シドニー
シドニー観光
シティもビーチも楽しめる南半球最大の都市

【シドニー】マンリー・ビーチまでの絶景トレッキング

取材・写真・文:

オーストラリア在住
訪問エリア:28ヶ国

2018年10月2日更新

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【4】Grotto Point Lighthouse(グロットー・ポイント・ライトハウス)

  • 写真:Mayumi Iwasaki

キャッスル・ロック・ビーチを後にしたら、このトレイルの最大のポイントであるGrotto Point Lighthouse(グロットー・ポイント・ライトハウス)に向かいましょう。一旦コースを外れて木や枝が鬱蒼と茂る道無き道を半信半疑で進み、岬の先端に進むと白い灯台が見えて来ます。

  • 写真:Mayumi Iwasaki

灯台の脇の茂みをくぐるとこの絶景です。断崖絶壁でちょっと足を踏み外すと海に真っ逆さまという場所ですが、目の前には全く遮るものがないパノラミック・ビューが広がっています。波の音を聞きながら行き交う船や飛行機、シー・プレインなどを眺めているだけで、何時間でも居られそうです。

グロットー・ポイント・ライトハウス
シドニー / 建造物
住所:Grotto Point Lighthouse, Lighthouse Track, Balgowlah Heights NSW 2093地図で見る

【5】Dobroyd Head Lookout(ドブロイド・ヘッド・ルックアウト)

  • 写真:Mayumi Iwasaki
  • 写真:Mayumi Iwasaki

ここまで来ると暑さもピークになって来るはずなので、グロットー・ポイント・ライトハウスを後ろ髪引かれる思いで後にして次はビーチに向かいましょう。途中には「Aboriginal Stone Art(アボリジナル・ストーン・アート)」という、昔ここで暮らしていたアボリジナルの人々の彫刻があり、カンガルーやクジラ、魚などのエッチングが砂岩に掘られているのを見ることができます。

アボリジナル・ストーン・アート
シドニー / その他スポット
住所:Aboriginal Stone Art, Grotto Point Track, Clontarf NSW 2093, Australia地図で見る
  • 写真:Mayumi Iwasaki

高台のDobroyd Head Lookout(ドブロイド・ヘッド・ルックアウト)に到着するとManly Wharf(マンリー・ワーフ)やフェリーが行き交う様子も確認できます。こうやって見るとシドニーがいかに入り組んだ独特の形状をした海岸線を持っているかがわかりますね。

  • 写真:Mayumi Iwasaki
ドブロイド・ヘッド・ルックアウト
シドニー / 展望・景観
住所:Dobroyd Head Lookout, Balgowlah Heights NSW 2093地図で見る

【6】Reef Beach(リーフ・ビーチ)

  • 写真:Mayumi Iwasaki

ドブロイド・ヘッド・ルックアウトを過ぎたあとからコースは緩やかな下り坂になり、坂道を下って行くと小ぢんまりした隠れ家的なReef Beach(リーフ・ビーチ)に到着します。大きな木が茂っていて木陰も多いので、スナックなどを持参してここで一休みすることをオススメします。海の透明度が高くとてもキレイなので、トレッキングを終えて火照った体を海に入って冷やすと気持ちいいんです。

  • 写真:Mayumi Iwasaki

因みにこのビーチには売店などはありません。駐車場がなくアクセスもあまり良くないので、アイスクリーム屋さんも小さなボートで来るほど。ボートで家族連れやグループが遊びに来て、そのままボートで帰るような優雅な遊び方も見かけます。

  • 写真:Mayumi Iwasaki

トイレや更衣室、シャワーを使いたい場合はもう少し先にあるForty Basket Beach(フォーティ・バスケット・ビーチ)の方がキレイで設備が整っていますが、Reef Beachの方が観光客のいない隠れ家的な穴場ビーチでオススメです。

フォーティ・バスケット・ビーチ
シドニー / ビーチ
住所:Forty Basket Beach, Balgowlah NSW 2093地図で見る
リーフ・ビーチ
シドニー / ビーチ
住所:Reef Beach, Balgowlah Heights NSW 2093地図で見る

いよいよマンリーまでラストスパート!

  • 写真:Mayumi Iwasaki

Reef Beach、Forty Basket Beachを過ぎると森はなく、海を見ながらのビーチ・ウォークが続きます。停泊しているボートや気持ちよさそうにピクニックや読書をしている人達を横目に、住宅街を抜けて舗装されている歩道を歩いて行きます。

  • 写真:Mayumi IwasakiこちらはManlyに近いFairlight Beach
  • 写真:Mayumi IwasakiFairlight Beachにはロックプールもあります
  • 写真:Mayumi Iwasaki

いよいよManly Wharf(マンリー・ワーフ)に到着です。Spit Bridgeから途中で泳いだりお茶をしたり何度か休憩して、約5時間ほどのトレッキングです。

  • 写真:Mayumi Iwasaki

せっかくマンリーまで来たのならマンリー・ビーチまで行って海水浴してもいいですが、取り敢えずは美味しいレストランやカフェが林立するビーチサイドで遅めのランチをして、トレッキングの疲れを癒しましょう。

マンリービーチ
シドニー / ビーチ
住所:N Steyne, Manly, NSW 2095地図で見る
  • 写真:Mayumi Iwasaki

かなりタフなトレイルなので、ランチをしてそのままフェリーでシティに戻ってもいいですね。海風に吹かれてハーバーブリッジやオペラハウスを見ながらフェリーに乗ってシティーに帰るのは最高です。

  • 写真:Mayumi Iwasaki
マンリー・ワーフ
シドニー / フェリーターミナル
住所:Manly Wharf, Belgrave Street and, West Esplanade, Manly NSW 2095地図で見る

最後に

今回ご紹介したのは全部で10kmのコースを歩くかなりキツめのコースですが、所々にコースへの入口があり、バス停や駐車場もあるので、気になるスポットまで行ってトレイルを途中で終了することもできます。シドニーは冬でも日差しが強いので、トレッキングをする際は帽子、お水、サングラス、日焼け止めは絶対に忘れないでください。念のために水着を持って行くことをオススメしますよ!

  • スピット・ブリッジ・トゥ・マンリー・ウォークのルートの詳細は、こちら(英語)も参照ください

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この記事を書いたトラベルライター

シドニー在住 / 建築好きフォトグラファー&ライター
東京生まれ、子供時代をメキシコやイギリスで過ごした後、現在は都市と自然が隣接するマルチカルチュラルな街、オーストラリア・シドニー在住。
元「建築士&インテリアデザイナー」で、現在は「フォトグラファー&ライター」のmayumiです。

旅が大好きで、訪れた国は北米やアジア、ヨーロッパなど合わせて28ヶ国60都市以上。

専門のインテリアや建築、アートなど、デザインインスピレーションを刺激するものを始め、在住者だからこそお伝えできるシドニーのライフスタイル、美味しいもの、素敵なお店やフォトジェニックな風景などをご紹介します。
https://sydneytales.com/

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