この記事の目次表示
【4】Grotto Point Lighthouse(グロットー・ポイント・ライトハウス)
キャッスル・ロック・ビーチを後にしたら、このトレイルの最大のポイントであるGrotto Point Lighthouse(グロットー・ポイント・ライトハウス)に向かいましょう。一旦コースを外れて木や枝が鬱蒼と茂る道無き道を半信半疑で進み、岬の先端に進むと白い灯台が見えて来ます。
灯台の脇の茂みをくぐるとこの絶景です。断崖絶壁でちょっと足を踏み外すと海に真っ逆さまという場所ですが、目の前には全く遮るものがないパノラミック・ビューが広がっています。波の音を聞きながら行き交う船や飛行機、シー・プレインなどを眺めているだけで、何時間でも居られそうです。
- グロットー・ポイント・ライトハウス
- シドニー / 建造物
- 住所:Grotto Point Lighthouse, Lighthouse Track, Balgowlah Heights NSW 2093地図で見る
【5】Dobroyd Head Lookout(ドブロイド・ヘッド・ルックアウト)
ここまで来ると暑さもピークになって来るはずなので、グロットー・ポイント・ライトハウスを後ろ髪引かれる思いで後にして次はビーチに向かいましょう。途中には「Aboriginal Stone Art(アボリジナル・ストーン・アート)」という、昔ここで暮らしていたアボリジナルの人々の彫刻があり、カンガルーやクジラ、魚などのエッチングが砂岩に掘られているのを見ることができます。
- アボリジナル・ストーン・アート
- シドニー / その他スポット
- 住所:Aboriginal Stone Art, Grotto Point Track, Clontarf NSW 2093, Australia地図で見る
高台のDobroyd Head Lookout(ドブロイド・ヘッド・ルックアウト)に到着するとManly Wharf(マンリー・ワーフ)やフェリーが行き交う様子も確認できます。こうやって見るとシドニーがいかに入り組んだ独特の形状をした海岸線を持っているかがわかりますね。
- ドブロイド・ヘッド・ルックアウト
- シドニー / 展望・景観
- 住所:Dobroyd Head Lookout, Balgowlah Heights NSW 2093地図で見る
【6】Reef Beach(リーフ・ビーチ)
ドブロイド・ヘッド・ルックアウトを過ぎたあとからコースは緩やかな下り坂になり、坂道を下って行くと小ぢんまりした隠れ家的なReef Beach(リーフ・ビーチ)に到着します。大きな木が茂っていて木陰も多いので、スナックなどを持参してここで一休みすることをオススメします。海の透明度が高くとてもキレイなので、トレッキングを終えて火照った体を海に入って冷やすと気持ちいいんです。
因みにこのビーチには売店などはありません。駐車場がなくアクセスもあまり良くないので、アイスクリーム屋さんも小さなボートで来るほど。ボートで家族連れやグループが遊びに来て、そのままボートで帰るような優雅な遊び方も見かけます。
トイレや更衣室、シャワーを使いたい場合はもう少し先にあるForty Basket Beach(フォーティ・バスケット・ビーチ)の方がキレイで設備が整っていますが、Reef Beachの方が観光客のいない隠れ家的な穴場ビーチでオススメです。
- フォーティ・バスケット・ビーチ
- シドニー / ビーチ
- 住所:Forty Basket Beach, Balgowlah NSW 2093地図で見る
いよいよマンリーまでラストスパート!
Reef Beach、Forty Basket Beachを過ぎると森はなく、海を見ながらのビーチ・ウォークが続きます。停泊しているボートや気持ちよさそうにピクニックや読書をしている人達を横目に、住宅街を抜けて舗装されている歩道を歩いて行きます。
いよいよManly Wharf(マンリー・ワーフ)に到着です。Spit Bridgeから途中で泳いだりお茶をしたり何度か休憩して、約5時間ほどのトレッキングです。
せっかくマンリーまで来たのならマンリー・ビーチまで行って海水浴してもいいですが、取り敢えずは美味しいレストランやカフェが林立するビーチサイドで遅めのランチをして、トレッキングの疲れを癒しましょう。
かなりタフなトレイルなので、ランチをしてそのままフェリーでシティに戻ってもいいですね。海風に吹かれてハーバーブリッジやオペラハウスを見ながらフェリーに乗ってシティーに帰るのは最高です。
最後に
今回ご紹介したのは全部で10kmのコースを歩くかなりキツめのコースですが、所々にコースへの入口があり、バス停や駐車場もあるので、気になるスポットまで行ってトレイルを途中で終了することもできます。シドニーは冬でも日差しが強いので、トレッキングをする際は帽子、お水、サングラス、日焼け止めは絶対に忘れないでください。念のために水着を持って行くことをオススメしますよ!
- スピット・ブリッジ・トゥ・マンリー・ウォークのルートの詳細は、こちら(英語)も参照ください