長距離フライトや深夜便の場合、飛行機移動を快適に、そして気持ちよく入眠するために、お風呂に入って寝る体制を整えてから飛び立ちたい、と思ったことはありませんか?成田空港で上級会員でなくともシャワーが浴びられる場所をご紹介します。
この記事の目次表示
飛行機移動を快適に過ごすには?
国際線の長距離フライトや深夜便であれば、フライト中に就寝される方がほとんどだと思います。気圧や慣れない座席でなかなか安眠することは難しい人も多いはず。また、夏であれば空港に移動するまでの間に汗びっしゃりで服も変えたい、帰国して国内線に乗り継ぐ前にさっぱりしてから飛行機に乗りたいはず。そんなフライトで直面する不快感や難しさを取り除き、少しでも快適に過ごすために空港でシャワーを浴びてみてはどうでしょうか。
シャワーはどこで浴びられる?
上級会員などであれば各アライアンスのラウンジに入ることができます。国や地域にもよりますが、成田空港のラウンジにはシャワーがあり、ラウンジ利用者は使用することができます。しかし、上級会員でもなく、エコノミークラスの乗客はどうしたらいいでしょうか。
成田空港のターミナル1には保安検査前にシャワールーム、保安検査後にリフレッシュルームがありターミナル2には保安検査後にリフレッシュルームがあります。今回は筆者が利用したターミナル1(T1)の保安検査後のリフレッシュルームについて紹介します。
ターミナル1保安検査後のリフレッシュルームって?
- 出典:www.narita-airport.jp成田空港内マップ
リフレッシュルームは北ウイングと南ウイングのちょうど中間、一風堂やマクドナルドの並びにあります。受付で支払いとフライト時間(フライトナンバー)を記入する必要がありますので、チケット手元に準備しておきましょう。
利用時間と料金
シャワールームと仮眠室があり、日本国内在住の方はあまり使わないかもしれませんが、成田空港乗り継ぎで第三国へ出国する方は仮眠室も利用できます。シャワールームは7:00~22:00(最終受付は21時)で利用可能で、料金は最初の30分は1,050円で、以降15分毎に530円かかります。
※保安検査前(T1のみ)にあるシャワールームは利用時間が異なります。(2024年9月現在)
備品とアメニティ
タオル類の貸出し及びアメニティ等の提供は利用料金に含まれています。浴槽はなく、個室のシャワーブースに洗面台がついており、フェイスタオル、バスタオル、バスマット、ボディーソープ、シャンプー、ハンガー、脱衣かご、ヘアドライヤーが各部屋に置かれています。
保安検査後なので液体物の持ち込みに制限があります。こだわりがあるようでしたら1回使い切りのシャンプー類を持参するのもいいと思います。シャワーでさっぱりしてぽかぽかになったからだは、もう寝る体制に入っているはず。
注意点(ターミナル1以外の利用者)
残念ながらターミナル2の保安検査前やターミナル3にはシャワールームがありません。空港泊をする方や深夜高速バス等で移動された方、乗り継ぎまでの間にシャワーを浴びたい方はターミナル1に行くしかありません。その際は移動時間なども考慮に入れながら、時間調整をする必要があります。乗り遅れないように注意してください。