限定で一般公開されており、豪華な装飾で飾られた部屋の数々を見学することができます。また、毎日11:55から宮殿前で行われる衛兵交替も見所です。
- モナコ大公宮殿
- モナコ / 建造物 / 城・宮殿
- 住所:Place du Palais 98000 Monaco地図で見る
- Web:http://palais.mc/
③旧市街のヴァル地区を散策
大公宮殿の前は、ヴィル地区と呼ばれる中世から続く旧市街となっています。旧市街は「ここもモナコなの?」と思ってしまうほど、新市街とは全く違った雰囲気です。
優しい色合いの可愛い建物が並び、路地は迷路のように入り組んでいます。レトロな飲食店や商店があり、カフェでは地元の人がくつろいでいたりします。旧市街を散策することで、庶民的なモナコの一面を垣間見ることができます。
- モナコ旧市街(ヴィル地区)
- モナコ / 町・ストリート
- 住所:Monaco-Ville, Monaco地図で見る