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ヒマラヤトレッキングの魅力
絶景に出会える
今回ご紹介したプーンヒルまでのトレッキングは、ヒマラヤトレッキングにしてはショートコースですが、プーンヒルから眺めるヒマラヤ山脈も素晴らしいです。8,000m級の山には登れないけど、世界の屋根のヒマラヤ山脈を真近に感じられ、その壮大さに圧倒されます。
ちなみにプーンヒルも山の名称ですが、ネパールの地元の人は3,000m級の山はヒル(丘)と呼びます。マウンテン(山)と呼ばれるのは6,000m級からというから、スケールの大きさの違いが分かりますよね。
ちなみに春の時期には、シャクナゲの花が咲き乱れます。
山を何度も超えるコースなので、景色はその場所によって変わっていきます。ヒマラヤ山脈、渓谷、森の中、シャクナゲの道、雪の道、段々畑などなどと、様々に変わる景色に飽きずに歩き続けることが出来ます。
現地の人々の温かさに触れる
トレッキング中に出会った、山の中の小さな集落の子供達が可愛かったです。こんな小さな子供達も「ナマステー」と挨拶してくれます。
こちらは山道ですれ違った、おじいちゃんとお孫さん。お孫さんがあまりにも可愛くて、写真を撮らせていただきました。みなさん山ですれ違う時は「ナマステー」と旅行者に敬意を払ってくれます。
最後に
何かと不便ではないかとか、不衛生なのではないか?と思っていたネパールでのヒマラヤトレッキングでしたが、あまりのハード面の利便さに逆カルチャーショックになったくらいの快適な4日間のトレッキングでした。
ですがこれはあくまでも3泊4日のショートトレックで、標高3,000mほどの場所までです。もっと長いコースや標高が高く不便な場所になると、宿泊施設ももっと簡易なものになってくると思います。
ネパールは発展途上の国ですが、人々は素朴で親切で優しくて、みんないい笑顔をしていました。そして、神々しい山々に囲まれたその場所は、質素で素朴で足りないものだらけで、不便な事だらけですが、それでも十分で幸せなんだろうなと、感じさせてくれる場所です。そんな素晴らしい場所に、少しでも多くの人に行ってもらいたいと思います。