ネパールの世界遺産!釈迦誕生の地「ルンビニ」で仏教寺院を観光

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   2018年4月17日更新

ネパール南部のルンビニはお釈迦様の出生地として知られており、仏教の八大聖地のひとつとして世界中から巡礼者が訪れています。1997年には世界遺産にも登録され、広大な敷地の中には釈迦誕生にまつわるエリアのほか、世界各国の仏教寺院が建ち並んでいます。お釈迦様は私たち日本人にも馴染みのある存在なので、ここで仏教の原点に触れてみるのも面白いかもしれません。今回はそんな仏教の聖地「ルンビニ」をご紹介します。

ネパール南部の仏教の聖地「ルンビニ」とは

ルンビニはネパールの南部、カトマンズから約250km西にある小さな村です。ネパールにある4つの世界遺産のうちのひとつがルンビニであり、釈迦誕生の地ということから仏教の聖地として世界中から巡礼者や観光客が訪れています。

村には宿泊施設や食堂など旅行者にとって必要なものがありますが、人々の暮らしぶりには貧困感が漂っており、周囲は田んぼばかりの何もない場所です。ただそんな雰囲気が都会とは違うネパールの素顔を映し出しており、ルンビニにしかない面白い表情が見れるかもしれません。

位置的にはインドの国境から約10kmほどしか離れておらず、気候はカトマンズやポカラなどの主要都市に比べて気温が高いのが特徴です。

観光の見どころが詰まった「ルンビニガーデン」

聖地ルンビニは釈迦誕生にまつわるもののほか、広範囲に渡ってアジア・ヨーロッパ各国の仏教寺院が多数並んでいます。そのエリアを「ルンビニガーデン」と呼びますが、ルンビニ観光の見どころはここにすべて集まっているといっていいでしょう。

釈迦が誕生し悟りを開いた「聖園」

ルンビニガーデンのメインとなるのは「聖園」と呼ばれるエリアです。入場するにはまず聖園入口の手前でチケットを買います。入場料は200ルピー(約210円)で、撮影をするには別料金が必要です。

敷地内は土足厳禁なので、近くに用意されている棚に履き物を置いて入場します。暑い時期には日光に照らされたコンクリートの地面が焼けつくので、靴下を持参するといいかもしれません。履物を置いてチケットを見せたら、荷物検査を済ませてようやく中へと入ります。

聖園内には釈迦の顔が描かれているマヤデビ寺院がそびえ立ち、釈迦誕生後に産湯に使われたとされるプスカリニ池があります。池といっても四角いプールのようになっていて、人々はその周囲に座り水面を見つめるなど、どこか穏やかな空気が流れています。

プスカリニ池の近くには大きな菩提樹があり、釈迦はこの木の下で悟りを開いたと伝えられています。付近では人々が木陰で瞑想するなど、それぞれの静かな時間を過ごしています。

マヤ・デビ・テンプル

ネパール / 社寺・教会

 

住所:マヤ・デビ・テンプル

釈迦出生直後のメッセージ

釈迦は母である摩耶夫人の右脇から生まれ、誕生直後に7歩き、右手で天を左手で地を指差し「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」と言ったそうです。これは「誰もがみんな尊い存在」という意味らしく、ルンビニにはそれを表す像が建てられています。

像の背が小さいのは釈迦が赤ん坊だからということになりますが、出生直後にしては実に風格のある姿であり、子供とは思えない深いひと言です。どこまで実話なのかは別として、なかなかステキなメッセージではないでしょうか。

世界各国の仏教寺院

聖園を出るとその先には世界各国の仏教寺院が並んでおり、日本のお寺である「日本山妙法寺」は一番奥にそびえています。真っ白な丸い建物が特徴的で、実際に日本にあるお寺とは少しデザインが違います。

ですが日本語で書かれた文字を見るだけでも、ちょっとホッとするかもしれません。ここは参拝に立ち寄るのはもちろんのこと、お寺の生活に合わせるのならば宿泊もできるそうです。それはつまりお寺の修行体験ができるということで、ルンビニだからこそ味わえる貴重な旅の時間となりそうです。

日本山妙法寺

ネパール / 社寺・教会

 

住所:World Peace Pagoda, Lumbini

寺院を巡りの移動手段はリキシャがおすすめ

敷地内はとても広いため、すべてを徒歩で回るのは時間的にも体力的にも厳しいです。いくつかのポイントを絞って訪問するのもいいですが、どちらにしても楽ではありません。そのため移動はリキシャという乗り物を利用するのがおすすめです。

短い区間だけを利用するか、チャーターしてすべてを巡るかはそれぞれのプランによりますが、最初は外国人価格の高い金額を提示されるので、利用の際は必ず値切り交渉をしてください。

ちなみに筆者が訪問した際は、行きは聖園から日本山妙法寺まで歩きました。90分ほどでたどり着きましたが、炎天下で日陰も少なく売店はかなり先までありませんでした。その上周辺は5日間の停電だったため、飲み物は買えても冷えたドリンクは手に入らず、予想外に過酷な道のりとなってしまいました。

帰りは途中からリキシャに乗りましたが、最初は500円ほどの高い金額を提示され、そこから100円くらいになるまで交渉してから乗りました。どのくらいが相場かはわかりませんが、行き先や時間によって、自分が払っても良いと思う金額で交渉してみてはいかがでしょうか。

ルンビニガーデン

ネパール / 観光名所

 

住所:Lumbini Garden,Nepal

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※この記事は2016年8月19日の取材に基づき公開した情報です。
 記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。
トラベルライター
トラベルフォトグラファー

カメラを片手に一人旅をしています。
行ったことのある場所を再び訪れても、旅にはふたつとして同じ経験はなく、世界はミラクルの連続です。感動からハプニングまで、様々な出会いの中にたくさんの面白さがあり、出発してから帰るまですべての場所が目的地ですね。それらを旅好きな仲間達と共有していけたらと思っています。みなさんの旅がHappyでありますように。

http://makimomo.com

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