「大神山神社(おおがみやまじんじゃ)」は鳥取県西伯郡大山町にある神社です。大山の山腹に位置しており、大国主命(おおくにぬしのみこと)を御祭神としています。雪深い大山の懐に位置しているため、冬季の参拝は難しいです。
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大神山神社とは
「大神山神社」は鳥取県西伯郡大山町に位置する神社です。今回紹介する大山山腹にある「奥宮」と麓にある「本社」の2社が存在しており、どちらも大国主命を御祭神としています。
奥宮と本社の関係性
大神山神社はもともとは奥宮だけだったのですが、冬季には雪が深くなって参拝が出来ないということから、麓に「冬の宮」として本社が建造されました。本社から奥社駐車場までの距離は、車で移動して20分くらいです。
大神山神社の魅力
荘厳な参道の雰囲気
大神山神社の魅力の一つは、なんといっても自然石が敷き詰められた参道の雰囲気です。そもそも大山自体、「神の山」と言われているだけあり神妙な空気が漂っていますが、この神社の参道はそれを凌ぐほどの雰囲気で、いかにも神域といった感じです。
かなりの長さがあるうえ、自然石ということで足元も不安定です。さらにほぼ常時上り斜面…道のりは険しいですが、その厳しさもまた一興です。雨上がりの石畳はとても綺麗で、山の神社の美しさを全身で感じることが出来ます。
本殿に到達したときの達成感
先程も述べましたが、本殿に至る道のりは厳しく、そこそこの時間を要します。それだけに本殿に到達したときにはかなりの達成感が得られます。急がず焦らず、休憩しながら自分のペースでゆっくりを歩を進めるのがポイントです。
周辺に数多くある観光スポット
参道から少しそれた所には大山寺が、豪円山ロッジのほうへ上っていくと豪円山のろし台や豪円山スキー場があります。お土産を買える店舗やカフェなども周辺に数多くありますので、1日まるっと観光することも可能です!
- 大山寺
- 鳥取 / 寺 / パワースポット / 紅葉
- 住所:鳥取県西伯郡大山町大山9地図で見る
- 電話:0859-52-2158
- Web:http://daisenji.jp/
大神山神社の境内のようす
一之鳥居
大山寺の参道を上ってくると、正面に大山寺の山門が見えてきます。その左を向いた所にあるのが、大神山神社の一之鳥居です。鳥居の先の神社参道は大山寺を回り込むように大きく右へカーブしており、まるでその先に続く長い道のりを教えてくれているようです。
手水舎
参道を半分以上進んだ所に、手水舎があります。上ってきた疲れを癒やしつつ、参拝に備えて手を清めておきましょう。
神門
本殿直前に現れるのがこの神門です。ここまで上ってくるともうそろそろ本殿かと思ってしまいますが、残念、普通の門です。この門はもともと大山寺の表門で、江戸時代後期の建造物です。
大山寺から大神山神社へ移築された際に、門の向きをそのまま運んだため裏表が逆になっており、「逆さ門」とも呼ばれています。
本殿
神門のあとの長く急な階段を上ると、本殿に到着します。大神山神社奥宮の本殿は日本最大級の権現造りで、重要文化財にも指定されています。山の深いところに堂々と鎮座する本殿の姿はとても迫力があり、圧倒されます。
本殿には飾り気がなく、ただただ静かに鎮座しています。ですがそれがまた美しく、ただここを目指して上ってきたという実感が湧いてきます。せっかく長い参道を上ってきたのですから、ゆっくりと参拝してその場の空気感を楽しみましょう。
アクセス
- 大山寺境内 から 徒歩15分
- 参拝者専用駐車場 から 徒歩20分
- 大山寺バス停 から 徒歩30分
- 大山へは、米子市街地から車で35分・バスで55分
まとめ
大山の山腹に存在しており、至る道のりが険しいので参拝難易度は高いですが、参拝した後の爽快感と達成感は別格です。大山を観光される際はぜひ、荘厳な雰囲気を醸し出す「大神山神社 奥宮」を参拝してみてくださいね!
- 大神山神社奥宮
- 鳥取 / 紅葉 / 神社 / パワースポット / 穴場観光スポット
- 住所:鳥取県西伯郡大山町大山1地図で見る
- 電話:0859(52)2507
- Web:http://www.oogamiyama.or.jp/