滋賀県彦根市にある「エスタシオン彦根」は、彦根観光にも便利なビジネスホテルです。駅前にあるので、飲食店やスーパー、コンビニも近いです。設備はシンプルですが、彦根城が見える和室もあり、快適に過ごすための工夫もされています。
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彦根駅前にある「ホテルエスタシオン彦根」
ホテルエスタシオン彦根は、彦根市のJR・近江鉄道「彦根」駅前にあるビジネスホテルです。商業施設や市役所が立地する西口に建ち、駅から徒歩約2分という便利さが魅力です。
ビジネスホテルのため、客室はシングルが中心ですが、2名以上で利用できるダブル、ツイン、和室も備えています。1室のみの和室からは、彦根城や琵琶湖が眺められますし、レンタサイクルもあるので、観光での利用も可能です。
周辺には飲食店も多く、食事を取るのにも困りません。彦根城や玄宮園、夢京橋キャッスルロードといった市内の人気観光スポットも徒歩圏なので、効率よく散策できます。
館内で過ごそう
チェックインをしたら、館内で過ごしましょう。シティホテルやリゾートホテルと違い、大きなロビーなどはありませんが、館内でも快適に過ごせるよう工夫されています。
館内施設・設備
1階にフロントがあります。こちらでは、ソフトジェラートや海外ビール、国内クラフトビールを販売しており、フロント前のテラス席で味わうことができます。もちろん、客室でいただくことも可能です。
2階には、コミックコーナーが設けられています。人気のタイトルから少女コミックなどが取り揃えられており、蔵書も少しずつ増えているようです。
また、仕事や旅の疲れを癒せるマッサージチェアが、5階~7階に設置されており、無料で使用できます。飲み物の自動販売機は、2階に設置されています。
その他、コピー・FAX、コインランドリー、レンタサイクルなどの便利な設備、サービスがあります。詳しくは、ホテル公式サイトや館内の案内をご覧ください。
彦根城が見える和室も!多様な客室
ビジネスホテルながら、さまざまな客室が用意されています。シングル、ダブルのほか、ツイン、デラックス、そして1室限定の和室まであります。
筆者は、和室を選択しました。こちらはホテル最上階にあり、彦根市街や彦根城、琵琶湖が眺められるのが特徴となっています。最大4名まで宿泊でき、料金は2名利用時で14,300円(税込)となっています。
客室にはベッドが2台設置されています。ベッドの間隔が狭いですが、テレビを見たり、くつろいだりする際は、畳の部分を利用するので、問題ないでしょう。3名以上の場合は、畳の部分に布団を敷くことになります。
こちらが畳の間です。こじんまりとしていますが、大きな窓があるためか、窮屈さは感じません。大人2名ぐらいの宿泊なら、快適に過ごせるでしょう。
和室からの眺めです。眼下に彦根の町並みが広がります。少し離れた正面には、彦根城の天守も見えています。さらに奥には、琵琶湖も少しだけ眺められます。部屋の眺望が良く、旅行気分が感じられるのがうれしいですね。
夜間の眺望です。市街の夜景が見えています。彦根城もライトアップにより浮かび上がっており、昼間とは違った雰囲気が楽しめます。こちらは、夜21時ま頃まで点灯しているようですので、夕食後などに眺めてみてください。
次に、室内の設備です。こちらの客室は、浴室とトイレが独立しています。自宅のお風呂と同じように使えるのが良いですね。和室を含めた全室に、水流を変えられるシャワーヘッドが付いており、疲れを癒せそうです。
なお、浴室とトイレがセパレートとなっている客室は、こちらの和室のほかに、ツインやデラックスの一部タイプにもあるそうです。
テレビは、全室40インチのものが設置されています。このようなホテルとしては大型なので、見やすくてよいですね。Wi-Fiも全室で使えるようになっており、接続も良好でした。
近隣の飲食店で夕食を楽しもう
客室でくつろいだら、夕食を食べに出かけましょう。こちらのホテルは、駅前にあるので、食事を取るのにも困りません。近隣には、和食、中華料理、居酒屋などの飲食店が点在しているほか、大型商業施設も立地しています。
滋賀の名物も味わえる「八千代 駅前店」
筆者は、その中から和食店の「八千代 駅前店」を選びました。こちらは彦根駅西口すぐにあり、麺類や丼物、一品料理などがいただけます。古くから営業されており、お手頃価格のランチもあるので、地元民にも利用されているようです。
どこの店にもあるような料理をいただくのも良いですが、せっかくですから地元の名物や郷土料理をいただいてみてはいかがでしょうか。
写真は、滋賀のブランド肉「近江牛」を使用した肉うどん(1,700円)です。うどんとしては、少々お高いですが、ブランド肉として人気の高い近江牛がたっぷりと乗っています。お肉は柔らかく、肉の旨味と出汁が合わさり、美味しくいただけました。
こちらは、煮込んだ牛すじ肉を使用した「ひこねうどん」(1,300円)です。しっかりと煮込まれた牛すじ肉は柔らかく、食べやすいものです。すじ肉がたっぷりと入っているので、満足感も得られるでしょう。
その他、近江牛のすき焼鍋御膳(2,800円)や、滋賀の名物の鮒ずし、赤こんにゃくなども提供できるようです。地酒もありますので、一緒に味わってみるのも良いでしょう。
朝食はセルフスタイルで
さて、翌朝は、ホテル内で朝食をいただきましょう。まず2階のフロントへ行き、客室番号を伝えて下さい。その横の飲食スペースで、軽朝食が提供されています。料金は700円で、朝食付きプランを選択していない方も、チェックイン時に支払うことで、朝食がいただけます。
パン、スープ、サラダ、ヨーグルト、コーヒーなどが用意されており、セルフ形式でいただけます。バイキングのような豊富な品数ではありませんが、短時間で食べて、早く観光に出かけたいという方には良いのではないでしょうか。パンは焼き立てのものが数種類提供されており、美味しくいただけました。