【タイ】歴代国王の夏の別荘！豪華バンパイン宮殿を散策

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• 歴代のタイ国王が夏を過ごしたバンパイン宮殿
•    敷地内の様々な国の建築物も必見！
•       タイ様式　プラ・アイサワン・ティッパート
•       中国式宮殿　プラ・ティナン・ウィハット・チャムルン
•       ギリシャ　コリント式宮殿　プラ・ティナン・ワロパット・ピマン
•       ギリシャ　コリント式　テワラート・カンライ門
•       ポルトガル式天文台　ホー・ウィトゥン・タサナー
•    入場時の注意点
•       バンパイン宮殿の入場は服装に注意
•       暑い日は宮殿内にある自動カートが必須！
• バンパイン宮殿に行くならオプショナルツアーがおすすめ
• 最後に

歴代のタイ国王が夏を過ごしたバンパイン宮殿

バンパイン宮殿は1637年に、アユタヤ王朝24代目のプラサート・トォン国王によって建てられた宮殿です。その後は夏の別荘として歴代のタイ国王が過ごしましたが、1767年にビルマ（現ミャンマー）軍に攻撃されアユタヤ王朝が滅びて以来、約80年間放置されていました。

その後チャクリー王朝のラーマ4世・5世が建て直し、現在もタイ国王所有の建物となっています。現在観光もできる宮殿は、敷地内の庭園の美しさに定評があり、ゆっくり見て回るととても癒されるスポットです。

• 写真：46kana

タイを象徴するゾウの植木があり、その可愛さに思わず写真をぱちり！はじめは二度見してしまうほど繊細で美しく造られています。

敷地内の様々な国の建築物も必見！

タイ様式　プラ・アイサワン・ティッパート

• 写真：46kana

こちらがバンパイン宮殿内一の見どころと言われている「プラ・アイサワン・ティッパート」。1876年に、ラーマ4世によって建てられた離宮です。池の上にあるため黄金に包まれた離宮が水面に反射して、その圧倒的な美しさが人々を魅了します。よく見ると、建物の中にはラーマ5世の等身大の像があります。

中国式宮殿　プラ・ティナン・ウィハット・チャムルン

• 写真：46kana

こちらはラーマ5世時代に中国から贈られた中国式の宮殿で、内部も見学することができます。赤と金色の色調が中国を感じさせ、豪華絢爛な内装に魅了されます。色鮮やかな壁や飾り物を見るのも一見の価値あり！ゆっくり見て回りたいスポットです。

• 写真：46kana

ギリシャ　コリント式宮殿　プラ・ティナン・ワロパット・ピマン

• 写真：46kana

こちらは国王が夏に訪れる際、謁見の間として利用したホールです。内部の写真撮影は出来ませんが、中に入ることはできます。入口では中に入るために着用するタイの民族衣装のようなロングスカートを無料で貸してくれます。それを服の上から着用して靴を脱いで入りましょう。中には、タイ王族の暮らしが垣間見れる調度品の数々が飾られています。

ギリシャ　コリント式　テワラート・カンライ門

• 写真：46kana

こちらは上記プラ・ティナン・ワロパット・ピマンにつながる門です。こちらも古代ギリシャのコリント式建築となっており、ギリシャの建物を思わせるような真っ白でネオクラシックな門がとても素敵です！

ポルトガル式天文台　ホー・ウィトゥン・タサナー

• 写真：46kana

この塔はラーマ5世の趣味の一つである天体観察をするために建てられた塔です。こちらは実際に上ることができますが、らせん階段が若干急なため気を付けてお上りください！階段が面倒だな…と感じるかもしれませんが、上からの眺望は敷地内が一望でき、整備が行き届いた庭園や宮殿の眺めがとても素晴らしいです。

• 写真：46kana

こちらは塔の階段を上ったところから写した庭園です。庭園のグリーンがとても綺麗ですね！ぜひ登ってその素晴らしい景色を確かめてください。

入場時の注意点

バンパイン宮殿の入場は服装に注意

入場にはドレスコードがありますのでご注意ください。神聖な場所のため、お肌の露出が多いものは控えましょう。上は半袖はOKですが、ノースリーブはNGです。下は短パンでは注意されますので、スカートであれば膝下、ズボンであれば長ズボンがベストです。サンダルやスリッパもNGです。タイ王族に敬意をはらった恰好が好ましいです。

暑い日は宮殿内にある自動カートが必須！

タイの気候はとても暑いので、広い宮殿をゆっくり回るには自動カートを利用することをおすすめします。料金は400バーツ（日本円で約1,200円）かかりますが、宮殿の広さとタイの気候を考慮すると、よほど体力に自信がある人以外は自動カートをレンタルした方がいいかもしれません。入口から入り、レンタル専用の受付で借りることができます。

バンパイン宮殿に行くならオプショナルツアーがおすすめ

せっかくバンパイン宮殿に行くなら、アユタヤ王朝時代に深くかかわるアユタヤ遺跡とセットで行くことをおすすめします。そこでおすすめなのが、各旅行会社や現地ツアー会社が出しているアユタヤ遺跡とバンパイン宮殿がセットになっているオプショナルツアーです。

旅行前であれば、航空券やツアー申し込みと同時にオプショナルツアーを申し込めますし、タイ到着後であれば現地ツアー会社やネットで申し込みできるVeltraなどは前日の申し込みも可能ですので、ぜひ利用してみてください。快適に移動ができ、効率良く観光を楽しむことができるので、特に暑いバンコクからの日帰り旅行にはおすすめです！

最後に

タイとタイ王族の歴史を感じるバンパイン宮殿。様々な様式の建築物やタイ王族の暮らし、さらにはタイ国民の王族に対する尊敬の念の深さなど、ここバンパイン宮殿だけでも多くのことを知ることができます。せっかくのタイ旅行、ぜひアユタヤ遺跡と一緒にバンパイン宮殿も訪れてみてください！