世界遺産のセリミエ・モスクや歴史あるバザール、スルタンの複合施設を利用した博物館など見所がたくさんあるトルコ西端の街、エディルネ。エディルネに来たら手に入れたいお土産を現地でリサーチしました。お土産を買えるスポットと併せてご紹介します。
この記事の目次表示
【おすすめ土産その1】香り豊かなフルーツ石鹸
エディルネの有名なお土産といえば、フルーツの形をした石鹸ははずせません。華やかな見た目についつい目を奪われてしまうフルーツ石鹸は、ばら売りされているものや、バスケットに何種類かがまとめて入っているものがあります。
フルーツ石鹸は、花嫁道具を収める箱に入れる芳香剤や防虫剤として発達しましたが、今ではエディルネを代表するお土産になっています。旅行中に荷物と一緒に入れておくと、いい香りがしますよ!ばら売りのものは1つ3TL(約54円)くらい、バスケット入りのものは15TL(約270円)くらいからが相場です。
【おすすめ土産その2】逆さチューリップグッズ
世界遺産のセリミエ・モスクには、設計を手掛けたミマール・スィナンによって意図的に作成されたと思われる逆さチューリップの装飾が見られます。このことから、逆さチューリップはエディルネの街のシンボルになっており、街のいたるところに逆さチューリップのオブジェやデザインが施されたものがあります。
お土産としておすすめなのは、軽くて安いマグネットです。1個3~5TL(約54~90円)くらいで買うことができます。色や形も様々なので、お気に入りのものを見つけてみましょう。
世界遺産のセリミエ・モスクについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
【おすすめ土産その3】アーモンドの風味がクセになるお菓子
ギリシアのカヴァラで発祥したアーモンドを使ったお菓子は、国境を接するエディルネにももたらされました。しっとしとした食感が好きならバーデム・エズメスィ(Badem Ezmesi)が、さくっとしたクッキーのような食感が好きならカヴァラ・クラヴィエスィ(Kavala Kurabiyesi)がおすすです。
たいていは長方形の箱に入れられて販売されており、軽いので持ち帰りやすいのも嬉しいポイントです。箱の大きさにもよりますが、10TL(約180円)くらいからが相場です。
お土産を買える場所は?
エディルネの街の中心はタラトパシャ通りとサラチラル通りが交差するヒュリエット広場です。このあたりは飲食店や銀行、両替商、カフェ、服屋などが多く、街の中で最も賑わっているスポットです。
サラチラル通りに沿って建つアリ・パシャ市場には、約130の土産物屋が軒を連ねており、ここを訪れるだけで買い物はほとんど済んでしまうかもしれません。この市場も、世界遺産のセリミエ・モスクを手掛けたミマール・スィナンによる設計です。
セリミエ・モスクを訪れる際に誰もが通るであろうセリミエ・アラスタ市場も、コンパクトな空間にエディルネのお土産がぎゅっと詰まっているのでおすすめです。エディルネであまりゆっくりする時間がないかたは、セリミエ・モスクの見学ついでにこの市場で買い物を済ませるのがおすすめです。
- セリミエ・アラスタ市場
- トルコ / 市場・朝市
- 住所:Meydan 22020 Edirne Merkez/ Edirne地図で見る
またエディルネの銘菓であるアーモンドのお菓子は、市場でも買うことができますが専門店もあります。ケチェジザーデ(Keçecizade)やアルスランザーデ(Arslanzade)が有名な二大ブランドで、街のいたるところにお店があります。
おわりに
エディルネには、イスタンブールでは見かけないようなお菓子や雑貨がたくさん揃っています。物価も都会のイスタンブールに比べるとやや低めなので、ついつい買いすぎてしまうかも。スカーフやロクムといったトルコならではのお土産ももちろん揃っているので、エディルネ土産とともにぜひチェックしてみてくださいね!
※価格は2019年9月現在(1TL約18円)